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公開番号2024060707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168139
出願日2022-10-20
発明の名称充電インレットおよび充電インレットの組付け方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60K 1/04 20190101AFI20240425BHJP(車両一般)
要約【課題】インレットハウジングと意匠カバーとを備えた充電インレットにおいて、組付け作業性を悪化させることなく、インレットハウジングに対する意匠カバーの安定性を高める。
【解決手段】相手方コネクタとの接続機構と、接続機構の周囲に形成された接続機構壁面と、を有するインレットハウジングと、接続機構を露出させる孔が形成された意匠面と、接続機構壁面に対向するカバー内壁面と、を有し、意匠面が接続機構の周外領域を覆ってインレットハウジングに取り付けられた意匠カバーと、を備え、カバー内壁面に接続機構壁面と接触する潰しリブが複数個形成されている充電インレット。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
相手方コネクタとの接続機構と、
前記接続機構の周囲に形成された接続機構壁面と、を有するインレットハウジングと、
前記接続機構を露出させる孔が形成された意匠面と、前記接続機構壁面に対向するカバー内壁面と、を有し、前記意匠面が前記接続機構の周外領域を覆って前記インレットハウジングに取り付けられた意匠カバーと、を備え、
前記カバー内壁面に前記接続機構壁面と接触する潰しリブが複数個形成されていることを特徴とする充電インレット。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記意匠カバーは、前記カバー内壁面よりも外側に形成された可撓性のロック片によるスナップフィット機構で、前記インレットハウジングに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の充電インレット。
【請求項3】
前記カバー内壁面は前記接続機構を挟んで一対形成され、
前記一対のカバー内壁面それぞれの対応する位置に前記潰しリブが対となって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の充電インレット。
【請求項4】
前記一対のカバー内壁面のそれぞれに前記潰しリブが複数個形成されていることを特徴とする請求項3に記載の充電インレット。
【請求項5】
相手方コネクタとの接続機構と、前記接続機構の周囲に形成された接続機構壁面と、を有するインレットハウジングに、
前記接続機構を露出させる孔が形成された意匠面と、複数個のリブが形成されたカバー内壁面と、を有する意匠カバーを、前記意匠面が前記接続機構の周外領域を覆うとともに、前記カバー内壁面が前記接続機構壁面に対向し、前記複数個のリブが前記接続機構壁面との接触で潰されるように嵌め込むことを特徴とする充電インレットの組付け方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インレットハウジングと意匠カバーとを備えた充電インレットに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車(EV)やプラグインハイブリット電気自動車(PHV)等に搭載されるバッテリを外部電源から充電するための車両側コネクタとして、充電インレットが用いられている。特許文献1に記載されているように、充電インレットは、複数の端子を収容し、充電側コネクタと接続するための充電規格に対応した機構を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-99256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電インレットの製品化に当たり、車種毎のカスタマイズと標準化とを短納期で実現するためには、意匠部と機能部を別体化することが有益である。
【0005】
例えば、図6に示すように、端子を収容し、相手方コネクタとの接続機構311が形成されたインレットハウジング310を機能部として独立させて汎用化し、別体の意匠カバー320を取り付けて充電インレット300を構成することで、車種毎のカスタマイズを容易にすることできる。この場合、意匠カバー320は、インレットハウジング310に形成された接続機構311の周外領域312を覆って、外観性を向上させるための意匠面321が外部に露出するようにする。
【0006】
意匠カバー320のインレットハウジング310への取り付けは、例えば、嵌め込み式とすることができ、意匠カバー320に可撓性のロック孔片322を形成し、インレットハウジング310に爪313を形成したスナップフィット機構を複数箇所設けることにより両者を固定することができる。
【0007】
ところで、スナップフィットのようなロック機構を採用した場合、意匠カバー320をインレットハウジング310に嵌め込むための遊びとして、両者間に隙間が設定される。
【0008】
この隙間は製造上必要なものであるが、この隙間によって、意匠カバー320がガタついて異音が発生するおそれが生じる。また、意匠カバー320が一方に片寄ることで接続機構311周囲の隙間が不均一になって充電インレットの意匠性が低下するおそれもある。
【0009】
さらには、隙間によって意匠カバー320が片寄ることで、複数箇所に設けられたスナップフィット機構の係り代のバランスが崩れてしまい、ロックの保持力が低下してしまうおそれもある。
【0010】
一方で、意匠カバー320とインレットハウジング310との間の隙間を無くすと充電インレット300の製造時の組付け作業性に支障を来たすおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)

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