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公開番号2024058549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023062419
出願日2023-04-06
発明の名称容器、及び容器の製造方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 21/18 20060101AFI20240418BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】容器の製造コストの低減及び組立精度の安定化を可能にする。
【解決手段】現像剤を収容するための容器であって、開口部と、開口部の縁に沿って延びる第1面21Lと、を有する第1枠体21と、開口部を覆うように第1枠体21に接続され、第1枠体21と共に現像剤を収容するための収容部を形成する第2枠体22であって、第1面21Lと対向しつつ第1面21Lが延びる方向に沿って延びる第2面22Lを有する第2枠体22と、第1枠体21と第2枠体22を接続する接続部材43と、を備え、第1面21Lと第2面22Lの一方の面上に凸部21aが設けられ、他方の面上に凹部22aが設けられ、凸部21aの先端面と凹部22aの底面が接触しないように、凸部21aは凹部22aに挿入されており、接続部材43は、凸部21aの先端面と凹部22aの底面の双方に接触するように凸部21aと凹部22aの間に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
現像剤を収容するための容器であって、
開口部が設けられた第1枠体であって、前記開口部の縁に沿って延びる第1面を有する第1枠体と、
前記開口部を覆うように前記第1枠体に接続され、前記第1枠体と共に現像剤を収容するための収容部を形成する第2枠体であって、前記第1面と対向しつつ前記第1面が延びる方向に沿って延びる第2面を有する第2枠体と、
前記第1枠体と前記第2枠体を接続する接続部材と、
を備え、
前記第1面と前記第2面の一方の面上に凸部が設けられ、前記第1面と前記第2面の他方の面上に凹部が設けられ、
前記凸部の先端面と前記凹部の底面が接触しないように、前記凸部は前記凹部に挿入されており、
前記接続部材は、前記凸部の前記先端面と前記凹部の前記底面の双方に接触するように前記凸部と前記凹部の間に設けられていることを特徴とする容器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1面は、前記第2面に対して間隔をあけて対向していることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記第1面は、前記開口部の前記縁に沿って環状に延び、
前記第2面は、前記第1面に沿って環状に延びていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項4】
前記第1面は、平面部と、前記縁に沿う方向において前記平面部と異なる位置にある傾斜部と、を含み、
前記傾斜部は、前記縁に沿う方向に向かうにつれて前記平面部に直交する方向に関し前記平面部から離れる方向に向かうよう延びていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項5】
前記傾斜部は、曲面状の面を含むことを特徴とする請求項4に記載の容器。
【請求項6】
前記傾斜部は、前記縁に沿う方向において、前記曲面状の面と異なる位置に設けられた平面状の面を含むことを特徴とする請求項5に記載の容器。
【請求項7】
前記第1枠体は、前記収容部の内部から外部に向かう方向において、前記第1面よりも外側に第1突き当て面を有し、
前記第2枠体は、前記収容部の内部から外部に向かう方向において、前記第2面よりも外側に第2突き当て面を有し、
前記第1突き当て面と前記第2突き当て面が突き当たることで前記第2枠体の前記第1枠体に対する位置が決まることを特徴とする請求項2に記載の容器。
【請求項8】
前記第1突き当て面と前記第2突き当て面は、前記第1枠体の長手方向に延びる面であることを特徴とする請求項7に記載の容器。
【請求項9】
前記第1枠体は、前記第1突き当て面の近傍に係合部を有し、
前記第2枠体は、前記第2突き当て面の近傍に被係合部を有し、
前記係合部と前記被係合部は、前記第1突き当て面に交差する方向に前記1突き当て面と前記第2突き当て面とが相対的に移動することを規制するように係合していることを特徴とする請求項8に記載の容器。
【請求項10】
前記係合部は、
前記長手方向における一方の側に配置される第1係合部と、
前記長手方向における他方の側に配置される第2係合部と、
を含み、
前記被係合部は、
前記長手方向における一方の側に配置される第1被係合部と、
前記長手方向における他方の側に配置される第2被係合部と、
を含み、
前記第1係合部と前記第1被係合部は、前記長手方向及び前記長手方向と直交する方向であって前記第1突き当て面と直交する方向における前記第1枠体と前記第2枠体の相対移動を規制するように係合し、
前記第2係合部と前記第2被係合部は、前記長手方向及び前記長手方向と直交する方向における前記相対移動を許容するように係合していることを特徴とする請求項9に記載の容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等の画像形成装置に備えられるユニットに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置の構成として、感光ドラム(像担持体)またはそれに作用するプロセス手段や現像剤収納容器を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用される場合がある。カートリッジとしては、現像スリーブ(現像剤担持体)や現像ブレード(現像剤規制部材)を備えた現像ユニットや、感光ドラムやクリーニングブレード(クリーニング部材)を備えた感光体ユニットなどが挙げられる。これらユニットは、各プロセス部材を支持する枠体を備え、枠体にはトナー(現像剤)の収容部が設けられる。例えば、同一の画像形成装置本体に対して複数のプロセスカートリッジが着脱可能に備えられるフルカラープリンタ等においては、使用頻度等に応じてユニットごとにトナー収容部の容量が異なるユニット枠体が用意される場合がある。
