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公開番号2024069876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-22
出願番号2022180143
出願日2022-11-10
発明の名称乗員保護装置
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類B60N 2/42 20060101AFI20240515BHJP(車両一般)
要約【課題】製造コストを抑制した乗員保護装置を提供する。
【解決手段】乗員保護装置は、アームレスト装置であって、車両に搭載されている車両用シートのシートバックの側部に固定設置される第1部材と、自由端を含む先端部と固定端を含む基端部とを有し、固定端を中心として回動可能に構成された柱状の第2部材であって、車両用シートに座った乗員の腕が載置され得るアームレスト面を有する第2部材と、を有するアームレスト装置と、第1部材に一端が接続され、第2部材に他端が接続され、第1部材と第2部材とに亘って設けられる乗員保護シートと、を備え、第2部材は、使用状態と収納状態とが相互に切り替わるように、固定端を中心として回動可能に構成され、乗員保護シートは、第2部材が使用状態から収納状態に変化する際に第1部材と第2部材との間に収納され、収納状態から使用状態に変化する際に展開される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の乗員を保護するための乗員保護装置であって、
アームレスト装置であって、
前記車両に搭載されている車両用シートのシートバックの側部に固定設置される第1部材と、
自由端を含む先端部と固定端を含む基端部とを有し、前記固定端を中心として回動可能に構成された柱状の第2部材であって、前記車両用シートに座った前記乗員の腕が載置され得るアームレスト面を有する第2部材と、
を有するアームレスト装置と、
前記第1部材に一端が接続され、前記第2部材に他端が接続され、前記第1部材と前記第2部材とに亘って設けられる乗員保護シートと、
を備え、
前記第2部材は、前記先端部が前記基端部に比べて前記車両の前方側に位置し、且つ前記アームレスト面が上方を向いた使用状態と、前記使用状態に比べて前記先端部が前記第1部材の近くに位置する収納状態と、が相互に切り替わるように、前記固定端を中心として回動可能に構成され、
前記乗員保護シートは、前記第2部材が前記使用状態から前記収納状態に変化する際に前記第1部材と前記第2部材との間に収納され、前記収納状態から前記使用状態に変化する際に展開される、
乗員保護装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
請求項1に記載の乗員保護装置において、
前記乗員保護シートは、前記使用状態において前記乗員の肩を保護するための肩保護部を有する、乗員保護装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の乗員保護装置において、
前記乗員保護シートは、基布と、ゴムと、樹脂と、金属とのうちの少なくとも1つの材料により構成され、弾力性または可撓性のうちの少なくとも一方を有する、乗員保護装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の乗員保護装置において、
前記乗員保護シートは、蛇腹状の折り畳み部を有し、
前記折り畳み部は、前記第2部材が前記使用状態から前記収納状態へと変化するとともに折り畳まれる、乗員保護装置。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の乗員保護装置において、
前記第1部材および前記第2部材のうちの少なくとも一方は、前記乗員保護シートが収納される収納部を有する、乗員保護装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、乗員保護装置に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両の側面から衝突が起きた場合に、当該車両の乗員を保護するための装置が種々提案されている。例えば特許文献1は、車両の側面からの衝突が検知または予知された場合に、コンソールボックスを退避位置へと移動させることで乗員を保護する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-136954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示されている技術は、衝撃を予測または検知する装置や、コンソールボックスを移動させる構造を要するため、製造コストが高くなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
(1)本開示の一形態によれば、車両の乗員を保護するための乗員保護装置が提供される。この乗員保護装置は、アームレスト装置であって、前記車両に搭載されている車両用シートのシートバックの側部に固定設置される第1部材と、自由端を含む先端部と固定端を含む基端部とを有し、前記固定端を中心として回動可能に構成された柱状の第2部材であって、前記車両用シートに座った前記乗員の腕が載置され得るアームレスト面を有する第2部材と、を有するアームレスト装置と、前記第1部材に一端が接続され、前記第2部材に他端が接続され、前記第1部材と前記第2部材とに亘って設けられる乗員保護シートと、を備え、前記第2部材は、前記先端部が前記基端部に比べて前記車両の前方側に位置し、且つ前記アームレスト面が上方を向いた使用状態と、前記使用状態に比べて前記先端部が前記第1部材の近くに位置する収納状態と、が相互に切り替わるように、前記固定端を中心として回動可能に構成され、前記乗員保護シートは、前記第2部材が前記使用状態から前記収納状態に変化する際に前記第1部材と前記第2部材との間に収納され、前記収納状態から前記使用状態に変化する際に展開される。
