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公開番号
2024059392
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-01
出願番号
2022167050
出願日
2022-10-18
発明の名称
減圧乾燥機
出願人
ファインマシーンカタオカ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F26B
5/04 20060101AFI20240423BHJP(乾燥)
要約
【課題】カプセルの形状に特化した、効率的な真空乾燥をすることができる減圧乾燥機を提供する。
【解決手段】減圧乾燥機1は、躯体(基台)に設けた台座30を備えた底部20と、この底部に被嵌されるカプセル40と、で形成した減圧乾燥室を備え、前記減圧乾燥室の上部にヒーター50を、その下部に第2の反射板52dを備えており、前記第2の反射板52d、前記底部20にワーク200を収容可能とし、前記カプセル40を昇降可能とした構成である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
躯体(基台)に設けた台座を備えた底部と、
この底部に被嵌されるカプセルと、
で形成した減圧乾燥室を備え、
前記減圧乾燥室の上部にヒーターを、その下部に反射板を備えており、
前記反射板と、前記底部にワークを収容可能とし、
前記カプセルを昇降可能とした減圧乾燥機。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記ヒーターは、赤外線カーボンランプヒーターである、請求項1に記載の減圧乾燥機。
【請求項3】
前記カプセルは、下面が開口した半球状の半截碗型の形状に形成されている、請求項1に記載の減圧乾燥機。
【請求項4】
前記底部の上面は、フラットな形状に形成されている、請求項1に記載の減圧乾燥機。
【請求項5】
前記カプセルを昇降可能な昇降機構を備える、請求項1に記載の減圧乾燥機。
【請求項6】
前記底部の縁部に設けられたシール材を備え、
前記シール材は、前記底部と、前記カプセルの下端部と、の間を密封する、請求項1に記載の減圧乾燥機。
【請求項7】
前記底部に排気口が形成され、
前記排気口と連通する真空ポンプを備える、請求項1に記載の減圧乾燥機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、減圧乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、容器内の減圧下において、飽和蒸気温度を、70℃以下にし、低温の水蒸気で、安全な状態で、水分凍結とか、乾燥処理終了後の大気開放時、又は大気中の湿度下に於いて、水分結露が発生せず、良質な乾燥を可能とした発明である。
【0003】
その特徴は、大気圧を確保しつつ、内側容器中を窒素雰囲気で保ち、半導体不良の原因の一つである、自然酸化膜の成長を止めて、安定した表面状態を確保できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3336108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された減圧乾燥装置においては、装置を2重容器とし、外側容器、内側容器に圧力制御弁を設けたため、真空系の逆流事故による、汚染物質が内側容器内に侵入させないようにすることができる。また、逆に、ガス供給ポートから窒素ブローを行うため、ごみを排出することができ、常に清浄な空間で乾燥することができる。また、ランプヒーターを反射板で覆い、真空容器とすることにより断熱構造となり、外部への熱放出がなくなり、クリーンルームでの発塵のもとになる断熱材等を不要にすることができ、装置を簡易、清浄なものとすることができる。更に、ヒーター制御、真空ポンプの制御、処理終了後の窒素ブロー等、一切のコントロールを、圧力制御弁及びその信号のみで行うので、構成が安価で、かつ簡単な制御で運用できる装置構成とすることができる。
【0006】
しかしながら、カプセルの形状に特化した、効率的な真空乾燥ではない。
【0007】
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、請求項1~請求項7を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の実施の形態に係る減圧乾燥機は、
躯体(基台)に設けた台座を備えた底部と、
この底部に被嵌されるカプセルと、
で形成した減圧乾燥室を備え、
前記減圧乾燥室の上部にヒーターを、その下部に反射板を備えており、
前記反射板と、前記底部にワークを収容可能とし、
前記カプセルを昇降可能とした構成でもよい。
【0009】
前記ヒーターは、赤外線カーボンランプヒーターであってもよい。
【0010】
前記カプセルは、下面が開口した半球状の半截碗型の形状に形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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