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公開番号
2024098373
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-23
出願番号
2023001843
出願日
2023-01-10
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
24/38 20110101AFI20240716BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シールドシェルとアース端子とのガタツキを抑制し、安定した伝送性能を確保する。
【解決手段】コネクタは、メスアウタ端子と電気的に接続されるオスアウタ端子23と、オスアウタ端子23の少なくとも一部を包囲するシールドシェル24とを備える。シールドシェル24と導電性ケースとを電気的に接続するアース端子は、矩形状の開口部が設けられた平板を有し、開口部の開口縁から開口部内に延びるばね27dが、矩形状の四隅にそれぞれ設けられる。アース端子は、開口部内に筒部24cが配置されるように、フランジ部と面との間に形成された溝に係合され、ばね27dが筒部24cに接触する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側端子と電気的に接続される筒状のアウタ端子と、
前記アウタ端子の内部に配置されるインナ端子と、
前記アウタ端子の少なくとも一部を包囲するシールドシェルと、
前記シールドシェルを内部に収容する導電性ケースと、
前記シールドシェルと前記導電性ケースとを電気的に接続するアース端子であって、矩形状の開口部が設けられた平板を有し、前記開口部の開口縁から前記開口部内に延びるばねが、前記矩形状の四隅にそれぞれ設けられた前記アース端子と、を備え、
前記シールドシェルは、
開口が設けられた面と内部空間とを有する本体部と、
一端が前記面に接続し他端にフランジ部が設けられた筒部であって、中空部を有し、前記開口を介して前記中空部が前記内部空間に連通する前記筒部と、を有し、
前記アース端子は、前記開口部内に前記筒部が配置されるように、前記フランジ部と前記面との間に形成された溝に係合され、前記ばねが前記筒部に接触する、
コネクタ。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記アース端子の前記ばねは、前記平板の厚さ方向に突出する突出部を有する、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記シールドシェルは、前記面から突出して前記筒部に接続し、前記筒部から一方向に延在する凸部が、前記本体部に設けられ、
前記アース端子は、前記凸部に係合する切欠きが、前記平板に設けられる、
請求項1又は2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、同軸ケーブル等と接続される目的で用いられるシールド性の高いコネクタが提案されている。例えば、従来のコネクタの一つは、外部ハウジングに結合される遮蔽部材を有する。遮蔽部材は、外部ハウジングに電気的に接続するために外部ハウジングの外部コンタクトに係合する。遮蔽部材は、開口においてケーシングと係合するように構成されたばね指を有し、ばね指は、外部ハウジングをケーシングに電気的に接続するように構成される(特許文献1参照)。
【0003】
また、従来の他のコネクタは、ハウジングとアース端子とからなり、ハウジング内に収容したシールド端子に対してランスによる一次係止を行い、さらにアース端子の当接片による二次係止を行ってから、シールド筐体に取り付けられる。すなわち、コネクタはシールド端子に対して二重係止することができるので、シールド端子に対する係止力が向上する(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6222751号公報
特開2002-198117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のコネクタにおいては、筐体へのアースを担うアース端子が、例えば2箇所の突起により、シールドを担うシールドシェルの平面部に押付けられて接触するような構造を採用している。このため、アース端子がシールドシェルに十分に係合できず、部品間にガタツキが発生してしまう懸念があった。ガタツキが発生した場合、アース端子とシールドシェルとの接触が安定しなくなるため、アース経路が不安定となり、十分なノイズ除去が出来ず、伝送性能を低下させる懸念があった。
【0006】
また、突起のみの固定では、アース端子がシールドシェルに対し回転してしまうため、アース経路が不安定となり、十分なノイズ除去が出来ず、伝送性能を低下させる懸念があった。
【0007】
本発明は、部品間のガタツキを抑制することで、安定した伝送性能を確保し得るコネクタを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
相手側端子と電気的に接続される筒状のアウタ端子と、
前記アウタ端子の内部に配置されるインナ端子と、
前記アウタ端子の少なくとも一部を包囲するシールドシェルと、
前記シールドシェルを内部に収容する導電性ケースと、
前記シールドシェルと前記導電性ケースとを電気的に接続するアース端子であって、矩形状の開口部が設けられた平板を有し、前記開口部の開口縁から前記開口部内に延びるばねが、前記矩形状の四隅にそれぞれ設けられた前記アース端子と、を備え、
前記シールドシェルは、
開口が設けられた面と内部空間とを有する本体部と、
一端が前記面に接続し他端にフランジ部が設けられた筒部であって、中空部を有し、前記開口を介して前記中空部が前記内部空間に連通する前記筒部と、を有し、
前記アース端子は、前記開口部内に前記筒部が配置されるように、前記フランジ部と前記面との間に形成された溝に係合され、前記ばねが前記筒部に接触する、
コネクタ。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、シールドシェルとアース端子とのガタツキを抑制し、安定した伝送性能を確保することができる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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