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公開番号2024067075
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022176884
出願日2022-11-04
発明の名称車両用着脱構造体
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類B60R 7/04 20060101AFI20240510BHJP(車両一般)
要約【課題】着脱部材とベース部材とを安定的に一体化させることができ、かつ、容易に製造できる車両用着脱構造体を提供すること。
【解決手段】
車両室内に配設されるベース部材2と、前記ベース部材2に対して着脱可能である着脱部材5と、を具備し、
前記ベース部材2は、複数のベース側係合部3を有し、
前記着脱部材5は、各々対応する前記ベース側係合部3と係合する複数の着脱側係合部7と、前記複数の着脱側係合部7を各々対応する前記ベース側係合部3と係合する方向に付勢する付勢部材6と、を有する、車両用着脱構造体1。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両室内に搭載されるベース部材と、前記ベース部材に対して着脱可能である着脱部材と、を具備し、
前記ベース部材は、複数のベース側係合部を有し、
前記着脱部材は、各々対応する前記ベース側係合部と係合する複数の着脱側係合部と、前記複数の着脱側係合部を各々対応する前記ベース側係合部と係合する方向に付勢する付勢部材と、を有する、車両用着脱構造体。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記着脱側係合部の少なくとも一つは前記付勢部材に一体に形成されている、請求項1に記載の車両用着脱構造体。
【請求項3】
前記ベース側係合部は、前記ベース部材における第1側にある複数の第1ベース側係合部と、第1ベース側係合部の逆側にある複数の第2ベース側係合部と、を有し、
前記着脱側係合部は、各々の前記第1ベース側係合部と係合する複数の第1着脱側係合部と、前記第1着脱側係合部の逆側にあり各々の前記第2ベース側係合部と係合する第2着脱側係合部と、を有し、
前記付勢部材は、前記第1着脱側係合部を前記第1ベース側係合部と係合する方向に付勢する第1付勢部と、前記第2着脱側係合部を前記第2ベース側係合部と係合する方向に付勢する第2付勢部と、を有する、請求項1または請求項2に記載の車両用着脱構造体。
【請求項4】
複数の前記着脱側係合部は一体化されている、請求項1または請求項2に記載の車両用着脱構造体。
【請求項5】
複数の前記第1着脱側係合部は一体化され、複数の前記第2着脱側係合部は一体化されている、請求項3に記載の車両用着脱構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両室内に搭載されるベース部材と当該ベース部材に対して着脱可能である着脱部材とを有する車両用着脱構造体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両室内に搭載されるベース部材と、当該ベース部材に対して着脱可能である着脱部材と、を有する車両用着脱構造体が従来より知られている。この種の車両用着脱構造体における着脱部材としては、例えば、ドリンクホルダやトレー等が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
着脱部材をベース部材に対して装着することで、当該着脱部材に由来する機能を車両用着脱構造体に付与することが可能である。また、着脱部材をベース部材から取り外すことで、車両室内におけるフリースペースを広げたり、ベース部材に他の機能(例えば小物置き等としての機能)を付与したりすることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-241040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、車両用着脱構造体では、ベース部材に設けたベース側係合部と、着脱部材に設けた着脱側係合部と、が互いに係合することによって、ベース部材と着脱部材とが互いに一体化される。また、上記のベース側係合部と着脱側係合部とが係合解除されることによって、ベース部材と着脱部材とが互いに脱離する。
【0006】
この種の車両用着脱構造体では、着脱部材とベース部材とを安定的に一体化させるために、複数のベース側係合部をベース部材に設けるとともに、当該ベース側係合部に対応する数の着脱側係合部を着脱部材に設けるのが一般的である。
【0007】
例えば特許文献1には、車両室内に搭載されるコンソールボックス4(すなわちベース部材)と、当該コンソールボックス4に対して着脱可能であるトレー12(すなわち着脱部材)と、を有する車両用着脱構造体が開示されている。
当該特許文献1の車両用着脱構造体において、コンソールボックス4には複数の係合孔26(すなわちベース側係合部)が設けられている。トレー12には、当該係合孔26に対応する数の係合ピン14(すなわち着脱側係合部)が設けられ、さらに、各係合ピン14を各々対応する係合孔26と係合する方向に付勢するための圧縮スプリング21が係合孔26および係合ピン14と同じ数設けられている。
【0008】
上記したような車両用着脱構造体によると、コンソールボックス4とトレー12とを着脱可能に一体化するために、複数の係合孔26、当該係合孔26に対応する数の係合ピン14、および、当該係合孔26および係合ピン14に対応する数の圧縮スプリング21を必要とする。つまり、上記した類いの車両用着脱構造体は部品点数が非常に多い。
【0009】
そしてこのような車両用着脱構造体を製造するためには、上記した多数の部品の各々をコンソールボックス4やトレー12に組み付ける作業を行う必要がある。このような組付作業は非常に煩雑であり、作業者にとって多大な負担となる。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、着脱部材とベース部材とを安定的に一体化させることができ、かつ、容易に製造できる車両用着脱構造体を提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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