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公開番号2024069949
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-22
出願番号2022180259
出願日2022-11-10
発明の名称リッド開閉装置
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類B60K 15/05 20060101AFI20240515BHJP(車両一般)
要約【課題】リッド閉位置で基材とリッドとの氷結による固着を防止すること。
【解決手段】リッド開閉装置は、開口部が設けられた基材と、開口部を閉じる閉位置と開口部を開放する開位置との間で開閉動作するリッドと、リッドの閉位置で基材に対するリッドの少なくとも上下位置を位置決めする位置決め部と、を備える。位置決め部は、基材及びリッドのうちの一方に凹状に設けられた係合凹部と、基材及びリッドのうちの他方に凸状に設けられ、リッドの閉位置で係合凹部に少なくとも上下方向に係合する係合凸部と、を有する。係合凹部及び係合凸部のうちの一方は、リッドの閉位置で上下方向に延びるリブを有する。リブは、先端にてリッドの閉位置で係合凹部及び係合凸部のうちの他方に係合する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
開口部が設けられた基材と、
前記開口部を閉じる閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で開閉動作するリッドと、
前記リッドの前記閉位置で前記基材に対する前記リッドの少なくとも上下位置を位置決めする位置決め部と、
を備え、
前記位置決め部は、
前記基材及び前記リッドのうちの一方に凹状に設けられた係合凹部と、
前記基材及び前記リッドのうちの他方に凸状に設けられ、前記リッドの前記閉位置で前記係合凹部に少なくとも上下方向に係合する係合凸部と、
を有し、
前記係合凹部及び前記係合凸部のうちの一方は、前記リッドの前記閉位置で上下方向に延びるリブを有し、
前記リブは、先端にて前記リッドの前記閉位置で前記係合凹部及び前記係合凸部のうちの他方に係合する、リッド開閉装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記係合凹部は、前記リッドの前記閉位置で水平に対して傾斜する下壁面を有する、請求項1に記載されたリッド開閉装置。
【請求項3】
前記下壁面は、前記リッドの前記閉位置で前記係合凹部の奥側から手前側にかけて下方に傾斜し、
前記リブは、前記リッドの前記閉位置で上下方向に延びつつ前記係合凹部の奥側から手前側に向けて延びるように板状に形成されている、請求項2に記載されたリッド開閉装置。
【請求項4】
前記下壁面は、前記リッドの前記閉位置で前記係合凹部の左右方向に傾斜し、
前記リブは、前記リッドの前記閉位置で上下方向に延びつつ前記係合凹部の左右方向に延びるように板状に形成されている、請求項2に記載されたリッド開閉装置。
【請求項5】
前記リブは、前記係合凹部に設けられ、前記リッドの前記閉位置で前記下壁面から上方に延びている、請求項3又は4に記載されたリッド開閉装置。
【請求項6】
前記リブは、前記係合凸部に設けられ、前記リッドの前記閉位置で前記係合凸部の下面から下方に延びている、請求項3又は4に記載されたリッド開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば車体に取り付けられる基材の開口部を開閉するリッドを開閉動作させることが可能なリッド開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載され、基材の開口部を開閉するリッドを備えるリッド開閉装置が知られている(例えば、特許文献1)。基材は、例えば車体に取り付けられ車両の充電口や給油口などを露出させるベース部材である。また、リッドは、基材の開口部を閉じる閉位置とその開口部を開方向する開位置との間で開閉動作する蓋材である。上記の特許文献1記載のリッド開閉装置において、基材には係合凹部が設けられ、リッドには係合凸部が設けられている。基材の係合凹部とリッドの係合凸部とは、リッドの閉位置で互いに係合して基材に対するリッドの位置決めを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-240443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記の如くリッド閉位置で係合凹部と係合凸部とが互いに係合する構造において、係合時に係合凹部と係合凸部とが面同士を突き合わせて上下方向に対向するものとすると、係合状態で係合凹部と係合凸部とが接する面積或いは面同士が近接する箇所の面積が大きくなる。このため、特に冬季において、係合凹部と係合凸部との間に溜まる水量があまり多く無くても、係合状態で係合凹部と係合凸部との間に溜まる水の凍結する領域が広範囲に亘ることになり、リッド閉位置で基材とリッドとが氷結により固着し易くなってしまう。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、リッド閉位置で基材とリッドとの氷結による固着を防止することが可能なリッド開閉装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、開口部が設けられた基材と、前記開口部を閉じる閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で開閉動作するリッドと、前記リッドの前記閉位置で前記基材に対する前記リッドの少なくとも上下位置を位置決めする位置決め部と、を備え、前記位置決め部は、前記基材及び前記リッドのうちの一方に凹状に設けられた係合凹部と、前記基材及び前記リッドのうちの他方に凸状に設けられ、前記リッドの前記閉位置で前記係合凹部に少なくとも上下方向に係合する係合凸部と、を有し、前記係合凹部及び前記係合凸部のうちの一方は、前記リッドの前記閉位置で上下方向に延びるリブを有し、前記リブは、先端にて前記リッドの前記閉位置で前記係合凹部及び前記係合凸部のうちの他方に係合する、リッド開閉装置である。
【0007】
この構成によれば、リッド閉位置で基材とリッドとの氷結による固着を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る車両に搭載されたリッド開閉装置のリッド閉位置での正面側からの斜視図である。
一実施形態のリッド開閉装置のリッド開位置での正面図である。
一実施形態のリッド開閉装置のリッド開位置での斜視図である。
一実施形態のリッド開閉装置が備える基材の正面側からの斜視図である。
一実施形態のリッド開閉装置が備えるリッドの正面側からの斜視図である。
一実施形態のリッド開閉装置が備える基材の正面図である。
一実施形態のリッド開閉装置のリッド閉位置での基材とリッドとの位置関係を表した断面図である。
本発明の別の実施形態に係るリッド開閉装置のリッド閉位置での基材とリッドとの位置関係を表した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1-図8を用いて、本発明に係るリッド開閉装置の具体的な実施形態について説明する。
【0010】
一実施形態に係るリッド開閉装置1は、基材に対してリッドを開閉動作させる装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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