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公開番号2024059437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167113
出願日2022-10-18
発明の名称データ管理システム、データ管理方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20240423BHJP(計算;計数)
要約【課題】エラーと修理作業とを精度よく効率的に関連付けるための技術を提供する
【解決手段】複数の装置におけるエラー及び修理作業に関するデータを管理するためのデータ管理システムは、複数の装置の何れかにおいて発生したエラーを記録するエラー履歴と、複数の装置の何れかに対して実施された修理作業を記録する作業履歴と、複数の装置の何れかにおいて発生したエラーに関連付けて作業員が報告した修理作業を記録する報告履歴と、を取得する取得部と、作業履歴に記録されている個別の修理作業に対してエラーを関連付ける関連付け部と、を備える。関連付け部は、個別の修理作業が報告履歴に記録されている場合に、個別の修理作業に対して、報告履歴に記録されているエラーを関連付け、個別の修理作業が報告履歴に記録されていない場合に、個別の修理作業に対して、エラー履歴に記録されているエラーを関連付ける。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数の装置におけるエラー及び修理作業に関するデータを管理するためのデータ管理システムであって、
前記複数の装置の何れかにおいて発生したエラーを記録するエラー履歴と、前記複数の装置の何れかに対して実施された修理作業を記録する作業履歴と、前記複数の装置の何れかにおいて発生したエラーに関連付けて作業員が報告した修理作業を記録する報告履歴と、を取得する取得手段と、
前記作業履歴に記録されている個別の修理作業に対してエラーを関連付ける関連付け手段と、を備え、
前記関連付け手段は、
前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されている場合に、前記個別の修理作業に対して、前記報告履歴に記録されているエラーを関連付け、
前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されていない場合に、前記個別の修理作業に対して、前記エラー履歴に記録されているエラーを関連付ける、データ管理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記取得手段は、前記複数の装置の何れかにおけるエラーに関する情報の作業員による閲覧を記録する閲覧履歴をさらに取得し、
前記関連付け手段は、
前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されておらず、前記個別の修理作業に関連する閲覧が前記閲覧履歴に記録されている場合に、前記個別の修理作業に対して、前記閲覧履歴に記録されているエラーを関連付け、
前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されておらず、前記個別の修理作業に関連する閲覧が前記閲覧履歴に記録されていない場合に、前記個別の修理作業に対して、前記エラー履歴に記録されているエラーを関連付ける、請求項1に記載のデータ管理システム。
【請求項3】
前記個別の修理作業に関連する閲覧は、前記個別の修理作業の実施日に行われた閲覧を含む、請求項2に記載のデータ管理システム。
【請求項4】
前記データ管理システムは、前記複数の装置の何れかにおけるエラーに対して推奨される1つ以上の修理作業を決定する決定手段をさらに備え、
前記関連付け手段は、
前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されており、前記個別の修理作業が前記推奨される1つ以上の修理作業に含まれる場合に、前記個別の修理作業に対して、前記報告履歴に記録されているエラーを関連付け、
前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されており、前記個別の修理作業が前記推奨される1つ以上の修理作業に含まれない場合に、前記個別の修理作業に対して、前記エラー履歴又は前記閲覧履歴に記録されているエラーを関連付ける、請求項2に記載のデータ管理システム。
【請求項5】
前記決定手段は、前記推奨される1つ以上の修理作業を作業員に提示する、請求項4に記載のデータ管理システム。
【請求項6】
前記個別の修理作業に対して、前記エラー履歴に記録されているエラーを関連付けることは、前記個別の修理作業の実施日以前で直近に発生したエラーを前記個別の修理作業に対して関連付けることを含む、請求項1に記載のデータ管理システム。
【請求項7】
コンピュータを請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ管理システムとして機能させるためのプログラム。
【請求項8】
複数の装置におけるエラー及び修理作業に関するデータを管理するためにコンピュータによって実施される方法であって、
前記複数の装置の何れかにおいて発生したエラーを記録するエラー履歴と、前記複数の装置の何れかに対して実施された修理作業を記録する作業履歴と、前記複数の装置の何れかにおいて発生したエラーに関連付けて作業員が報告した修理作業を記録する報告履歴と、を取得する取得工程と、
