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公開番号2024074130
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022185219
出願日2022-11-18
発明の名称車両用外装部品
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 43/20 20180101AFI20240523BHJP(照明)
要約【課題】発光して見える部分の意匠変更を容易に行うことができるとともに、見栄えの向上を図ることができる。
【解決手段】車両用外装部品10は、車両の外方に向かって開口する開口部25を有するハウジング20と、開口部25を覆うとともに車両の外殻を形成するカバー本体30Aと、ハウジング20に取り付けられる取付部33と、を有するカバー30と、ハウジング20の内部に設けられ、カバー30に向けて光を出射する光源ユニット40とを備える。カバー本体30Aは、可視光を拡散させる拡散剤を含み、可視光透過性を有する内側部36と、内側部36の外面に設けられる外側部31とを有する。外側部31は、可視光を遮る遮光部32と、遮光部32により囲まれるとともに可視光透過性を有する透光部35とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の外方に向かって開口する開口部を有するハウジングと、
前記開口部を覆うとともに車両の外殻を形成するカバー本体と、前記ハウジングに取り付けられる取付部と、を有するカバーと、
前記ハウジングの内部に設けられ、前記カバーに向けて光を出射する光源ユニットと、を備え、
前記カバー本体は、
可視光を拡散させる拡散剤を含み、可視光透過性を有する内側部と、
前記内側部の外面に設けられる外側部と、を有し、
前記外側部は、可視光を遮る遮光部と、前記遮光部により囲まれるとともに可視光透過性を有する透光部と、を有する、
車両用外装部品。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記内側部及び前記外側部は、熱可塑性樹脂製であり、
前記透光部は、前記外側部の内外を連通する連通孔であり、
前記内側部及び前記外側部は、二色成形により形成されている、
請求項1に記載の車両用外装部品。
【請求項3】
前記外側部は、可視光透過性を有するフィルム基材を有し、
前記遮光部は、前記フィルム基材の内面に印刷により形成されている、
請求項1に記載の車両用外装部品。
【請求項4】
前記外側部は、塗膜により形成されている、
請求項1に記載の車両用外装部品。
【請求項5】
車両の外方に向かって開口する開口部を有するハウジングと、
前記開口部を覆うとともに車両の外殻を形成するカバー本体と、前記ハウジングに取り付けられる取付部と、を有するアウタカバーと、
可視光を遮る材料により形成され、前記ハウジングの内部において前記アウタカバーと対向する対向部を有するインナカバーと、
前記ハウジングの内部において前記対向部の内側に設けられ、前記対向部に向けて光を出射する光源ユニットと、を備え、
前記カバー本体は、可視光透過性を有する内側部と、前記内側部の外面に設けられ、可視光透過性を有する外側部と、を有し、
前記外側部は、前記内側部よりも低い可視光透過率を有し、
前記対向部は、前記対向部の内外を連通する連通孔を有する、
車両用外装部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用外装部品に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両表示灯(以下、表示灯と称する。)を備えるフェンダー部品が記載されている。フェンダー部品には、排気口と、排気口からの排気を整流するフィン部とが設けられている。フィン部は、フェンダー部品に装着されるベース部と、ベース部に装着されるとともに意匠面を構成するカバー部とを備えている。ベース部には、LEDまたは電球からなる発光部が組み込まれている。カバー部は、透明体または着色透明体により形成されている。こうしたフェンダー部品によれば、発光部から出射される光によってカバー部が発光するようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-264677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の表示灯においては、カバー部の大きさ及び形状によって、発光して見える部分の大きさ及び形状が決まる。このため、発光して見える部分の大きさ及び形状を変更するためには、カバー部の設計を変更するとともに、カバー部が装着されるベース部の設計を変更する必要がある。また、ベース部の設計変更に伴ってベース部が装着されるフェンダー部品の設計を変更する必要がある。このように、発光して見える部分の大きさ及び形状の設計変更が複数の部品の設計変更を招くことになる。このため、車両のグレード違いなどに応じて発光して見える部分の意匠変更を行うことが難しいという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための車両用外装部品の各態様を記載する。
[態様1]
車両の外方に向かって開口する開口部を有するハウジングと、前記開口部を覆うとともに車両の外殻を形成するカバー本体と、前記ハウジングに取り付けられる取付部と、を有するカバーと、前記ハウジングの内部に設けられ、前記カバーに向けて光を出射する光源ユニットと、を備え、前記カバー本体は、可視光を拡散させる拡散剤を含み、可視光透過性を有する内側部と、前記内側部の外面に設けられる外側部と、を有し、前記外側部は、可視光を遮る遮光部と、前記遮光部により囲まれるとともに可視光透過性を有する透光部と、を有する、車両用外装部品。
【0006】
同構成によれば、光源ユニットの点灯時には、光源ユニットから出射される光が内側部と、外側部の透光部とを通じて外部に透過することで、透光部が発光して見えるようになる。ここで、透光部の大きさ及び形状を適宜設定することにより、発光して見える部分の大きさ及び形状を容易に設定することができる。また、内側部には拡散剤が含まれているので、光源ユニットから出射される光が内側部内に拡散される。これにより、光源ユニットの数を低減できる。また、上記構成によれば、内側部には拡散剤が含まれているので、内側部の可視光透過率が低められる。これにより、光源ユニットの消灯時において、透光部と内側部とを通じて光源ユニットが外部から視認されにくくなる。したがって、発光して見える部分の意匠変更を容易に行うことができるとともに、見栄えの向上を図ることができる。
【0007】
[態様2]
前記内側部及び前記外側部は、熱可塑性樹脂製であり、前記透光部は、前記外側部の内外を連通する連通孔であり、前記内側部及び前記外側部は、二色成形により形成されている、態様1に記載の車両用外装部品。
【0008】
同構成によれば、透光部が外側部の内外を連通する連通孔であるので、透光部の構成を簡単にすることができる。このため、二色成形によってカバーを容易に形成することができる。
【0009】
[態様3]
前記外側部は、可視光透過性を有するフィルム基材を有し、前記遮光部は、前記フィルム基材の内面に印刷により形成されている、態様1に記載の車両用外装部品。
【0010】
同構成によれば、可視光透過性のフィルム基材の内面に印刷することによって遮光部が形成される。これにより、遮光部の意匠の自由度、すなわち透光部の意匠の自由度を容易に向上できる。また、上記構成によれば、フィルム基材を内側部の外面に貼着することにより、カバーを容易に形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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