TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024062570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170485
出願日2022-10-25
発明の名称投影装置
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類B60K 35/23 20240101AFI20240501BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員に対する通知の伝達性を向上させることができる投影装置を提供する。
【解決手段】投影装置1は、乗員に通知する通知情報S10に関連する車両9の内装部品90に対して通知情報S10に応じた投影像70を投影する投影部11と、取得した通知情報S10に基づいて投影部11を制御し、通知情報S10に応じた投影像70を内装部品90に投影させる制御部12と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
乗員に通知する通知情報に関連する車両の内装部品に対して前記通知情報に応じた投影像を投影する投影部と、
取得した前記通知情報に基づいて前記投影部を制御し、前記通知情報に応じた前記投影像を前記内装部品に投影させる制御部と、
を備えた投影装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記車両に対する物体の接近を示す前記通知情報を取得した場合、取得した前記通知情報に関連する前記車両の前記内装部品として前記物体が接近する側のドアのドアトリムに前記投影像を投影するように前記投影部を制御する、
請求項1に記載の投影装置。
【請求項3】
前記制御部は、閉まっていないドアに関する前記通知情報を取得した場合、取得した前記通知情報に関連する前記車両の前記内装部品として前記閉まっていないドアのドアトリムに前記投影像を投影するように前記投影部を制御する、
請求項1に記載の投影装置。
【請求項4】
前記投影部は、前記通知情報に応じた複数の図柄、及び前記複数の図柄ごとに投影光を出力する複数の光源を有し、
前記制御部は、取得した前記通知情報に基づいて前記複数の図柄から投影する図柄、及び前記複数の光源から前記投影する図柄に対応する光源を選択し、前記投影する図柄の前記投影像を前記通知情報に関連する前記車両の前記内装部品に投影するように前記投影部を制御する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の投影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、投影装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、ステアリングホイール越しに配置された表示装置の表示領域のうち少なくともステアリングホイールを含む表示装置の周辺部材によって遮られる遮蔽領域を、ステアリング情報と少なくとも視線情報とに基づき推定する推定部と、推定した遮蔽領域に応じて、表示装置で表示し得る表示情報を表示領域における非遮蔽領域に表示するように表示調整を実行する制御部と、を備えた表示制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この表示制御装置は、表示情報として半ドア警告灯やシートベルト警告灯などの警告灯が表示領域に表示されている。表示制御装置は、表示装置の一部がステアリングホイールによって遮られる場合でも表示情報を運転者に視認させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-79879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の表示制御装置は、例えば、非遮蔽領域と表示される警告灯との間に関連性が低く、またステアリングホイールの回転に伴って表示位置が変化する可能性があるため、乗員が表示された警告灯による通知を認知し辛く、乗員に対する通知の伝達性が低い問題がある。
【0006】
従って本発明の目的は、乗員に対する通知の伝達性を向上させることができる投影装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、乗員に通知する通知情報に関連する車両の内装部品に対して通知情報に応じた投影像を投影する投影部と、取得した通知情報に基づいて投影部を制御し、通知情報に応じた投影像を内装部品に投影させる制御部と、を備えた投影装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、乗員に対する通知の伝達性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、第1の実施の形態に係る投影装置の正面図の一例であり、図1(b)は、図1(a)のA-A線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。
図2(a)は、第1の実施の形態に係る投影装置のブロック図の一例であり、図2(b)は、車両の内装部品の一例を説明するための図である。
図3(a)は、第1の実施の形態に係る投影装置の柄部の一例を説明するための断面図であり、図3(b)は、柄部の一例を示す上面図である。
図4(a)は、第1の実施の形態に係る投影装置が運転席側のドアのドアトリムに投影した投影像の一例を示す図であり、図4(b)は、助手席側のドアのドアトリムに投影した投影像の一例を示す図である。
図5(a)は、変形例に係る投影装置が運転席側のAピラーに投影像を投影する場合の一例を示す図であり、図5(b)は、助手席側のAピラーに投影像を投影する場合の一例を示す図である。
図6(a)は、第1の実施の形態に係る投影装置の半ドアに関する通知の一例を示す図であり、図6(b)は、投影装置の車線の逸脱に関する通知の一例を示す図である。
図7は、第2の実施の形態に係る投影装置のブロック図の一例である。
図8は、第2の実施の形態に係る投影装置の図柄の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施の形態]
(投影装置1の概要)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る投影装置の正面図の一例であり、図1(b)は、図1(a)のA-A線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。図2(a)は、第1の実施の形態に係る投影装置のブロック図の一例であり、図2(b)は、車両の内装部品の一例を説明するための図である。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率や形状は、実際の比率や形状とは異なる場合がある。また図2(a)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。さらに図2(a)及び後述する図7では、投影光30aの光路を矢印で示している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

豊田合成株式会社
送電装置
24日前
豊田合成株式会社
ガラスラン
2日前
豊田合成株式会社
ガラスラン
23日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
1か月前
豊田合成株式会社
コラムカバー
1か月前
豊田合成株式会社
歩行者保護装置
17日前
豊田合成株式会社
車両の音出力装置
1か月前
豊田合成株式会社
ステアリングホイール
26日前
豊田合成株式会社
発光装置及びその製造方法
2日前
個人
設置部材
2か月前
個人
車両用エアー傘
23日前
個人
骨組み型熱交換器
3か月前
個人
車内雨傘載置収納具
2か月前
個人
自動車盗難防止装置
23日前
個人
自動車暴走抑制装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
個人
荷台雨除け装置
1か月前
東レ株式会社
フロントグリル
3か月前
株式会社タイヨー産業
補助枕
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
1か月前
株式会社豊田自動織機
電動車両
1か月前
個人
全自動解除式シートベルト
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
25日前
井関農機株式会社
作業車両
25日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
個人
車両の座席装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
26日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
続きを見る