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公開番号2024070348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180773
出願日2022-11-11
発明の名称ニーボルスター
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類B60R 21/045 20060101AFI20240516BHJP(車両一般)
要約【課題】ニーボルスターを簡素な構成とする。
【解決手段】車両の乗員の膝部を拘束するためのニーボルスターは、乗員の膝部に当てられる膝あてパネルであって、車両内において運転する姿勢を取っている乗員の膝部と対向する位置に配置され、車両の幅方向に延びている膝あてパネルと、膝あてパネルを押し出す押出部であって、内装パネルの内側に配置され、車両の前後方向に延びている移動部材を有し、移動部材は、一方の先端が車両のフロントボディの内側に配置され、他方の先端に膝あてパネルが連結され、前後方向に移動可能である、押出部と、を備える。押出部は、一方の先端に衝撃が加わると、車両の後方へ向かって移動して膝あてパネルを押し出す。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の乗員の膝部を拘束するためのニーボルスターであって、
前記乗員の前記膝部に当てられる膝あてパネルであって、前記車両内において運転する姿勢を取っている前記乗員の前記膝部と対向する位置に配置され、前記車両の幅方向に延びている膝あてパネルと、
前記膝あてパネルを押し出す押出部であって、
前記車両の内装パネルの内側に配置され、前記車両の前後方向に延びている移動部材を有し、
前記移動部材は、一方の先端が前記車両のフロントボディの内側に配置され、他方の先端に前記膝あてパネルが連結され、前記前後方向に移動可能である、
押出部と、
を備え、
前記押出部は、前記移動部材の一方の先端に衝撃が加わると、前記車両の後方へ向かって移動して前記膝あてパネルを押し出す、
ニーボルスター。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
請求項1に記載のニーボルスターであって、
前記移動部材は、棒状の第1部材と、前記第1部材に連結されている棒状の第2部材と、を含み、
前記第1部材の一方の先端は、前記フロントボディの内側に配置され、他方の先端は、前記第2部材の一方の先端に連結され、
前記第2部材の他方の先端は前記膝あてパネルに連結されており、
前記移動部材が移動を開始した後に、前記移動部材に加えられる前記車両の後方方向の荷重の大きさがあらかじめ決められた基準値を超えると、前記第1部材と前記第2部材との連結が解除されるように、前記第1部材と前記第2部材とは連結されている、
ニーボルスター。
【請求項3】
請求項2に記載のニーボルスターであって、
前記第2部材は、
前記第1部材に連結されている前方部材と、
前記膝あてパネルに連結されている後方部材と、
前記後方部材を前記前方部材に対して回転可能に連結する連結部と、
を含み、
前記連結部は、前記幅方向に沿った回転軸まわりに、前記押出部の移動方向に対してあらかじめ決められた角度の範囲で、前記後方部材を前記前方部材に対して回転させることができる、
ニーボルスター。
【請求項4】
請求項3に記載のニーボルスターであって、
前記押出部は、
前記車両のステアリングコラムであって、決められた条件下において前記ステアリングコラムが前記車両の前方に向かって移動することが許容される衝撃吸収構造を備えたステアリングコラムに、前記車両に固定された支点部に架けられたワイヤにより連結されており、
前記車両の前方から衝撃を受けると前記車両の後方へ向かって移動するとともに、前記ワイヤを介して前記ステアリングコラムに前記車両の前方方向の成分を含む方向の引張荷重を加える、
ニーボルスター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ニーボルスターに関する。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の衝突事故の際、運転者が前方へ移動することを抑制するため、運転者の膝を受け止めるニーボルスターについての技術が記載されている。特許文献1に記載されているニーボルスターは、フロントボディの内側に配置されている、内側膝あてパネルと、膝あてパネルを突出させるアクチュエータと、車両に対する衝撃荷重を検出するセンサとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-280429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、乗車定員が1~2名程度である超小型モビリティが手軽な移動手段として普及しつつある。このような超小型モビリティにおいては、フロントボディの内側に、特許文献1に記載されているアクチュエータを備えるニーボルスターを配置する十分なスペースを確保することが難しい。よって、ニーボルスターを簡素な構成とすることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本開示の一形態によれば、車両の乗員の膝部を拘束するためのニーボルスターが提供される。このニーボルスターは、前記乗員の前記膝部に当てられる膝あてパネルであって、前記車両内において運転する姿勢を取っている前記乗員の前記膝部と対向する位置に配置され、前記車両の幅方向に延びている膝あてパネルと、前記膝あてパネルを押し出す押出部であって、前記車両の内装パネルの内側に配置され、前記車両の前後方向に延びている移動部材を有し、前記移動部材は、一方の先端が前記車両のフロントボディの内側に配置され、他方の先端に前記膝あてパネルが連結され、前記前後方向に移動可能である、押出部と、を備える。前記押出部は、前記移動部材の一方の先端に衝撃が加わると、前記車両の後方へ向かって移動して前記膝あてパネルを押し出す。
上記の形態によれば、車両が他の自動車、建造物等に衝突することにより前方から衝撃を受けると移動部材が移動する。移動部材の移動により膝あてパネルが押し出される。このように、アクチュエータ、センサを備えない簡素な構成のニーボルスターにより、車両が衝撃を受けたときに乗員の膝部を拘束することができる。
