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公開番号2024059584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2023174765
出願日2023-10-06
発明の名称超音波資格認定システム
出願人フジフィルム ソノサイト インコーポレイテッド,富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240423BHJP(計算;計数)
要約【課題】自動超音波資格認定のためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】超音波検査者資格認定を超音波検査候補者に対して発行するための資格認定システムであって、超音波システム101は、コンピューティングデバイス102と、コンピューティングデバイスに接続されて超音波データを生成する超音波プローブ103を含む。コンピューティングデバイスは、超音波データに基づいて、自動審査の一部として、超音波検査スコアを生成し、超音波検査スコアに基づいて、超音波検査候補者を自動審査から審査者による手作業審査に転送する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
超音波検査候補者に超音波検査者資格認定を発行するための資格認定システムにおいて、
コンピューティングデバイスに接続され、超音波データを生成する超音波プローブと、
前記コンピューティングデバイスであって、
前記超音波データに基づいて、自動審査の一部として、超音波検査スコアを生成し、
前記超音波検査スコアに基づいて、前記超音波検査候補者を前記自動審査から審査者による手作業審査に転送する前記コンピューティングデバイスと、
を備える資格認定システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記コンピューティングデバイスは、ニューラルネットワークを実装し、前記自動審査の一部として前記超音波データに基づいて画質スコアを生成し、前記超音波検査スコアは前記画質スコアに基づいている、請求項1に記載の資格認定システム。
【請求項3】
前記コンピューティングデバイスは、
前記超音波データに基づいて、解剖学的構造を判定し、
複数のニューラルネットワークの中から、前記解剖学的構造に基づいて、前記ニューラルネットワークを選択する、請求項2に記載の資格認定システム。
【請求項4】
前記超音波プローブは、タッチ感知面を含み、前記タッチ感知面上にグリップの向きを生成するプロセッサを更に備え、前記コンピューティングデバイスは、前記グリップの向きに基づいて前記超音波検査スコアを生成する、請求項1に記載の資格認定システム。
【請求項5】
前記超音波プローブは、患者に対する前記超音波プローブの圧力の大きさ示す圧力データを生成する圧力センサを含み、前記コンピューティングデバイスは、前記圧力データに基づいて前記超音波検査スコアを生成する、請求項1に記載の資格認定システム。
【請求項6】
音声コンテンツを記録する音声プロセッサを更に備え、前記コンピューティングデバイスは、前記音声コンテンツに基づいて前記超音波検査スコアを生成する、請求項1に記載の資格認定システム。
【請求項7】
前記超音波プローブは、前記超音波プローブにおける動きデータを生成する慣性測定ユニットを含み、前記コンピューティングデバイスは、前記動きデータに基づいて前記超音波検査スコアを生成する、請求項1に記載の資格認定システム。
【請求項8】
前記超音波検査候補者における動きデータを生成するセンサシステムを更に備え、前記コンピューティングデバイスは、前記動きデータに基づいて前記超音波検査スコアを生成する、請求項1に記載の資格認定システム。
【請求項9】
前記センサシステムは、前記超音波検査候補者によって着用されるウェアラブルセンサを含む、請求項8に記載の資格認定システム。
【請求項10】
ダミー患者を含むシミュレータシステムを更に備え、前記超音波プローブは、前記ダミー患者に超音波を送信して、前記ダミー患者からの前記超音波の反射に基づいて前記超音波データを生成する、請求項1に記載の資格認定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される実施形態は、超音波システムに関する。より具体的には、本明細書に開示される実施形態は、超音波資格認定システムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、超音波システムは、可聴スペクトルを超える周波数の音波を体内に送信し、音波が体内部分から反射することによって生じるエコー信号を受信し、エコー信号を画像生成のための電気信号に変換することによって超音波画像を生成する。それらの超音波システムは、非侵襲的であり、即時の撮像結果を提供することができるため、超音波システムは介護施設で広く使用されている。これらの介護施設のほとんどでは、資格認定された超音波オペレータの需要は、利用可能な資格認定された超音波オペレータの数をはるかに超えている。
【0003】
