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公開番号
2024070617
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-23
出願番号
2022181232
出願日
2022-11-11
発明の名称
コネクタ構造体
出願人
豊田合成株式会社
代理人
弁理士法人 共立特許事務所
主分類
H01R
13/631 20060101AFI20240516BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第1コネクタと第2コネクタとの位置決めを容易かつ精度高く行うことのできるコネクタ構造体を提供すること。
【解決手段】蓄電池を収容するケース2と、ケースに設けられている第1コネクタ3と、ケースとは別体であり第1コネクタに組み付けられる第2コネクタ4とを具備するコネクタ構造体において、第1端子部または端子窓部を挟んだ両外側に配置され先側に向けて突起する一対の第1ガイド係合部31を第1コネクタに設け、第2端子部を挟んだ両外側に配置され後側に向けて突起する一対の第2ガイド係合部41を第2コネクタに設け、第1ガイド係合部または第2ガイド係合部を弾性変形可能とし、かつ、組付作業時に、第1ガイド部37が第2ガイド部47によってガイドされるか、または、第1ガイド部37が第2ガイド部47によってガイドされるようにして、第1コネクタと第2コネクタとを相対的に位置決めする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電池を収容するケースと、
前記ケースに設けられている第1コネクタと、
前記ケースとは別体であり前記第1コネクタに組み付けられる第2コネクタと、を具備し、
前記第1コネクタは、第1端子部と、前記第1端子部を挟んだ両外側に配置され先側に向けて突起する一対の第1ガイド係合部と、を有し、
前記第2コネクタは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが互いに組み付けられた組付状態において前記第1端子部と接続される第2端子部と、前記第2端子部を挟んだ両外側に配置され後側に向けて突起する一対の第2ガイド係合部と、を有し、
前記第1ガイド係合部または前記第2ガイド係合部が弾性変形可能であり、かつ、下記要件(1)または(2)を満足する、コネクタ構造体。
(1)各々の前記第1ガイド係合部は、前記先側かつ前記第1端子部の外側から前記後側かつ前記第1端子部側に向けた傾斜面状をなす第1ガイド部と、前記第1ガイド部よりも前記後側にある第1係合部と、を有し、
各々の前記第2ガイド係合部は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを組み付ける組付作業時において前記第1ガイド部に当接する第2ガイド部と、前記第2ガイド部よりも前記先側にあり前記第1係合部と係合する第2係合部と、を有する、
(2)各々の前記第2ガイド係合部は、前記後側かつ前記第2端子部の外側から前記先側かつ前記第2端子部側に向けた傾斜面状をなす第2ガイド部と、前記第2ガイド部よりも前記先側にある第2係合部と、を有し、
各々の前記第1ガイド係合部は、前記組付作業時において前記第2ガイド部に当接する第1ガイド部と、前記第1ガイド部よりも前記後側にあり前記第2係合部と係合する第1係合部と、を有する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
蓄電池を収容するケースと、
前記ケースに設けられている第1コネクタと、
前記ケースとは別体であり前記第1コネクタに組み付けられる第2コネクタと、を具備し、
前記第1コネクタは、第1端子部が挿通される端子窓部と、前記端子窓部を挟んだ両外側に配置され先側に向けて突起する一対の第1ガイド係合部と、を有し、
前記第2コネクタは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが互いに組み付けられた組付状態において前記第1端子部と接続される第2端子部と、前記第2端子部を挟んだ両外側に配置され後側に向けて突起する一対の第2ガイド係合部と、を有し、
前記第1ガイド係合部または前記第2ガイド係合部が弾性変形可能であり、かつ、下記要件(3)または(4)を満足する、コネクタ構造体。
(3)各々の前記第1ガイド係合部は、前記先側かつ前記端子窓部の外側から前記後側かつ前記端子窓部側に向けた傾斜面状をなす第1ガイド部と、前記第1ガイド部よりも前記後側にある第1係合部と、を有し、
各々の前記第2ガイド係合部は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを組み付ける組付作業時において前記第1ガイド部に当接する第2ガイド部と、前記第2ガイド部よりも前記先側にあり前記第1係合部と係合する第2係合部と、を有する、
