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公開番号2024061618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2023135962
出願日2023-08-24
発明の名称液体吐出装置、プログラム、及びヘッド駆動制御方法
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類B41J 2/015 20060101AFI20240425BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体の吐出に伴うミストの発生を低減しつつ、液滴の曲がりを抑制して高周波駆動を実現すること。
【解決手段】
液体吐出装置は、駆動波形を前記圧力発生部に出力するヘッド駆動制御部を備え、駆動波形は、2以上の前記パルスを含む場合には、複数のパルスのうちの最後に最終パルスを含み、最終パルスは、個別液室を膨張させる第1膨張波形要素と、第1膨張波形要素よりも後の波形要素であり、個別液室を収縮させる第1収縮波形要素と、第1収縮波形要素よりも後の波形要素であり、個別液室を膨張させる第2膨張波形要素と、第2膨張波形要素よりも後の波形要素であり、個別液室を収縮させる第2収縮波形要素と、第2収縮波形要素よりも後の波形要素であり、個別液室を膨張させる第3膨張波形要素と、を含む。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
液滴を吐出する複数のノズルと、前記ノズルに連通する個別液室と、前記個別液室内の液体を加圧する圧力を発生する圧力発生部と、を有する液体吐出ヘッドと、
滴サイズに応じて選択された1又は2以上のパルスを含む駆動波形を前記圧力発生部に出力するヘッド駆動制御部と、を備え、
前記駆動波形は、2以上の前記パルスを含む場合には、当該複数のパルスのうちの最後に最終パルスを含み、
前記最終パルスは、
前記個別液室を膨張させる第1膨張波形要素と、
前記第1膨張波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を収縮させる第1収縮波形要素と、
前記第1収縮波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を膨張させる第2膨張波形要素と、
前記第2膨張波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を収縮させる第2収縮波形要素と、
前記第2収縮波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を膨張させる第3膨張波形要素と、を含み、
前記第1収縮波形要素の開始から前記第2膨張波形要素の開始までの時間が0.5Tc未満であり、
前記第1収縮波形要素の開始から前記第2収縮波形要素の開始までの時間が0.5Tc~0.6Tcの範囲内であることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第1膨張波形要素の開始から前記第1収縮波形要素の開始までの時間が0.45Tc~0.65Tcの範囲内であり、
前記第1収縮波形要素の開始から前記第3膨張波形要素の開始までの時間が0.9Tc~1.0Tcの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記液体吐出ヘッドから吐出された液体によって画像が形成される媒体を搬送する搬送ベルトを備え、
前記搬送ベルトは前記媒体を静電吸着力で吸着して搬送する、請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
液体吐出ヘッドの複数のノズルから液体を吐出させる処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記プログラムは、
滴サイズに応じて選択された1又は2以上のパルスを含む駆動波形を圧力発生部に出力し、
前記駆動波形は、2以上の前記パルスを含む場合には、当該複数のパルスのうちの最後に最終パルスを含み、
前記最終パルスは、
前記液体吐出ヘッドの個別液室を膨張させる第1膨張波形要素と、
前記第1膨張波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を収縮させる第1収縮波形要素と、
前記第1収縮波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を膨張させる第2膨張波形要素と、
前記第2膨張波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を収縮させる第2収縮波形要素と、
前記第2収縮波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を膨張させる第3膨張波形要素と、を含み、
前記第1収縮波形要素の開始から前記第2膨張波形要素の開始までの時間が0.5Tc未満であり、
前記第1収縮波形要素の開始から前記第2収縮波形要素の開始までの時間が0.5Tc~0.6Tcの範囲内であることを特徴とするプログラム。
【請求項5】
前記第1膨張波形要素の開始から前記第1収縮波形要素の開始までの時間が0.45Tc~0.65Tcの範囲内であり、
前記第1収縮波形要素の開始から前記第3膨張波形要素の開始までの時間が0.9Tc~1.0Tcの範囲内であることを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
液滴を吐出する複数のノズルと、前記ノズルに連通する個別液室と、前記個別液室内の液体を加圧する圧力を発生する圧力発生部と、を有する液体吐出ヘッドを駆動制御するヘッド駆動制御方法であって、
滴サイズに応じて選択された1又は2以上のパルスを含む駆動波形を前記圧力発生部に出力し、
前記駆動波形は、2以上の前記パルスを含む場合には、当該複数のパルスのうちの最後に最終パルスを含み、
前記最終パルスは、
前記個別液室を膨張させる第1膨張波形要素と、
前記第1膨張波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を収縮させる第1収縮波形要素と、
前記第1収縮波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を膨張させる第2膨張波形要素と、
