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公開番号2024090015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205634
出願日2022-12-22
発明の名称キャップ付きコネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡単な構成で、キャップが閉じる時の衝突音を抑制すると共に、キャップが開ききった時の開き角度を規制することができるキャップ付きコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタハウジング20のキャップ支持部30に軸支部46が回転自在に取り付けられて接続開口を開閉するキャップ40と、キャップ40をキャップ閉方向並びにキャップ開方向へ切り替え付勢可能な切り替え機構と、開蓋時にコネクタハウジング20の開側ハウジング当て面34に当接して回動が規制されるキャップ40の開側キャップ当て面44と、閉蓋時にコネクタハウジング20の閉側ハウジング当て面32に当接して回動が規制されるキャップ40の閉側キャップ当て面42と、を備える。開側ハウジング当て面34及び閉側ハウジング当て面32が、キャップ支持部30の近傍に設けられ、開側キャップ当て面44及び閉側キャップ当て面42が、軸支部46の軸心周りに設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
相手コネクタとの接続開口と、前記接続開口の近傍に設けられたキャップ支持部とを有するコネクタハウジングと、
前記キャップ支持部に軸支部が回転自在に取り付けられて前記接続開口を開閉するキャップと、
前記キャップをキャップ閉方向並びにキャップ開方向へ切り替え付勢可能に構成された切り替え機構と、
開蓋時に前記コネクタハウジングの開側ハウジング当て面に当接して回動が規制される前記キャップの開側キャップ当て面と、
閉蓋時に前記コネクタハウジングの閉側ハウジング当て面に当接して回動が規制される前記キャップの閉側キャップ当て面と、を備え、
前記開側ハウジング当て面及び前記閉側ハウジング当て面が、前記キャップ支持部の近傍に設けられ、
前記開側キャップ当て面及び前記閉側キャップ当て面が、前記軸支部の軸心周りに設けられている、
キャップ付きコネクタ。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記切り替え機構は、
前記軸支部の軸心周りに設けられたカム面と、
前記カム面に当接する方向に付勢された弾性従動節と、を有する、
請求項1に記載のキャップ付きコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャップ付きコネクタに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等の車両に搭載されたバッテリに車両外部から電力を供給(充電)するべく、車両に設置されるコネクタ(充電インレット)が利用されている。このコネクタは、高電圧の電力を取り扱うため、充電を行わない時には相手コネクタ(充電コネクタ)との接続開口を覆う蓋部(キャップ)がコネクタハウジングに開閉可能に設けられている。
【0003】
このようなコネクタでは、スプリングなどの付勢部材がキャップを開く方向に向けて付勢している。そして、キャップが閉状態の場合、キャップがロック機構によりコネクタハウジングに係止されているが、操作者がこの係止を解除すると、付勢部材の付勢力によってキャップが開くようになっている(特許文献1,2等参照)。
ここで、付勢部材により開方向に常時付勢されているキャップは、部品寸法のバラツキや取付精度の低下などによって、コネクタハウジングの接続開口との間に隙間を生じる可能性がある。そこで、キャップの防水性を維持するためには、慎重なキャップの取付作業が求められ、製造コスト上昇を招く一因となっていた。
【0004】
また、キャップ付きコネクタには、コネクタの接続開口近傍にて開閉可能に軸支されたキャップが、キャップ閉方向並びにキャップ開方向へ切り替え付勢可能に構成されたものがある。このキャップのキャップ閉方向並びにキャップ開方向への切り替え付勢は、キャップにおける軸支部の軸心周りのカム面と該カム面に当接する弾性部材とにより構成された切り替え機構によって生じている(特許文献3参照)。
そこで、キャップが閉じられた時には、カム面に作用する弾性部材の付勢力によりその閉方向に付勢されるので、キャップを完全に閉じることができ、防水防塵は完全になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-248372号公報
特開2012-221611号公報
特開平6-325819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述したようにキャップが切り替え機構を備えたキャップ付きコネクタでは、キャップが閉じられた際、軸支部とは反対側に設けられたキャップのハウジング当て面と、ハウジングのキャップ当て面とが勢いよく衝突し、大きな音が発生することがある。
この対策としては、例えば、キャップが開閉するときの勢いを抑制する種々の開閉機構があるが、いずれも構造が複雑で改善の余地がある。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で、キャップが閉じる時の衝突音を抑制すると共に、キャップが開ききった時の開き角度を規制することができるキャップ付きコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した目的を達成するために、本発明に係るキャップ付きコネクタは、下記を特徴としている。
相手コネクタとの接続開口と、前記接続開口の近傍に設けられたキャップ支持部とを有するコネクタハウジングと、前記キャップ支持部に軸支部が回転自在に取り付けられて前記接続開口を開閉するキャップと、前記キャップをキャップ閉方向並びにキャップ開方向へ切り替え付勢可能に構成された切り替え機構と、開蓋時に前記コネクタハウジングの開側ハウジング当て面に当接して回動が規制される前記キャップの開側キャップ当て面と、閉蓋時に前記コネクタハウジングの閉側ハウジング当て面に当接して回動が規制される前記キャップの閉側キャップ当て面と、を備え、前記開側ハウジング当て面及び前記閉側ハウジング当て面が、前記キャップ支持部の近傍に設けられ、前記開側キャップ当て面及び前記閉側キャップ当て面が、前記軸支部の軸心周りに設けられている、キャップ付きコネクタ。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るキャップ付きコネクタによれば、簡単な構成で、キャップが閉じる時の衝突音を抑制すると共に、キャップが開ききった時の開き角度を規制することができる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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