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公開番号2024067799
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178130
出願日2022-11-07
発明の名称樹脂成形品
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B29C 33/42 20060101AFI20240510BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】本発明は、ボルト締結部における強度低下の抑制を図った樹脂成形品を提供することを目的とする。
【解決手段】
樹脂成形品1は、締結対象にボルト締結されるものであって、成形品本体2と、該成形品本体に連続して設けられたボルト締結部3と、を備え、ボルト締結部は、カラーが内挿される円筒部3Dと、該円筒部に連続するとともに、成形品本体から離れる方向に突出する凸状部3Eと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
締結対象にボルト締結される樹脂成形品であって、
成形品本体と、該成形品本体に連続して設けられたボルト締結部と、を備え、
前記ボルト締結部は、カラーが内挿される円筒部と、該円筒部に連続するとともに、前記成形品本体から離れる方向に突出する凸状部と、を備えることを特徴とする樹脂成形品。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記ボルト締結部は、前記円筒部の周囲に形成される一対の締結側外周縁を有し、
前記円筒部と前記各締結側外周縁との間には、肉抜きされた肉抜き凹部が設けられ、
前記各締結側外周縁は、該各締結側外周縁を貫通して、前記肉抜き凹部に連通する孔部を有していることを特徴とする請求項1に記載の樹脂成形品。
【請求項3】
前記成形品本体の中心を含む位置に、ゲート痕があることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂成形品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂成形品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、円筒状のカラーが嵌合される取付孔を有する樹脂成形体が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に開示された樹脂成形体は、取付孔に嵌合されたカラーに挿入されたボルトを用いて締結対象に締結される。この樹脂成形体は、円筒状のカラーが嵌合される取付孔と、該取付孔の周囲に形成される周縁部と、を備える。周縁部は、成形時における樹脂の合流により形成されるウェルド部と、カラーの外筒面に対して非接触である非接触円弧部と、カラーの外筒面に接触する接触突出部と、を有し、ウェルド部は、周縁部のうち接触突出部が形成された領域に設けられている。
【0003】
このような樹脂成形体において、ウェルド部は接触突出部が形成された領域に設けられていることにより、ウェルド部に作用するそのウェルド部を周方向に挟んだ両側部位同士を周方向や径方向に引き離す力は小さくなり、それらの両側部位が径方向に相対的にずれる変形、及び周方向に相対的にずれる変形が生じることが抑制されて、ウェルド部の破断が抑制されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-15382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら従来の樹脂成形体は、ウェルド部にクラック等が発生する可能性は依然として高い。このため、さらなる対策が求められている。
【0006】
本発明は、ボルト締結部における強度低下の抑制を図った樹脂成形品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、締結対象にボルト締結される樹脂成形品であって、成形品本体と、該成形品本体に連続して設けられたボルト締結部と、を備え、前記ボルト締結部は、カラーが内挿される円筒部と、該円筒部に連続するとともに、前記成形品本体から離れる方向に突出する凸状部と、を備えることを特徴とする樹脂成形品である。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、ボルト締結部における強度低下の抑制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る樹脂成形品としてのコネクタハウジングを示す斜視図である。
(A)は前記コネクタハウジングを示す平面図であり、(B)は(A)の側面図である。
図2の要部を拡大して示す平面図である。
前記コネクタハウジングを製造する様子を示す図であって、(A)は前記コネクタハウジングを示す平面図であり、(B)は(A)の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態を図1~4に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係るコネクタハウジング1を示す斜視図である。図2は、(A)はコネクタハウジング1を示す平面図であり、(B)は(A)の側面図である。図3は、図2の要部を拡大して示す平面図である。図4は、コネクタハウジング1を製造する様子を示す図であって、(A)はコネクタハウジング1を示す平面図であり、(B)は(A)の側面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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