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公開番号2024093776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210353
出願日2022-12-27
発明の名称車両用表示装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類B60K 35/23 20240101AFI20240702BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の仕様(特にウインドシールドの形状)に影響を受けずに共用化を図れる車両用表示装置を提供すること。
【解決手段】車両用表示装置1は、車両100のインストルメントパネル102に設けられて、所望の可視情報を表示光Lとして出射する表示器3と、表示器3から車両100のウインドシールド101までの表示光Lの光路上、且つ、運転者Dの視点位置EPから視認可能な位置に配置される非球面ミラー4と、を備える。非球面ミラー4は、表示器3から出射された表示光Lを視点位置EPに反射して、所望の可視情報を運転者Dに虚像Sとして視認させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両のインストルメントパネルに設けられる車両用表示装置であって、
所望の可視情報を表示光として出射する表示器と、
前記表示器から前記車両のウインドシールドまでの前記表示光の光路上、且つ、運転者の視点位置から視認可能な位置に配置される非球面ミラーと、を備え、
前記非球面ミラーは、
前記表示器から出射された前記表示光を前記視点位置に反射して、前記所望の可視情報を前記運転者に虚像として視認させる、
車両用表示装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両用表示装置であって、
前記非球面ミラーは、
少なくとも一部が前記インストルメントパネルの上方に位置して、前記車両の水平方向に対して下向きに傾斜して配置される、
車両用表示装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用表示装置であって、
前記表示器及び前記非球面ミラーが収容される筐体部と、
前記非球面ミラーから前記視点位置までの光路上に位置するように前記筐体部に取り付けられる遮光部と、を更に備え、
前記遮光部は、
前記表示光を前記筐体部の内部から外部へ透過可能に構成され、且つ、前記外部から前記内部への太陽光を含む外光の入射を遮断又は減衰可能に構成される、
車両用表示装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両用表示装置であって、
前記遮光部は、
前記インストルメントパネルの上面から立ち上がった状態で前記筐体部に取り付けられる、
車両用表示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の車両用表示装置であって、
前記遮光部の上端部は、
前記運転者が前記筐体部を視認不能となるように前記筐体部の上面よりも上方に突出する、
車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、自動車等の車両には、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)等の車両用表示装置を搭載するものがある。従来の車両用表示装置は、例えば、表示器に表示される表示画像を、反射ミラー等の光学系を介してウインドシールドやコンバイナ等に投影することで、ドライバに虚像として視認させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-120807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように、表示画像をウインドシールドに投影する車両用表示装置においては、ウインドシールドの形状によっては表示画像を投影できない場合がある。換言すると、上述した車両用表示装置は、車両毎にウインドシールドの形状に合わせて設計する必要があった。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の仕様(特にウインドシールドの形状)に影響を受けずに共用化を図れる車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用表示装置は、下記を特徴としている。
【0007】
車両のインストルメントパネルに設けられる車両用表示装置であって、
所望の可視情報を表示光として出射する表示器と、
前記表示器から前記車両のウインドシールドまでの前記表示光の光路上、且つ、運転者の視点位置から視認可能な位置に配置される非球面ミラーと、を備え、
前記非球面ミラーは、
前記表示器から出射された前記表示光を前記視点位置に反射して、前記所望の可視情報を前記運転者に虚像として視認させる、
車両用表示装置であること。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、表示器から出射された表示光を、非球面ミラーが運転者の視点位置に反射して、所望の可視情報を運転者に虚像として視認させることができる。これにより、車両の仕様(特にウインドシールドの形状)に影響を受けずに、車両用表示装置の共用化を図れる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用表示装置を搭載した車両の概略構成を示す模式図である(ただし、側面図である)。
図2は、車両用表示装置の概略構成を示す模式図である。
図3は、車両用表示装置の上端部の拡大図である。
図4は、運転者の視点位置からみた車両用表示装置の模式図である。
図5は、異なる視点位置への対応例を示す模式図である。
図6は、虚像の表示態様を示す模式図である。
図7は、図1に相当する図であって、筐体部の上部がインストルメントパネルアッパーに覆われた態様を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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