(4)各々の前記第2ガイド係合部は、前記後側かつ前記第2端子部の外側から前記先側かつ前記第2端子部側に向けた傾斜面状をなす第2ガイド部と、前記第2ガイド部よりも前記先側にある第2係合部と、を有し、
各々の前記第1ガイド係合部は、前記組付作業時において前記第2ガイド部に当接する第1ガイド部と、前記第1ガイド部よりも前記後側にあり前記第2係合部と係合する第1係合部と、を有する。
【請求項3】
前記要件(1)において、各々の前記第1ガイド部は前記第1端子部よりも前記先側にあるか、または、
前記要件(2)において、各々の前記第2ガイド部は前記第2端子部よりも前記後側にある、請求項1に記載のコネクタ構造体。
【請求項4】
前記要件(4)において、各々の前記第2ガイド部は前記第2端子部よりも前記後側にある、請求項2に記載のコネクタ構造体。
【請求項5】
前記要件(1)において、前記第1ガイド係合部は、可撓性を有し前記第1ガイド部および前記第1係合部を有する第1基部と、前記第1基部を定常位置に向けて付勢する第1付勢部材と、を有する、請求項1に記載のコネクタ構造体。
【請求項6】
前記要件(2)において、前記第2ガイド係合部は、可撓性を有し前記第2ガイド部および前記第2係合部を有する第2基部と、前記第2基部を定常位置に向けて付勢する第2付勢部材と、を有する、請求項1に記載のコネクタ構造体。
【請求項7】
前記要件(3)において、前記第1ガイド係合部は、可撓性を有し前記第1ガイド部および前記第1係合部を有する第1基部と、前記第1基部を定常位置に向けて付勢する第1付勢部材と、を有する、請求項2に記載のコネクタ構造体。
【請求項8】
前記要件(4)において、前記第2ガイド係合部は、可撓性を有し前記第2ガイド部および前記第2係合部を有する第2基部と、前記第2基部を定常位置に向けて付勢する第2付勢部材と、を有する、請求項2に記載のコネクタ構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電池と相手側装置とを電気的に接続するためのコネクタ構造体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
蓄電池を相手側装置に取り付けるためのコネクタ構造体として、蓄電池を収容するケースを一体に有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この種のコネクタ構造体は、蓄電池を相手側装置に電気的に接続するための端子対を有する。
【0004】
上記の端子対の一方である第1端子部は、蓄電池に電気的に接続される。当該第1端子部は、第1コネクタに設けられるか、または、当該第1コネクタに脱着可能に取り付けられる。
上記の端子対の他方である第2端子部は、相手側装置に電気的に接続される。当該第2端子部は、第2コネクタに設けられるか、または、当該第2コネクタに脱着可能に取り付けられる。
第1端子部と第2端子部とが接続されることで、蓄電池と相手側装置とが電気的に接続される。
【0005】
コネクタ構造体は、第1端子部と第2端子部とを安定的に接続するための係合対を有する。係合対の一方である第1係合部は第1端子部側にあり、係合対の他方である第2係合部は第2端子部側にある。第1係合部と第2係合部とが係合することで、第1端子部と第2端子部との接続状態が維持される。
【0006】
一般的なコネクタ構造体において、第1端子部および第1係合部を有する第1コネクタは、蓄電池が収容されるケースに設けられる。第2端子部および第2係合部を有する第2コネクタは、相手側装置に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2013-140710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ここで、第1コネクタと第2コネクタとの組付作業時には、ケースに設けられた第1コネクタを、相手側装置に設けられた第2コネクタに向けつつ、ケースを相手側装置に向けて移動させる必要がある。
【0009】
ケースが小型であったり、相手側装置に組み付けられる蓄電池の数が少なかったりする場合には、第1コネクタを第2コネクタに組み付ける組付作業はさほど煩雑でないと考えられる。
【0010】
しかし最近は蓄電池に大きな出力が要求される場合があり、この場合、一つのケースに大型の蓄電池を収容したり、一つのケースに多くの蓄電池を収容したりする必要が生じる。
すると、ケースの外形が大きくなり、当該ケースの取り扱い性が悪化し、これにより、作業者が第1コネクタと第2コネクタとの組付部分を目視で確認し難くなる。
(【0011】以降は省略されています)
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