(2)上記形態のニーボルスターにおいて、前記移動部材は、棒状の第1部材と、前記第1部材に連結されている棒状の第2部材と、を含み、前記第1部材の一方の先端は、前記フロントボディの内側に配置され、他方の先端は、前記第2部材の一方の先端に連結され、前記第2部材の他方の先端は前記膝あてパネルに連結されており、前記移動部材が移動を開始した後に、前記移動部材に加えられる前記車両の後方方向の荷重の大きさがあらかじめ決められた基準値を超えると、前記第1部材と前記第2部材との連結が解除されるように、前記第1部材と前記第2部材とは連結されていてもよい。
上記の形態によれば、押出部が移動を開始した後に、押出部に加えられる荷重があらかじめ決められた基準値を超えると、第1部材と第2部材との連結が解除されるので、第2部材に連結されている膝あてパネルにより乗員の膝部が圧迫され続けることを回避できる。よって、膝あてパネルによる過度の圧迫に起因した乗員のケガの発生を防止できる。
(3)上記形態のニーボルスターにおいて、前記第2部材は、前記第1部材に連結されている前方部材と、前記膝あてパネルに連結されている後方部材と、前記後方部材を前記前方部材に対して回転可能に連結する連結部と、を含み、前記連結部は、前記幅方向に沿った回転軸まわりに、前記押出部の移動方向に対してあらかじめ決められた角度の範囲で、前記後方部材を前記前方部材に対して回転させてもよい。
上記の形態によれば、膝あてパネルが乗員の膝部に接触し、膝部にある程度の力が加わると、膝あてパネルが回転軸まわりに決められた角度の範囲内で回転移動する。よって、膝あてパネルから膝部に加わる衝撃を逃がすことができる。よって、膝あてパネルによる過度の圧迫に起因した乗員のケガの発生を防止できる。
(4)上記形態のニーボルスターにおいて、前記押出部は、前記車両のステアリングコラムであって、決められた条件下において前記ステアリングコラムが前記車両の前方に向かって移動することが許容される衝撃吸収構造を備えたステアリングコラムに、前記車両に固定された支点部に架けられたワイヤにより連結されており、前記車両の前方から衝撃を受けると前記車両の後方へ向かって移動するとともに、前記ワイヤを介して前記ステアリングコラムに前記車両の前方方向の成分を含む方向の引張荷重を加えてもよい。
上記の形態によれば、押出部が移動するとともに、ワイヤにより連結されているステアリングコラムに引張荷重を加えるので、ステアリングコラムおよびステアリングホイールが車両の前方に移動させられる。従来は、車両が他の自動車、建造物等に衝突することにより、乗員がステアリングホイールに二次衝突した衝撃により、ステアリングコラムを車両の前方に移動させていた。この場合、ステアリングホイールに二次衝突することにより、乗員が頭部あるいは胸部にケガを負うことが多い。一方、上記の形態によれば、膝あてパネルを押し出す押出部の移動に連動して、ステアリングコラムおよびステアリングホイールが車両の前方に移動する。よって、乗員がステアリングホイールに衝突してケガを負うことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態にかかるニーボルスターの概略構成を示す図である。
車両の斜め前方から見た場合のニーボルスターの概略構成を示す図である。
車両の斜め後方から見た場合のニーボルスターの概略構成を示す図である。
車両の上部から見た場合のニーボルスターの平面図である。
部材23aの回転についての説明図である。
第1部材と前方部材との連結部分の構成の一例を示す図である。
膝あてパネル側から見た場合の第1部材と前方部材との連結部分を示す図である。
第1部材と前方部材との連結の解除についての説明図である。
第1部材と前方部材との連結部分の構成の他の例を示す図である。
第1部材と前方部材との連結の解除についての説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
A.第1実施形態
図1は、本実施形態にかかるニーボルスターの概略構成を示す図である。図1においては、車両1を側面から見た場合のニーボルスターの構成を示す。図2は、車両の斜め前方から見た場合のニーボルスターの概略構成を示す図である。図3は、車両の斜め後方から見た場合のニーボルスターの概略構成を示す図である。図4は、車両の上部から見た場合のニーボルスターの平面図である。図1~図4においては、車両1の幅方向に平行な方向をX軸とし、車両1の前後方向に平行な方向をY軸とし、鉛直方向に平行な方向をZ軸とする直交座標系を設定する。車両1の前方をY軸正方向とし、鉛直上方をZ軸正方向とする。ニーボルスター100は、乗員Pを保護するため車両1に備えられた装置である。車両1は、乗車定員が1人の低速EV(Low Speed Electric Vehicle :LSEV)である。車両1の最高速度は時速40キロメートル程度である。
【0008】
図1~図3において、技術の理解を容易にするため、車両1が備える部品のうち、シート2、フロアパネル3、ダッシュボード4、ステアリングホイール5、ステアリングコラム6、支持部材7、ニーボルスター100を除くものについては図示していない。
【0009】
支持部材7は、ステアリングコラム6を車両1に取り付けている。支持部材7は、ダッシュボード4上面の裏側に取り付けられている第1ブラケット71と、第1ブラケット71にステアリングコラム6を固定する第2ブラケット72と、第1ブラケット71に第2ブラケット72を固定するネジ73とを含む。ダッシュボード4は、運転席の前方であって、フロントガラスより-Z側に配置される内装パネルである。また、図1においては、ステアリングコラム6とステアリングギアとを繋ぐ継ぎ手部品である中間軸等の図示を省略している。図4においては、ステアリングコラムが配置されている位置を破線の四角形として図示している。
【0010】
ニーボルスター100は、車両1の衝突の際に、乗員Pの膝部の移動を抑制する。ニーボルスター100は、膝あてパネル10と、押出部20と、引張部30とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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