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公開番号2024093184
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022209391
出願日2022-12-27
発明の名称端子、及び、端子付き電線
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 4/02 20060101AFI20240702BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電線との接触を適正に確保することのできる端子、及び、端子付き電線を提供する。
【解決手段】端子10は、接続相手部材11と電気的に接続される電気接続部1と、電線Wに溶着して接合される電線接合部3とを備え、電線接合部3は、電線Wに溶着して接合される平坦面3aを含む半円柱形状に形成される。端子付き電線100は、電線Wと、前記端子10とを備える。この端子10、及び、端子付き電線100によれば、電線接合部3の平坦面3aに電線Wが接触することから、電線Wとの接触を適正に確保することができる。この結果、この端子10、及び、端子付き電線100によれば、電線Wとの接合の抵抗値がより低くなり、要求される大電流に対応できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
接続相手部材と電気的に接続される電気接続部と、
電線に溶着して接合される電線接合部とを備え、
前記電線接合部は、前記電線に溶着して接合される平坦面を含む半円柱形状に形成される、
端子。
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
充電用コネクタに適用される、請求項１に記載の端子。
【請求項３】
電線と、
前記電線に接合される端子とを備え、
前記端子は、
接続相手部材と電気的に接続される電気接続部と、
前記電線に溶着して接合される電線接合部とを備え、
前記電線接合部は、前記電線に溶着して接合される平坦面を含む半円柱形状に形成される、
端子付き電線。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、端子、及び、端子付き電線に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、例えば、特許文献１は、コネクタにおいて、圧着部位が半筒形状に加工されており、当該圧着部位に電線の芯線が溶着されることが示されている。
【０００３】
また、従来、例えば、特許文献２は、端子接続装置において、端子部が半円柱形状に加工されており、当該端子部がボルトにより半円柱形状の相手側の端子部と接続されることが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１１－０３４７７４号公報
特開２０００－０４９０１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
一般的な端子は、相手側端子と電気的に接続が行われる一端部の電気接続部と、電線が接合される他端部の電線接合部と、を有する。そして、電線接合部は、筒状に形成され、当該筒状の内部に電線の芯線が挿入されて圧着によって接合がなされるものがある。しかし、当該端子は、電線接合部において、電線と接触する部位が筒状の内側に位置するため、圧着の接触が十分でない場合は抵抗値が安定しにくい。このため、上記一般的な端子は、比較的大電流に対応することが難しい。なお、上記一般的な端子は、電線接合部が筒状で切削加工によって成形されるため、筒内に圧着の接触を確保するようなセレーション溝等の加工がし難い。
【０００６】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、電線との接触を適正に確保することのできる端子、及び、端子付き電線を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するために、本発明に係る端子は、接続相手部材と電気的に接続される電気接続部と、電線に溶着して接合される電線接合部とを備え、前記電線接合部は、前記電線に溶着して接合される平坦面を含む半円柱形状に形成される。
【０００８】
上記目的を達成するために、本発明に係る端子付き電線は、電線と、前記電線に接合される端子とを備え、前記端子は、接続相手部材と電気的に接続される電気接続部と、前記電線に溶着して接合される電線接合部とを備え、前記電線接合部は、前記電線に溶着して接合される平坦面を含む半円柱形状に形成される。
【発明の効果】
【０００９】
本発明に係る端子、及び、端子付き電線は、電線との接触を適正に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、実施形態に係る端子、及び、端子付き電線の概略構成を表す斜視図である。
図２は、実施形態に係る端子付き電線の接合過程を表す側面図である。
図３は、実施形態に係る端子を充電用コネクタに適用した概略構成を表す平面図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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