前記作業履歴に記録されている個別の修理作業に対してエラーを関連付ける関連付け工程と、を備え、
前記関連付け工程は、
前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されている場合に、前記個別の修理作業に対して、前記報告履歴に記録されているエラーを関連付けることと、
前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されていない場合に、前記個別の修理作業に対して、前記エラー履歴に記録されているエラーを関連付けることと、を含む、方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、データ管理システム、データ管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数の画像形成装置から収集したデータを学習することによって生成されたモデルを用いて、部品交換などの修理作業を支援する様々な方法が提案されている。特許文献1では、複数の装置から集めたエラー情報と、作業者が保有する作業者情報とに基づいて生成された推定情報が利用される。作業者情報は、作業者の情報端末から取得した部品情報と作業状況情報とを含む。これにより、作業者が効率的に修理作業を行えるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019ー211940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
装置で発生したエラーを解消するための修理作業を推定するモデルを機械学習によって精度よく生成するために、エラーと修理作業とが互いに関連付けられた大量の学習データが使用される。また、エラーと修理作業とが関連付けのデータの量だけでなく、その関連付けの正確さもモデルの精度に影響する。本発明の一部の側面は、エラーと修理作業とを精度よく効率的に関連付けるための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一部の実施形態によれば、複数の装置におけるエラー及び修理作業に関するデータを管理するためのデータ管理システムであって、前記複数の装置の何れかにおいて発生したエラーを記録するエラー履歴と、前記複数の装置の何れかに対して実施された修理作業を記録する作業履歴と、前記複数の装置の何れかにおいて発生したエラーに関連付けて作業員が報告した修理作業を記録する報告履歴と、を取得する取得手段と、前記作業履歴に記録されている個別の修理作業に対してエラーを関連付ける関連付け手段と、を備え、前記関連付け手段は、前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されている場合に、前記個別の修理作業に対して、前記報告履歴に記録されているエラーを関連付け、前記個別の修理作業が前記報告履歴に記録されていない場合に、前記個別の修理作業に対して、前記エラー履歴に記録されているエラーを関連付ける、データ管理システムが提供される。
【発明の効果】
【0006】
一部の実施形態によれば、エラーと修理作業とを精度よく効率的に関連付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態のデータ管理システムの構成例を説明するブロック図。
第1実施形態のデータ管理システムで使用されるデータを説明する図。
第1実施形態のデータ管理システムで表示される画面を説明する模式図。
第1実施形態の画像形成装置のハードウェア構成例を説明するブロック図。
第1実施形態のコンピュータのハードウェア構成例を説明するブロック図。
第1実施形態の推奨提供サーバの機能構成例を説明するブロック図。
第1実施形態の推奨提供サーバの動作例を説明するフロー図。
第1実施形態の推奨提供サーバの動作例を説明するフロー図。
第1実施形態の推奨提供サーバによって実行される関連付けを説明する図。
第1実施形態の推奨提供サーバの動作例を説明するフロー図。
第1実施形態の学習データの例を説明するフロー図。
第2実施形態の推奨提供サーバの動作例を説明するフロー図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
<第1実施形態>
第1実施形態は、複数の装置におけるエラー及び修理作業に関するデータを管理するためのデータ管理システムに関する。データ管理システムによって管理されるデータは、エラーが発生しうるどのような装置であってもよい。以下ではそのような装置の一例として、画像形成装置を扱う。データ管理システムは、同一のタイプの装置のみを管理してもよいし、複数のタイプの装置を管理してもよい。
【0010】
図1を参照して、第1実施形態のデータ管理システムの構成例について説明する。データ管理システムは、例えば、装置情報サーバ102と、情報処理端末103と、修理情報サーバ104と、推奨提供サーバ105と、複数の画像形成装置106とを含む。データ管理システムは、これらの構成要素のうちの一部のみ(例えば、推奨提供サーバ105のみ)によって構成されるとみなされてもよい。装置情報サーバ102と、情報処理端末103と、修理情報サーバ104と、推奨提供サーバ105と、複数の画像形成装置106とはそれぞれネットワーク101(例えば、インターネット)に接続されており、相互に通信可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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