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公開番号2024062825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170924
出願日2022-10-25
発明の名称液体吐出ヘッドおよび液体を吐出する装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41J 2/14 20060101AFI20240501BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】同時に複数のノズルから吐出される液体の滴速度や滴量のばらつきを低減する。
【解決手段】液体を収容する共通液室と、前記共通液室と連通する複数のノズルと、前記複数のノズルを個別に振動させる振動発生手段と、前記共通液室に配置され、前記液体の振動を抑制する可撓性部材と、を備え、前記共通液室は、前記ノズルに対し形成される液室を有するとともに、前記液室の前記ノズルと対向する位置に前記可撓性部材を備える液体吐出ヘッド。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
液体を収容する共通液室と、
前記共通液室と連通する複数のノズルと、
前記複数のノズルを個別に振動させる振動発生手段と、
前記共通液室に配置され、前記液体の振動を抑制する可撓性部材と、
を備え、
前記共通液室は、前記ノズルに対し形成される液室を有するとともに、前記液室の前記ノズルと対向する位置に前記可撓性部材を備えることを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記可撓性部材は、前記共通液室に配置された状態において前記複数のノズルと対向する側の面である第一面と、前記第一面と反対側の面である第二面とを有し、少なくとも前記第一面は前記共通液室に収容された前記液体と接していることを特徴とする請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記可撓性部材は、前記第一面および前記第二面が前記共通液室に収容された前記液体と接していることを特徴とする請求項2記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記可撓性部材は、前記第一面は前記共通液室に収容された前記液体と接し、前記第二面は前記共通液室内の気体と接していることを特徴とする請求項2記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記可撓性部材は、樹脂フィルムを含むことを特徴とする請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記可撓性部材は、金属フィルムを含むことを特徴とする請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記可撓性部材は、前記第一面と前記第二面とを貫通した複数の開口部を備えることを特徴とする請求項2記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記可撓性部材は、前記第一面と前記第二面との間に空気層を備えることを特徴とする請求項2記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記可撓性部材の前記第一面と対向する側に、前記複数のノズルの隣接するノズル間を仕切るための仕切り部材を有し、前記仕切り部材の、前記可撓性部材の前記第一面に近い側の端部を第一端部としたとき、前記可撓性部材の前記第一面と前記仕切り部材の前記第一端部との距離を10μm~600μmの範囲に規定したことを特徴とする請求項2記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記可撓性部材の前記第一面と対向する側に、前記複数のノズルの隣接するノズル間を仕切るための仕切り部材を有し、前記仕切り部材の、前記可撓性部材の前記第一面に近い側の端部を第一端部としたとき、前記可撓性部材の前記第一面が前記仕切り部材の前記第一端部と接触していることを特徴とする請求項2記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッドおよび液体を吐出する装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内側に液体インクを保持させた円筒形ノズルと、円筒形ノズルに形成された振動発生手段を有し、振動発生手段を液体インクの表面に対して垂直方向に振動させることにより液体インクに表面張力波を発生させ、表面張力波を液体インク表面中央で波高が最も高くなるように干渉させ、液体インクの表面中央部から液滴を飛翔させる記録装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-226111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、同時に複数のノズルから液体を吐出させた場合に、ノズルから吐出される液体の滴速度や滴量がばらつくという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、液体を収容する共通液室と、前記共通液室と連通する複数のノズルと、前記複数のノズルを個別に振動させる振動発生手段と、前記共通液室に配置され、前記液体の振動を抑制する可撓性部材と、を備え、前記共通液室は、前記ノズルに対し形成される液室を有するとともに、前記液室の前記ノズルと対向する位置に前記可撓性部材を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、同時に複数のノズルから吐出される液体の滴速度や滴量のばらつきを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ノズル振動方式の液体吐出ヘッドの一例を示す一部断面斜視図。
図1のX部拡大図。
第1実施形態に係る液体吐出ヘッドの一部断面斜視図。
図3のX1部拡大図。
第2実施形態に係る液体吐出ヘッドの一部断面斜視図。
図5のX2部拡大図。
第3実施形態に係る液体吐出ヘッドの一部断面斜視図。
図7のX3部拡大図。
第4実施形態に係る液体吐出ヘッドの一部断面斜視図。
図9のX4部拡大図。
可撓性部材の説明図。
可撓性部材の説明図。
第1実施形態と比較例との比較を示す説明図。
第2実施形態と比較例との比較を示す説明図。
第3実施形態と比較例との比較を示す説明図。
第4実施形態と比較例との比較を示す説明図。
第5実施形態と比較例との比較を示す説明図。
第6実施形態と比較例との比較を示す説明図。
液体吐出ヘッドの変形例を示す説明図。
液体吐出ヘッドの変形例を示す説明図。
液体吐出ヘッドの変形例を示す説明図。
実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の概略構成図。
実施形態の印刷装置におけるヘッドユニットの一例を示す平面図。
実施形態に係る液体を吐出する装置としての他の印刷装置の要部平面図。
図24に示した印刷装置の要部側面図。
実施形態に係る液体吐出ユニットの要部平面図。
実施形態に係る液体吐出ユニットの他の例を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態を説明する。図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
【0009】
<ノズル振動方式液体吐出ヘッドの構成>
はじめに図1を用いてノズル振動方式の液体吐出ヘッドの構成を説明する。図1は、ノズル振動方式の液体吐出ヘッドの一例を示す一部断面斜視図である。
【0010】
液体吐出ヘッド1(以下、ヘッドという)は、複数のノズルを個別に振動させて液室内の液体をノズルから吐出させるノズル振動方式のヘッドである。
(【0011】以降は省略されています)

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