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公開番号2024058014
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165090
出願日2022-10-13
発明の名称点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/597 20140101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】符号化の圧縮性能を向上させるる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】点群符号化装置及び点群復号装置を有する点群処理システムにおいて、点群復号装置200は、幾何情報復号部と、ツリー合成部と、近似表面合成部と、幾何情報再構成部と、逆座標変換部と、属性情報復号部と、逆量子化部と、RAHT部と、LoD算出部と、逆リフティング部と、逆色変換部と、フレームバッファとを有する。ツリー合成部は、Predictive codingにおいて、複数の参照フレームを用いてインター予測を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
点群復号装置であって、
Predictive codingにおいて、複数の参照フレームを用いてインター予測を行うツリー合成部を備えることを特徴とする点群復号装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
フレームバッファを備え、
前記フレームバッファは、復号されたフレームを最近復号したものから順に複数保持し、保持できる最大数を超えた場合に古いフレームを棄却することを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項3】
前記ツリー合成部は、前記インター予測で、前記複数の参照フレームのそれぞれに対して、処理対象フレームに対するグローバル動きベクターを用いたグローバル動き補償を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の点群復号装置。
【請求項4】
前記ツリー合成部は、
1番目の参照フレームに対して、処理対象フレームに対する第1グローバル動きベクターを用いたグローバル動き補償を行い、
2番目の参照フレームに対して、前記第1グローバル動きベクター及び 前記2番目の参照フレームの前記1番目の参照フレームに対する第2グローバル動きベクターを用いたグローバル動き補償を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の点群復号装置。
【請求項5】
前記ツリー合成部は、
前記第1グローバル動きベクター1について保持し、後続の処理において再利用することを特徴とする請求項4に記載の点群復号装置。
【請求項6】
前記ツリー合成部は、
1番目の参照フレームの中から、処理対象ノードの親ノードに対応するノードを選び、
2番目の参照フレームの中から、前記1番目の参照フレームの中から選ばれたノードに対応するノードを選び、
前記1番目の参照フレーム及び前記2番目の参照フレームの中から選ばれたノードの子ノード、又は、前記1番目の参照フレーム及び前記2番目の参照フレームの中から選ばれたノードの子ノード及び孫ノードを、予測器とすることを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項7】
前記ツリー合成部は、
1番目の参照フレーム及び2番目の参照フレームの中から、処理対象ノードの親ノードに対応するノードを選び、
前記1番目の参照フレーム及び前記2番目の参照フレームの中から選ばれたノードの子ノード、又は、前記1番目の参照フレーム及び前記2番目の参照フレームの中から選ばれたノードの子ノード及び孫ノードを、予測器とすることを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項8】
前記ツリー合成部は、全ての予測器の代わりに、前記全ての予測器の平均を取った新たな予測器を用いて、インター予測を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の点群復号装置。
【請求項9】
前記ツリー合成部は、全ての予測器の代わりに、前記子ノード同士或いは前記孫ノード同士でそれぞれ平均を取った新たな予測器を用いて、インター予測を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の点群復号装置。
【請求項10】
前記ツリー合成部は、処理対象フレームと時間的に近い参照フレームから得た予測器ほど重視するような重み付き平均を取ることを特徴とする請求項8に記載の点群復号装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、点群復号装置、点群復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、Predictive codingを行う技術が開示されている。
【0003】
また、非特許文献2では、Predictive cordingにおいて、1つの参照フレームから選出した予測器を用いてインター予測を行う技術が開示されている
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
G-PCC codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00271
G-PCC 2nd Edition codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00314
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1で開示されている技術では、インター予測をしないため、符号化の圧縮性能が損なわれることがあるという問題点があった。
【0006】
また、非特許文献2で開示されている技術では、参照フレームが1つだけであるため、参照フレーム上の点にノイズが多い場合や遮蔽等による欠損が含まれていた場合に、適切な予測器を選択できず、符号化の圧縮性能が損なわれることがあるという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、符号化の圧縮性能を向上させることができる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の特徴は、点群復号装置であって、Predictive codingにおいて、複数の参照フレームを用いてインター予測を行うツリー合成部を備えることを要旨とする。
【0009】
本発明の第2の特徴は、点群復号方法であって、Predictive codingにおいて、複数の参照フレームを用いてインター予測を行う工程を有することを要旨とする。
【0010】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、前記点群復号装置は、Predictive codingにおいて、複数の参照フレームを用いてインター予測を行うツリー合成部を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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