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公開番号2024057445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164192
出願日2022-10-12
発明の名称撮像装置およびその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 25/585 20230101AFI20240417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 同一画素出力に対して複数の異なるアナログゲインをかけて出力する際に適切なOBクランプ処理を行う。
【解決手段】 同一画素出力に対して第一と第二のアナログゲインをかけて出力し、光学的黒画素の画素信号によって開口画素の画素信号のダークレベルを補正する際に、アナログゲインに応じた補正パラメータをそれぞれ設定する。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
同一画素の同一蓄積信号に対して複数の異なるアナログゲインをかけて出力する撮像素子と、
光学的黒画素の出力信号を積分し、補正対象の行に対して同じ行の補正値と前行までの補正値を演算することで補正対象の行の補正値を算出し、算出した補正値を用いて開口画素の出力信号のダークレベルを補正する補正手段と、を備え、
前記補正手段は、前記アナログゲインに応じた補正係数に基づいて前記ダークレベルを補正することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記補正係数は、前行までの補正値にかかる1以下の係数であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記補正手段は、前記光学的黒画素の画素信号を積分する際に、一定の閾値以上の画素信号を対象から除外し、前記補正係数は、前記閾値であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記補正係数は、前記積分される光学的黒画素の数であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記補正手段は、補正値の算出を開始する行を選択し、前記補正係数は、補正値の算出を開始する行であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置およびその制御方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一般的なデジタルカメラに使われているCCDイメージセンサや、CMOSイメージセンサ等の撮像素子を用いて、階調に関するダイナミックレンジを拡大する技術が提案されている。例えば、特許文献1の撮像装置では、同一画素の信号を複数の列回路によって異なるアナログゲインで増幅することでダイナミックレンジを拡大する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-128253号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、異なるアナログゲインで増幅した同一画素の出力信号に対してどのようにOBクランプ処理を行うのかについて記載されていない。異なるアナログゲインで増幅した出力信号に対して同一条件でOBクランプ処理を行うと、撮影画像の画質が劣化してしまう場合がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、異なるアナログゲインで増幅した画素信号に適切なダークレベル補正をすることのできる撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、同一画素の同一蓄積信号に対して複数の異なるアナログゲインをかけて出力する撮像素子と、光学的黒画素の出力信号を積分し、補正対象の行に対して同じ行の補正値と前行までの補正値を演算することで補正対象の行の補正値を算出し、算出した補正値を用いて開口画素の出力信号のダークレベルを補正する補正手段と、を備え、前記補正手段は、前記アナログゲインに応じた補正係数に基づいて前記ダークレベルを補正することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、同一画素の同一蓄積信号に対して複数の異なるアナログゲインをかけて出力する場合に適切なダークレベル補正を行うことを可能にし、画質劣化影響の少ないHDR画像を取得することを可能にした撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係る撮像装置の構成を示す図である。
実施例に係る撮像素子の構成を示す図である。
実施例に係る画素の回路構成を示す図である。
実施例に係る列信号処理部の構成を示す図である。
実施例に係る増幅器の構成を示す図である。
実施例に係るAD変換器の構成を示す図である。
実施例に係るAD変換処理のタイミングを示す図である。
実施例に係る2つの増幅率における画像出力の例を示す図である。
実施例に係るOBクランプ処理部の構成を示す図である。
実施例に係るOBクランプ処理における入力画素信号の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態にかかわる撮像装置の構成を示すブロック図である。図1に示す撮像装置は、撮像光学系11、撮像素子12、OBクランプ処理部13、信号処理部14、圧縮伸張部15、同期制御部16、操作部17、画像表示部18および画像記録部18を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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