【0003】
現像剤収容容器でもあるユニット枠体は、複数の枠体に分割されて作製され、超音波溶着等の接続手段にて一体的に形成される。接続手段としては、各々の枠体の接続部に凹凸部を形成し隙間を接着剤で固定する方法が提案されている(特許文献1)。また、各々の枠体同士を金型で固定し、接続部に形成された間隙に溶融樹脂を流し込み樹脂接合する方法も提案されている。
【0004】
また、接合の為のスナップフィットの構成として特許文献2~4などの構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-134690号公報
特開平8-146859号公報
特開平8-211815号公報
特許第2877540号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記従来技術をさらに発展させたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明における容器は、
現像剤を収容するための容器であって、
開口部が設けられた第1枠体であって、前記開口部の縁に沿って延びる第1面を有する第1枠体と、
前記開口部を覆うように前記第1枠体に接続され、前記第1枠体と共に現像剤を収容するための収容部を形成する第2枠体であって、前記第1面と対向しつつ前記第1面が延びる方向に沿って延びる第2面を有する第2枠体と、
前記第1枠体と前記第2枠体を接続する接続部材と、
を備え、
前記第1面と前記第2面の一方の面上に凸部が設けられ、前記第1面と前記第2面の他
方の面上に凹部が設けられ、
前記凸部の先端面と前記凹部の底面が接触しないように、前記凸部は前記凹部に挿入されており、
前記接続部材は、前記凸部の前記先端面と前記凹部の前記底面の双方に接触するように前記凸部と前記凹部の間に設けられていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明における容器の製造方法は、
開口部が設けられた第1枠体であって、前記開口部の縁に沿って延びる第1面を有する第1枠体と、前記開口部を覆うように前記第1枠体に接続され、前記第1枠体と共に現像剤を収容するための収容部を形成する第2枠体であって、前記第1面と対向しつつ前記第1面が延びる方向に沿って延びる第2面を有する第2枠体と、を有し、前記第1面と前記第2面の一方の面上に凸部が設けられ、前記第1面と前記第2面の他方の面上に凹部が設けられた容器の製造方法であって、
前記凹部に溶融樹脂を供給する供給工程と、
前記凸部の先端面が前記凹部の前記溶融樹脂に浸かるように前記第1枠体と前記第2枠体の少なくとも一方を移動させる移動工程であって前記供給工程よりも後の移動工程と、
前記溶融樹脂を硬化させる硬化工程であって前記移動工程よりも後の硬化工程と、
を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、容器の製造コストの低減及び組立精度の安定化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の枠体の接合構成を示す接合部の断面図
画像形成装置の概略構成を示す断面図
プロセスカートリッジの外観斜視図
プロセスカートリッジの断面図
画像形成装置へのプロセスカートリッジの着脱構成を示す斜視図
現像ユニットの枠体構成を示す断面図
現像枠体の接合部を示す外観図
現像容器への現像カバーの組付けを示す斜視図
現像容器へのクリーニング部材の取り付けを示す斜視図
現像ユニットの枠体構成を示す斜視図
現像カバーへの接続部材の塗布状態を示す斜視図
現像容器への現像カバーの固定方法を示す部分斜視図
現像容器への現像カバーの固定方法を示す部分斜視図
現像容器への現像カバーの固定方法を示す部分斜視図
実施例2の枠体の接合構成を示す接合部の断面図
クリーニングユニットの枠体構成を示す断面図
クリーニング枠体の枠体構成を示す外観図
現像容器への現像剤規制部材の取り付けを示す斜視図
現像サブユニットの構成を示す斜視図
クリーニング容器へのクリーニングカバーの取り付けを示す斜視図
クリーニング容器へのクリーニングカバーの固定方法を示す部分斜視図
クリーニングユニットの外観斜視図
トナーカートリッジの枠体構成を示す外観斜視図
トナー枠体の接続構成を示す断面図
第2第二の位置決めボスの説明図
固定部の説明図
実施例5の現像ユニットの外観斜視図
現像ユニットのスナップフィット説明図
現像ユニットのスナップフィット説明図
現像ユニットのスナップフィット説明図
実施例6の現像ユニットの外観斜視図
現像ユニットのスナップフィット説明図
現像ユニットのスナップフィット説明図
ホットメルト掻き寄せの説明図
ホットメルト掻き寄せの説明図
クリーニングユニットの外観斜視図
クリーニングユニットのスナップフィット説明図
クリーニングユニットのスナップフィット説明図
クリーニングユニットのスナップフィット説明図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の実施例において、本開示における実施形態を、例示的に説明する。ただし、以下の実施例に開示された構成、例えば、部品の機能、材質、形状、その相対配置は、特許請求の範囲と関連する形態の一例を示すものであり、特許請求の範囲をこれら実施例に開示された構成に限定する趣旨のものではない。また、以下の実施例に開示された構成が解決する課題もしくは開示された構成から得られる作用又は効果は、特許請求の範囲を限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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