この形態の乗員保護装置によれば、乗員保護シートは、第2部材が使用状態と収納状態とに変化する際に、展開または収納されるので、乗員を保護するために複雑な機構により装置を作動させる構成と比較して、簡易な構成にすることができ、製造コストを抑制できる。加えて、第2部材が使用状態では、乗員保護シートは第1部材と第2部材との間に展開されるので、車両に衝突が発生した際に、乗員に加えられる衝撃を乗員保護シートが吸収できる。他方、第2部材が収納状態では、乗員保護シートは第1部材と第2部材との間に収納されるので、車両の乗り降りの妨げとならない。
(2)上記形態の乗員保護装置において、前記乗員保護シートは、前記使用状態において前記乗員の肩を保護するための肩保護部を有してもよい。
この形態の乗員保護装置によれば、乗員保護シートは、肩保護部を有するので、車両に衝突が発生した際に、肩保護部が車両に対して相対的に移動する乗員を受け止めることで、乗員の損傷を抑制できる。
(3)上記形態の乗員保護装置において、前記乗員保護シートは、基布と、ゴムと、樹脂と、金属とのうちの少なくとも1つの材料により構成され、弾力性または可撓性のうちの少なくとも一方を有してもよい。
この形態の乗員保護装置によれば、乗員保護シートは、弾性力または可撓性のうちの少なくとも一方を有する材料により構成されるので、乗員保護シートが弾力性および可撓性を有しない材料により構成される構成と比較して、車両に衝突が発生し乗員が乗員保護シートに寄りかかった際に、乗員に加えられる衝撃をより吸収できる。
(4)上記形態の乗員保護装置において、前記乗員保護シートは、蛇腹状の折り畳み部を有し、前記折り畳み部は、前記第2部材が前記使用状態から前記収納状態へと変化するとともに折り畳まれてもよい。
この形態の乗員保護装置によれば、乗員保護シートは、折り畳み部を有するので、乗員保護シートの展開または収納を円滑に行うことができる。
(5)上記形態の乗員保護装置において、前記第1部材および前記第2部材のうちの少なくとも一方は、前記乗員保護シートが収納される収納部を有してもよい。
この形態の乗員保護装置によれば、第1部材および第2部材のうちの少なくとも一方は、収納部を有するので、乗員保護シートを収納部に収納できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態としての使用状態における乗員保護装置が設けられた車両用シートを示す側面図である。
本開示の一実施形態としての収納状態における乗員保護装置が設けられた車両用シートを示す側面図である。
衝突発生時における乗員と乗員保護装置の一例を示す説明図である。
第2実施形態の乗員保護装置が設けられた車両用シートを示す側面図である。
第3実施形態の乗員保護装置が設けられた車両用シートを示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A.第1実施形態:
図1は、本開示の一実施形態としての使用状態における乗員保護装置10が設けられた車両用シート20を示す側面図である。図2は、本開示の一実施形態としての収納状態における乗員保護装置10が設けられた車両用シート20を示す側面図である。なお、以下では、「前後」は車両の前後方向を示し、「左右(横)」は車両の左右方向(幅方向)を示すものとする。車両用シート20は、車両に搭載される。車両用シート20は、乗員の座面となるシートクッション21と、乗員の背もたれとなるシートバック22と、乗員の頭部の後傾を抑止するヘッドレスト23と、を備える。乗員保護装置10は、シートバック22に備えられ、車両に衝突等の大きな衝撃が加わった際に、乗員の横方向の移動を抑制し、保護するための装置である。本実施形態における車両は、1人または2人乗りの低速電気自動車(Low Speed Electric Vehicle,LSEV)である。乗員保護装置10は、アームレスト装置1と乗員保護シート3とを備える。
【0009】
アームレスト装置1は、第1部材11と第2部材12とを有する。第1部材11は、シートバック22の側部に固定設置される。第1部材11は、例えば略平板形状、略直方体形状である。第1部材11は、乗員が車両用シート20に座った状態において、第1部材11の上端が乗員の肩よりも高い位置となるように設置されることが好ましい。
【0010】
第2部材12は、アームレスト面Fを有する柱状の部材である。第2部材12は、その一端に先端部13を有し、他端に基端部14を有する。第2部材12は、基端部14においてシートバック22の側部に取り付けられている。第2部材12の取り付けられる位置は、第1部材11よりも高さ方向において低い位置である。基端部14は固定端を含み、先端部13は自由端を含む。このため、第2部材12は、車両前後方向および上下方向に平行な面において、固定端を中心に回動可能である。第2部材12は、かかる回動により、「使用状態」と「収納状態」とが相互に切り替わる。図1に示すように「使用状態」は、先端部13が基端部14に比べて車両の前方側に位置し、且つアームレスト面Fが上方を向いた状態である。すなわち、使用状態では、車両用シート20に座った乗員は、アームレスト面Fに腕を載置することで第2部材12をアームレストとして使用可能である。図2に示すように「収納状態」は、使用状態よりも先端部13が第1部材11の近くに位置する状態である。すなわち、収納状態では、第2部材12は、先端部13が上方を向くように跳ね上げられる。乗員は、第2部材12を回動させることで、通常状態および使用状態を相互に切り替えることができる。乗員が車両に乗り降りする際に、第2部材12は収納状態にされ、乗員が車両用シート20に着席後に、第2部材12は使用状態にされる。第2部材12は、乗員がアームレスト面Fに腕を載置いたときの快適性を確保するために、布、革などの被覆部材によって覆われてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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