TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024118212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024520
出願日2023-02-20
発明の名称媒体処理装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B26D 7/18 20060101AFI20240823BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】媒体を直交方向に動かす自由度のある駆動装置を追加せずに、回収箱におけるパンチ屑の山を平坦化する。
【解決手段】媒体処理装置が、媒体に対して穴を開ける処理を行う処理部と、前記処理部へ前記媒体を搬送する搬送部と、前記処理部による前記処理が行われると生じる前記媒体の一部である廃材を回収し、かつ、駆動力に基づき振動する回収部と、前記搬送部を駆動させ、かつ、前記回収部を振動させる前記駆動力を生じさせる駆動部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
媒体に対して穴を開ける処理を行う処理部と、
前記処理部へ前記媒体を搬送する搬送部と、
前記処理部による前記処理が行われると生じる前記媒体の一部である廃材を回収し、かつ、駆動力に基づき振動する回収部と、
前記搬送部を駆動させ、かつ、前記回収部を振動させる前記駆動力を生じさせる駆動部と
を備える媒体処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記駆動力を前記駆動部から前記回収部に伝達させて、前記回収部を振動させる接続機構を更に備え、
前記接続機構を変更すると、前記回収部が振動する方向が変更される
請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項3】
前記駆動力によって第1回転方向、又は、第2回転方向に回転し、前記回収部を振動させる前記駆動力を伝達させる回転体と、
前記回転体が前記第1回転方向に回転する場合に、前記回収部を振動させる前記駆動力を伝達させる回転制御機構とを更に備え、
前記回転体が前記第1回転方向に回転すると、前記回転制御機構が前記回収部を振動させる前記駆動力を伝達させて、前記回収部が振動し、
前記回転体が前記第2回転方向に回転すると、前記回収部の振動が停止する
請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項4】
歯車を備えるベルトを用いて前記回収部を振動させ、
前記歯車が前記ベルトの全周のうち、一部に配置され、
前記歯車が、前記接続機構が備える接続歯車と噛み合って前記駆動力が伝達されて、前記回収部が一定間隔ごとに振動する
請求項2に記載の媒体処理装置。
【請求項5】
前記駆動部によって所定回転数で回転する回転体と、
前記所定回転数を減速させて、減速回転数にする減速機を更に備え、
前記減速回転数に応じて、前記回収部が振動する
請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項6】
前記回収部が所定の姿勢であるかを示す検出した検出結果に基づき、前記回収部が前記所定の姿勢となるように修正する
請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項7】
前記媒体は、
用紙であり、
前記処理部は、
前記用紙に画像形成がされた後、前記用紙に対し、パンチ穴の前記穴を開ける穿孔処理を少なくとも前記処理で行い、
前記搬送部は、
前記処理部より入口に近い位置で、前記用紙を前記処理部に向かって搬送し、
前記廃材は、
前記穿孔処理で生じるパンチ屑であり、
前記回収部は、
前記穿孔処理が行われる下方で、前記パンチ屑が落ちてくるのを回収し、収納する回収箱を有し、
前記パンチ屑は、
前記回収箱の内部に回収されて蓄積すると山になり、
前記駆動部は、
前記回収部を搭載する搭載台を有し、
前記搬送部による搬送、及び、前記回収部を振動させる共通する駆動源であり、
前記駆動力を前記駆動部から前記回収部に伝達させて、前記回収部を振動させる接続機構は、
前記搭載台に前記駆動力を伝達し、
前記駆動力によって前記搭載台が動いて前記回収部が振動する
請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項8】
媒体処理装置、及び、画像形成装置を有する画像形成システムであって、
前記媒体処理装置は、
媒体に対して穴を開ける処理を行う処理部と、
前記処理部へ前記媒体を搬送する搬送部と、
前記処理部による前記処理が行われると生じる前記媒体の一部である廃材を回収し、かつ、駆動力に基づき振動する回収部と、
前記搬送部を駆動させ、かつ、前記回収部を振動させる前記駆動力を生じさせる駆動部とを備える
画像形成システム。
【請求項9】
媒体に対して穴を開ける処理を行う処理部と、
前記処理部へ前記媒体を搬送する搬送部と、
前記処理部による前記処理が行われると生じる前記媒体の一部である廃材を回収し、かつ、駆動力に基づき振動する回収部と、
前記搬送部を駆動させ、かつ、前記回収部を振動させる前記駆動力を生じさせる駆動部とを備える画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体処理装置、画像形成装置、及び、画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
シート状の媒体に画像を形成する画像形成システムにおいて、画像形成後の媒体に所定のパンチ穴を開ける後処理(パンチ処理、又は、パンチング処理等ともいう。)を施す媒体処理装置が知られている。そして、パンチ穴を開ける処理で生じるパンチ屑は、回収箱で回収される。
【0003】