資格認定された超音波オペレータの需要と供給のこの相違は、一部には、超音波オペレータを資格認定するために介護施設によって使用される資格認定システムの広範な訓練及び審査プロセスに起因する。例えば、資格認定された超音波オペレータになるために訓練している候補者(例えば、学生)は、多くの場合、様々な医学的状態を伴う様々な患者に対して超音波検査を実施し、介護施設で審査者が手作業で審査及び承認するために、超音波データ(例えば、撮像結果)を提出する必要がある。この審査プロセスは、通常、審査者は、超音波検査中に各候補者の超音波データを審査することができないため、超音波検査中に候補者にリアルタイムなフィードバックを提供することができない。この問題は、例えば、介護施設内の異なる患者に基づいて、複数の候補者が審査のための超音波検査データを同時に生成している場合に悪化する。したがって、候補者は、数日又は数週間などの超音波検査のかなり後になるまで、審査者からフィードバックを受信できない場合がある。したがって、超音波検査は、候補者が審査者フィードバックを受信したときに候補者の記憶に残っていない可能性があり、その結果、候補者はフィードバックを十分に利用できず、候補者の資格認定プロセスが遅くなる可能性がある。
【0004】
従来の資格認定システムは、人間の判断に依存するため、必然的に主観的であり、多くの場合は不正確である。これは、審査者が、超音波データをそれが許容できない場合でも許容できると判断する可能性があり、逆もまた同様であるからである。更に、従来の資格認定システムは、一般に、(介護施設内及び/又は異なる介護施設にわたる)審査者間で標準化されていないため、1人の審査者は超音波データを許容できないと判断し、別の審査者は同じ超音波データを許容できると判断する可能性がある。また、審査者(例えば、1人又は複数の上級臨床医)への依存は、審査者が候補者による提出物を審査し、一般に資格認定プログラムを監督するための時間からみると、介護施設に多大なリソースを負担させることなる。
【0005】
更に、緊急の手当を必要とする超音波検査(例えば、患者における遊離流体の決定)の場合、候補者は、生きている患者の検査に基づいて審査するために超音波データを提出することができない可能性がある。これらの場合、資格認定システムは、訓練又はシミュレータシステムを介して模擬超音波画像を生成することができ、候補者は、資格認定システムの審査者に模擬超音波画像を提出することができる。しかしながら、審査者は、通常、擬似超音波画像が真の超音波画像ではないことを認識しているため、擬似超音波画像を等級付けするときに固有の偏りを有する。したがって、審査者は、擬似超音波画像が真の超音波画像ではなく擬似画像であるため、擬似超音波画像を許容可能として等級付けする可能性がある。
【0006】
したがって、従来の超音波資格認定システムは、資格認定プロセスに遅延をもたらし、介護施設に負担がかかり、訓練が不十分であるが、それにもかかわらず超音波オペレータが資格認定される可能性がある。したがって、超音波検査を必要とする患者は、利用可能な最良の介護より劣る介護を受ける可能性がある。
【発明の概要】
【0007】
自動超音波資格認定のためのシステム及び方法が記載される。幾つかの実施形態において、超音波検査者資格認定を超音波検査候補者に発行するための資格認定システムは、コンピューティングデバイスと、コンピューティングデバイスに接続されて超音波データを生成するように構成される超音波プローブとを含む。コンピューティングデバイスは、超音波データに基づいて、自動審査の一部として、超音波検査スコアを生成するように構成される。コンピューティングデバイスは、超音波検査スコアに基づいて、超音波検査候補者を自動審査から審査者による手作業審査に転送するように構成される。
【0008】
幾つかの実施形態において、超音波検査者資格認定を超音波検査候補者に発行するための資格認定システムは、超音波画像を生成するように構成される超音波システムを含む。資格認定システムは候補者資格認定アプリケーションを含み、候補者資格認定アプリケーションは、少なくとも部分的に資格認定システムのハードウェアに実装されるとともに、超音波画像の第1のサブセットに関して画質スコアを生成して、画質スコアに基づいて超音波画像の第2のサブセットを審査者コンピューティングデバイスに通信するように構成される。
【0009】
幾つかの実施形態において、超音波検査資格認定システムは、超音波データを生成するように構成される超音波プローブを含む。超音波検査資格認定システムは、超音波データに基づいて超音波画像を生成するように構成されるコンピューティングデバイスを含む。超音波検査資格認定システムは、超音波画像に基づいて画質スコアを生成するためにコンピューティングデバイスのハードウェアに少なくとも部分的に実装されるニューラルネットワークを含む。超音波検査資格認定システムは、画質スコアに基づいて超音波検査者資格認定を発行するように構成される資格認定デバイスを含む。
【0010】
幾つかの実施形態において、コンピューティングデバイスによって実施される方法は、コンピューティングデバイスに接続される超音波プローブから超音波データを受信することを含む。方法は、コンピューティングデバイスを用いて、超音波データに基づき画質スコアを生成することを含む。方法は、画質スコアに基づいて、超音波データをユーザ資格認定のために審査者コンピューティングデバイスに通信することを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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