前記第2膨張波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を収縮させる第2収縮波形要素と、
前記第2収縮波形要素よりも後の波形要素であり、前記個別液室を膨張させる第3膨張波形要素と、を含み、
前記第1収縮波形要素の開始から前記第2膨張波形要素の開始までの時間が0.5Tc未満であり、
前記第1収縮波形要素の開始から前記第2収縮波形要素の開始までの時間が0.5Tc~0.6Tcの範囲内であることを特徴とするヘッド駆動制御方法。
【請求項7】
前記第1膨張波形要素の開始から前記第1収縮波形要素の開始までの時間が0.45Tc~0.65Tcの範囲内であり、
前記第1収縮波形要素の開始から前記第3膨張波形要素の開始までの時間が0.9Tc~1.0Tcの範囲内である、ことを特徴とする請求項6に記載のヘッド駆動制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は液体吐出装置、プログラム、及びヘッド駆動制御方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置が知られている。このような液体吐出装置において、滴サイズに応じて選択された1又は2以上のパルスを含む駆動波形を圧力発生部に出力するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1の装置では、液滴の吐出において、液体吐出ヘッドを高周波駆動させると、液体吐出ヘッドが有する個別液室内の液体に微振動が残留することにより、液滴が曲がって吐出される場合がある。また、液滴の吐出に伴ってミストが発生する場合がある。
【0004】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、液滴の吐出に伴うミストの発生を低減しつつ、液滴の曲がりを抑制して高周波駆動を行うことができる液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る液体吐出装置は、液滴を吐出する複数のノズルと、ノズルに連通する個別液室と、個別液室内の液体を加圧する圧力を発生する圧力発生部と、を有する液体吐出ヘッドと、滴サイズに応じて選択された1又は2以上のパルスを含む駆動波形を圧力発生部に出力するヘッド駆動制御部と、を備え、駆動波形は、2以上の前記パルスを含む場合には、当該複数のパルスのうちの最後に最終パルスを含み、最終パルスは、個別液室を膨張させる第1膨張波形要素と、第1膨張波形要素よりも後の波形要素であり、個別液室を収縮させる第1収縮波形要素と、第1収縮波形要素よりも後の波形要素であり、個別液室を膨張させる第2膨張波形要素と、第2膨張波形要素よりも後の波形要素であり、個別液室を収縮させる第2収縮波形要素と、第2収縮波形要素よりも後の波形要素であり、個別液室を膨張させる第3膨張波形要素と、を含み、第1収縮波形要素の開始から第2膨張波形要素の開始までの時間が0.5Tc未満であり、第1収縮波形要素の開始から第2収縮波形要素の開始までの時間が0.5Tc~0.6Tcの範囲内であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、液滴の吐出に伴うミストの発生を低減しつつ、液滴の曲がりを抑制して高周波駆動を行うことができる液体吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る画像形成装置を示す概略側面図である。
一実施形態に係る画像形成装置の平面図である。
記録ヘッドの断面図である。
記録ヘッドの断面図である。
画像形成装置の制御部を示すブロック図である。
印刷制御部及びヘッドドライバを示すブロック図である。
第1実施形態に係る駆動波形を示す波形図である。
複数のパルスを含む駆動波形、滴制御信号、及び滴サイズに応じたパルスを示す波形図である。
第1実施形態に係る駆動波形における最終のパルスP5を示す波形図である。
ノズルから吐出される液滴を示す図である。
比較例1に係る駆動波形を示す波形図である。
実施例1、実施例2及び比較例1に係る駆動波形を用いて液滴を吐出したときのサテライト長を示すグラフである。
副走査速度変動比率変化量を示すグラフである。
第1実施形態に係る駆動波形におけるパルスP3を示す波形図である。
第2実施形態に係る駆動波形におけるパルスP5を示す波形図である。
比較例1に係る駆動波形におけるパルスP13を示す波形図である。
比較例1に係る駆動波形におけるパルスP15を示す波形図である。
駆動パルスの波形形状を示す波形図であり、単一の波形からなる単パルスを示す波形図である。
パルス幅Pwと滴速度との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態に係る液体吐出装置、プログラム、及びヘッド駆動制御方法ついて図面を参照して説明する。本明細書では、液体により媒体上に画像を形成する画像形成装置を、実施形態に係る液体吐出装置の一例として説明する。
【0009】
<画像形成装置の概要>
図1は、一実施形態に係る画像形成装置を示す概略側面図である。図2は、一実施形態に係る画像形成装置の平面図である。図1及び図2に示される画像形成装置1は、シリアル型インクジェット記録装置である。画像形成装置1は、記録ヘッド34a,34bを搭載するキャリッジ33を備える。キャリッジ33は、主走査方向に延在する一対のガイドロッド31,32に摺動可能に支持され、主走査方向に移動する。キャリッジ33は、主走査方向に走査可能である。一対のガイドロッド31,32は、装置本体の左右の側板21A,21Bに支持されている。主走査モータは、タイミングベルトを介して動力を伝達して、キャリッジ33を移動させる。
【0010】
<記録ヘッド>
記録ヘッド34a,34bは、液体吐出ヘッドの一例である。記録ヘッド34a,34bを区別しないときは、記録ヘッド34と記載する。記録ヘッド34は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液滴を吐出する。液滴はインク滴でもよい。記録ヘッド34は、液滴を吐出する複数のノズルが形成されたノズル板を有する。ノズル板には、複数のノズル列が形成されている。ノズル列は、副走査方向に並ぶ複数のノズルを有する。副走査方向は、主走査方向に交差する。記録ヘッド34は、例えば下向きに液滴を吐出する。
(【0011】以降は省略されています)

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