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公開番号2024094740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211480
出願日2022-12-28
発明の名称非接触給電装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02J 50/10 20160101AFI20240703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】放熱性能の向上を図ることができる非接触給電装置を提供する。
【解決手段】路面側装置20は、通電可能なコイル部22とコイル部22を収納する筐体21とを備え、コイル部22への通電により、外部のコイル部側へ非接触にて給電するものであって、筐体21よりも熱伝導性が高い冷却用円柱体24を備え、筐体21は、コイル部22に接触する柱部21cを有し、冷却用円柱体24は、筐体21を貫通して一部が筐体21外に露出すると共に、柱部21cに対して固定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
通電可能な一次コイル部と前記一次コイル部を収納する筐体とを備え、前記一次コイル部への通電により、外部の二次コイル部側へ非接触にて給電する非接触給電装置であって、
前記筐体よりも熱伝導性が高い放熱部材を備え、
前記筐体は、前記一次コイル部に接触する柱部を有し、
前記放熱部材は、前記筐体を貫通して一部が前記筐体外に露出すると共に、前記柱部に対して固定されている
ことを特徴とする非接触給電装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記一次コイル部は、前記柱部の上方から載置されることで接触している
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。
【請求項3】
前記柱部は、中空状に形成され、
前記放熱部材は、中空状の前記柱部の内壁に密着することで前記柱部に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。
【請求項4】
前記一次コイル部は、通電される一次コイルと、前記一次コイルを挟んで前記二次コイル部の反対側に設けられ磁性体にて構成される磁性体シートと、前記磁性体シートを挟んで前記一次コイルの反対側に設けられ金属にて構成されるシールド板材と、を有し、これらが積層されて構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。
【請求項5】
前記一次コイル部は、前記シールド板材が直に前記柱部に接触しているか、又は、前記シールド板材及び前記柱部よりも熱伝導率が高い伝熱部材を介して前記シールド板材が前記柱部に接触している
ことを特徴とする請求項4に記載の非接触給電装置。
【請求項6】
前記一次コイル部に通電する電源部を前記筐体内に備え、
前記電源部は、前記シールド板材を挟んで前記一次コイルの反対側に設けられている
ことを特徴とする請求項4に記載の非接触給電装置。
【請求項7】
前記一次コイル部に通電する電源部を前記筐体内に備え、
前記電源部にて発生した熱が前記柱部を除く前記筐体部分から前記柱部を通じて前記放熱部材に伝達される
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。
【請求項8】
前記筐体は、前記柱部を複数有し、
前記放熱部材は、複数であって、それぞれが前記柱部それぞれに対して固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。
【請求項9】
前記筐体は、前記一次コイル部に接触すると共に、前記柱部に接続された接続部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、非接触給電装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば路面側に設けられた一次コイルと、車両等に搭載された二次コイルとを近接させ、一次コイル側に通電して電磁誘導により二次コイル側に給電する非接触給電装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このような非接触給電装置は、一次コイルが通電によって発熱してしまうことから、放熱構造を備えることが好ましい。特許文献1に記載の非接触給電装置は、熱伝導率が高い冷却用円柱体が路盤ユニットを貫通して設けられ、一次コイルの通電により発生した熱を冷却用円柱体によって外部に導く構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-175292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の非接触給電装置は、一次コイルの熱を空気を介して冷却用円柱体に伝達し放熱する構造であるため、決して放熱効率が良いとはいえなかった。
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、放熱性能の向上を図ることができる非接触給電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る非接触給電装置は、通電可能な一次コイル部と前記一次コイル部を収納する筐体とを備え、前記一次コイル部への通電により、外部の二次コイル部側へ非接触にて給電する非接触給電装置であって、前記筐体よりも熱伝導性が高い放熱部材を備え、前記筐体は、前記一次コイル部に接触する柱部を有し、前記放熱部材は、前記筐体を貫通して一部が前記筐体外に露出すると共に、前記柱部に対して固定されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、放熱性能の向上を図ることができる非接触給電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る非接触給電装置を含む非接触給電システムを示す概略構成図である。
図1に示した路面側装置の外略構成を示す分解斜視図である。
図2の一部構成を示す斜視図である。
図2の一部構成を示す断面図であり、(a)は分解状態を示し、(b)は組立状態を示している。
第2実施形態に係る筐体下部を示す斜視図である。
第2実施形態に係る筐体下部の変形例を示す斜視図である。
第3実施形態に係る筐体下部を示す斜視図である。
第3実施形態に係る筐体下部の変形例を示す斜視図である。
他の放熱部材の一例を示す概略側方断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る非接触給電装置を含む非接触給電システムを示す概略構成図である。図1に示すように、非接触給電システム1は、車両側装置10と、路面側装置(非接触給電装置)20とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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