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公開番号2024067963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178413
出願日2022-11-07
発明の名称回転センサ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G01P 3/46 20060101AFI20240510BHJP(測定;試験)
要約【課題】精度よく回転速度を検出することができる回転センサを提供する。
【解決手段】回転軸22の径方向に張り出した第1フランジ部8が、モータ2の回転軸22の先端に取り付けられる。ターゲット3は、第1フランジ部8が嵌合される嵌合凹部35を有する。ターゲット3が、基準部品5に回転自在に支持されている。コイルバネ10が、ターゲット3を上下方向に付勢して基準部品5に押し付ける。ターゲット3が、基準部品5を摺接しながら回転する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータの回転軸の回転に応じて回転する導電体と、
前記導電体の回転によって、前記導電体に発生する渦電流を検出する検出部が搭載された配線板と、を備えた、
回転センサであって、
前記モータの前記回転軸の径方向に張り出した第1フランジ部をさらに備え、
前記導電体は、前記第1フランジ部が嵌合される嵌合凹部を有する、
回転センサ。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の回転センサにおいて、
前記配線板が固定される基準部品を備え、
前記導電体が、前記基準部品に回転自在に支持されている、
回転センサ。
【請求項3】
請求項2に記載の回転センサにおいて、
前記導電体を前記回転軸の軸方向に付勢して前記基準部品に押し付ける付勢部材をさらに備え、
前記導電体が、前記基準部品を摺接しながら回転するように設けられた、
回転センサ。
【請求項4】
請求項3に記載の回転センサにおいて、
前記導電体は、前記回転軸と同軸上に設けられた軸部を有し、
前記基準部品は、前記導電体の前記軸部を通す貫通孔が設けられ、
前記軸部の前記貫通孔から突出する部分に設けられ、前記軸部の径方向から張り出した第2フランジ部をさらに備え、
前記付勢部材は、前記第2フランジ部と前記基準部品との間に設けられた、
回転センサ。
【請求項5】
請求項4に記載の回転センサにおいて、
前記導電体の前記軸部が挿入され、前記基準部品の前記貫通孔内に圧入されたベアリングをさらに備えた、
回転センサ。
【請求項6】
請求項4に記載の回転センサにおいて、
前記導電体は、前記渦電流が発生する導電体本体と、前記導電体本体から突出する凸部と、を有し、
前記軸部が、前記凸部から突出して設けられ、
前記凸部が、前記基準部品の前記貫通孔周りに摺接するように設けられている、
回転センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転センサ、に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
モータの回転速度を検出する回転センサとして、渦電流を利用したものが提案されている。この回転センサは、モータの回転に応じてターゲットを回転させ、ターゲットに渦電流を発生させる。配線板上に搭載された検出部により、ターゲットに発生した渦電流を検出することにより、モータの回転速度を検出する。
【0003】
従来の回転センサでは、モータの回転軸をターゲットに圧入し、ターゲットを回転させている。このため、モータの回転軸にスラストガタが発生すると、ターゲットもスラスト方向(軸方向)に変動する。このため、ターゲットと配線板との距離が変動し、精度よく回転速度を検出することができない、という課題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、精度よく回転速度を検出することができる回転センサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前述した目的を達成するために、本発明に係る回転センサは、下記を特徴としている。
モータと、
前記モータの回転軸の回転に応じて回転する導電体と、
前記導電体の回転によって、前記導電体に発生する渦電流を検出する検出部が搭載された配線板と、を備えた、
回転センサであって、
前記モータの前記回転軸の径方向に張り出した第1フランジ部をさらに備え、
前記導電体は、前記第1フランジ部が嵌合される嵌合凹部を有する、
回転センサであること。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、精度よく回転速度を検出することができる回転センサを提供することができる。
【0007】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の回転センサの一実施形態を示す概略断面図である。
図2は、図1に示す配線基板上に搭載された検出部の詳細を示す回路図である。
図3は、図1に示すターゲットの上面図である。
図4は、図1に示すターゲットの下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
【0010】
以下、説明の便宜上、図1に示すように、「上」及び「下」を定義する。なお、上下方向は、本発明の「軸方向」に対応する。
(【0011】以降は省略されています)

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