従来の媒体処理装置において、媒体処理装置が、パンチ処理を行うユニットの下方にパンチ屑(パンチカス等ともいう。)を回収する回収箱を備える。そして、媒体を搬送方向と直交する方向(以下単に「直交方向」という。)にスライドさせる装置と連動させて、回収箱を振動させる。このようにして、回収箱内のパンチ屑の山を平坦化させる技術が知られている(特許文献1等を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示する構成は、媒体を直交方向に動かす自由度(DOF、degree of freedom)のある駆動装置を有する媒体処理装置でないと実現できない。すなわち、従来技術は媒体を直交方向に動かす自由度を有する駆動装置を搭載することが求められる。したがって、媒体を直交方向に動かす自由度のある駆動装置を搭載していない媒体処理装置の場合は、該当する構成を追加しなければならない、という課題がある。
【0005】
本発明は、媒体を直交方向に動かす自由度のある駆動装置を追加せずに、回収箱におけるパンチ屑の山を平坦化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、媒体処理装置は、
媒体に対して穴を開ける処理を行う処理部と、
前記処理部へ前記媒体を搬送する搬送部と、
前記処理部による前記処理が行われると生じる前記媒体の一部である廃材を回収し、かつ、駆動力に基づき振動する回収部と、
前記搬送部を駆動させ、かつ、前記回収部を振動させる前記駆動力を生じさせる駆動部と
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、媒体を直交方向に動かす自由度のある駆動装置を追加しなくとも、回収箱におけるパンチ屑の山を平坦化できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成システムの例を示す図である。
媒体処理装置の例を示す図である。
処理部、搬送部、回収部、及び、駆動部の第1設置例を示す図である。
第1設置例に基づく振動の例を示す図(側面図)である。
第1設置例に基づく振動の例を示す図(正面図)である。
パンチ屑の山の平坦化例を示す図である。
処理部、搬送部、回収部、及び、駆動部の第2設置例を示す図である。
第2設置例に基づく振動の例を示す図(側面図)である。
第2設置例に基づく振動の例を示す図(正面図)である。
回転制御機構の追加例を示す図である。
ワンウェイクラッチの例を示す図である。
回収部の振動を一定間隔ごとする全体構成例を示す図である。
連結構成例を示す図である。
減速機の追加例を示す図である。
回収部の姿勢を検出、及び、修正する構成例を示す図である。
ホームポジションであるか否かの判断例を示す図である。
検出部材、及び、ホームポジションセンサの別の設置例を示す図である。
ホームポジション化処理例を示す図である。
機能構成例を示す図である。
大型、及び、小型の回収部の例を示す図である。
変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[画像形成システムの例]
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明する。また、以下の例では、用紙を媒体の例にして説明する。
【0010】
図1は、画像形成システムの例を示す図である。例えば、画像形成システム100は、画像形成装置1、及び、後処理装置3を備える構成である。また、画像形成装置1に接続する操作装置2によって、ユーザが操作を入力する。例えば、ユーザは、操作装置2に、印刷方法、又は、綴じ枚数がオーバーした場合の設定等を入力する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社リコー
開閉検知センサ及びシステム
5日前
株式会社リコー
検査装置、検査方法、プログラム
8日前
株式会社リコー
撮像装置、送信方法、プログラム
4日前
株式会社リコー
樹脂成形部品、画像形成装置及び判断方法
4日前
株式会社リコー
樹脂成型品、及び、樹脂成型品の劣化判定方法
4日前
株式会社リコー
移動体システム、情報処理装置及び情報処理方法
4日前
株式会社リコー
立体造形物の製造方法、造形装置及び造形システム
4日前
株式会社リコー
加圧機構、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
4日前
株式会社リコー
媒体処理装置、媒体処理システム、及び、媒体処理方法
4日前
株式会社リコー
会議システム、リアクションマーク表示方法、プログラム
4日前
株式会社リコー
撮像装置
8日前
株式会社リコー
情報提供装置、情報処理システム、情報提供方法、及びプログラム
4日前
株式会社リコー
情報提供装置、情報処理システム、情報提供方法、及びプログラム
4日前
株式会社リコー
小型電動車両、リチウムイオン二次電池、及び交換式電池システム
4日前
株式会社リコー
樹脂粒子、トナー、トナー収容ユニット、画像形成装置、及び、画像形成方法
8日前
株式会社リコー
入力装置、入力方法、及びプログラム
今日
株式会社リコー
通信端末、通信システム、通信方法、及びプログラム
今日
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
4日前
個人
ハサミ
4か月前
個人
テープカッター
3か月前
個人
カッター
7か月前
株式会社Yui
包丁
6か月前
個人
ラインカッター
4か月前
個人
鼻毛処理用ハサミ
9か月前
個人
野菜切り器
5か月前
個人
ハサミ用補助定規
5か月前
有限会社カルチエ
ナイフ
1か月前
個人
折り畳みナイフ
3か月前
個人
折り畳みナイフ
20日前
個人
剃刀具
3か月前
コクヨ株式会社
ハサミ
1か月前
個人
紙器打抜ブランカー下型
7か月前
株式会社ツノダ
ニッパー
10か月前
有限会社和田技研
スライサ
8か月前
株式会社文創
切創抑制器具
1か月前
学校法人神奈川大学
4か月前
続きを見る