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公開番号2024059415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167078
出願日2022-10-18
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240423BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】露光ヘッドの装置背面側の昇温を抑え、基板の長手方向の温度勾配を抑制する。
【解決手段】感光体と、感光体の軸線方向に延伸した長手形状をなす基板と、基板の一方の面に実装され、基板の長手方向に並べられた複数の発光素子と、を有し、複数の発光素子により感光体を露光する露光手段と、空気を流通させる空間を形成する第一のダクトと、第一のダクトに設けられ、露光手段に連通して露光手段に空気を導入する第一の露光導入口と、画像形成装置の外面に面して第一のダクトに設けられ、画像形成装置の外部から空気を吸気する吸気口と、を有する露光冷却ユニットと、を備え、第一の露光導入口は、基板の長手方向中央よりも一方側である画像形成装置の後方に配置され、吸気口は、基板の長手方向中央よりも一方側である画像形成装置の後方であって、長手方向と直交する画像形成装置の左右方向の一方の側面に配置されている。
【選択図】 図18
特許請求の範囲【請求項1】
感光体と、
前記感光体の軸線方向に延伸した長手形状をなす基板と、前記基板の一方の面に実装され、前記基板の長手方向に並べられた複数の発光素子と、を有し、前記複数の発光素子により前記感光体を露光して前記感光体に潜像を形成する露光手段と、
空気を流通させる空間を形成する第一のダクトと、前記第一のダクトに設けられ、前記露光手段に連通して前記露光手段に空気を導入する第一の露光導入口と、画像形成装置の外面に面して前記第一のダクトに設けられ、画像形成装置の外部から空気を吸気する吸気口と、を有する露光冷却ユニットと、を備え、
前記第一の露光導入口は、前記基板の一方の面とは反対側の他方の面に対向して配置され、前記基板の長手方向中央よりも一方側である画像形成装置の後方に配置され、
前記吸気口は、前記基板の長手方向中央よりも一方側である画像形成装置の後方であって、前記長手方向と直交する画像形成装置の左右方向の一方の側面に配置されている、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第一のダクトは、前記左右方向に延伸した長手形状に設けられ、前記基板の長手方向中央よりも画像形成装置の後方に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記露光冷却ユニットは、前記吸気口に配置され、前記吸気口から導入した画像形成装置の外部の空気を、前記第一のダクトを通して前記第一の露光導入口から排出する気流を生成する吸気ファンを有する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記露光冷却ユニットは、空気を流通させる空間を形成する第二のダクトと、前記第二のダクトに設けられ、前記露光手段に連通して前記露光手段から空気を導入する第二の露光導入口と、画像形成装置の外面に面して前記第二のダクトに設けられ、画像形成装置の外部に空気を排気する排気口と、を有し、
前記第二の露光導入口は、前記基板の他方の面に対向して配置され、前記基板の長手方向中央よりも他方側である画像形成装置の前方に配置され、
前記排気口は、前記基板の長手方向中央よりも他方側である画像形成装置の前方であって、前記長手方向と直交する画像形成装置の左右方向の一方の側面に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第二のダクトは、前記左右方向に延伸した長手形状に設けられ、前記基板の長手方向中央よりも画像形成装置の前方に配置されている、ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記露光冷却ユニットは、前記排気口に配置され、前記第二の露光導入口から導入した空気を、前記第二のダクトを通して前記排気口から排出する気流を生成する排気ファンを有する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記露光手段を支持する露光支持部材を有し、
前記露光支持部材は、前記露光冷却ユニットの前記第一の露光導入口から前記第二の露光導入口までを含む、前記感光体の軸線方向に延伸した長手形状をなし、前記露光手段と前記露光冷却ユニットとを連通して気流の流路を形成するダクトを形成している、ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記露光冷却ユニットは、前記露光手段を挟んで前記感光体とは反対側に設けられている、ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感光体を露光する露光ヘッドを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置に用いられる露光ヘッドに関する技術として、特許文献1に記載された技術が知られている。
【0003】
特許文献1では、感光体に潜像を形成する露光ヘッドとして、感光体の軸線方向に沿って複数の発光素子が配置されたLEDアレイ方式による露光ヘッドが用いられている。
【0004】
特許文献1に記載された露光ヘッドは、感光体に形成された潜像をトナーにより現像する現像装置と共に、感光体に近接して配置される。したがって、露光ヘッドは、現像装置に近接して配置される。
【0005】
露光ヘッドは、発光素子として、LED(Light Emitting Diode)を備えている。あるいは、発光素子として、有機EL(Organic Electro Luminescence)を備えるものもある。有機ELはOLED(Organic Light Emitting Diode)と呼ばれることもある。
【0006】
露光ヘッドは、このような発光素子の発光時間の長さや発光量の大きさに応じて熱を放散することが知られている。露光ヘッドは、トナーを感光体に付着させる現像装置に近接して配置されるので、露光ヘッドからの熱によるトナーへの影響を抑制するために、その冷却手段が必要となることが多い。特許文献1では、露光ヘッドの冷却手段として、露光ヘッドの下部に空気流を流す構成を採用しており、空気流を導入する導入口が露光ヘッドに通電するためのハーネスの挿通口を兼ねる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許06582376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
一般的に画像形成装置は本体背面に電源やICを備えた基板、高圧基板などが密集するため、感光体や露光ヘッドを含む画像形成部は画像形成装置の背面側(後側)の方が正面側(前側)に比べて温度が高くなる。したがって、露光ヘッドは、画像形成時の発光と共に昇温するが、前述の理由により、複数の発光素子が長手方向(前後方向)に実装された基板の装置背面側の方が装置正面側よりも温度が高くなる。つまり露光ヘッドは基板の長手方向で温度勾配が生じる。
【0009】
特許文献1には画像形成装置の背面側の下部に配置された吸気ファンにより吸気し、画像形成装置の背面側の上部に配置された排気ファンにより排気する構成が開示されている。つまり特許文献1では吸気ファンが画像形成装置の背面側に配置されており、電源などが密集するため、結果的に露光ヘッドは基板の長手方向で、より温度勾配が生じてしまう可能性がある。
【0010】
そこで本発明の目的は、露光ヘッドの装置背面側の昇温を抑え、基板の長手方向の温度勾配を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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