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公開番号2024056770
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024015014,2022007219
出願日2024-02-02,2019-03-07
発明の名称教室環境での進捗を追跡するためのソフトウェアフレームワーク
出願人アップル インコーポレイテッド,Apple Inc.
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06Q 50/20 20120101AFI20240416BHJP(計算;計数)
要約【課題】生徒が実際に記事全体を通読したかどうか教員が追跡する方法を提供する。
【解決手段】ハンドアウトサービスにおいて、ハンドアウトは、ハンドインのためのプレースホルダ及び/又は課題の一部として生徒によって実施されるアクティビティを指定する添付ファイルを含む。アクティビティは、進捗追跡情報をアプリケーションに生成させるソフトウェアフレームワークを実装した第三者アプリケーションを使用して実施される。デーモン及び/又はクライアントアプリケーションが、1つ以上のネットワークサービスとインタフェースして、教員が進捗追跡情報を利用することを可能にする。ネットワークサービスは、生徒のグループに割り当てられるハンドアウトを生成するために利用するハンドアウトサービスを含む。ネットワークサービスはまた、複数のクライアントデバイスから受信した進捗追跡情報を処理するいくつかのサービスを含む進捗パイプラインを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
クライアントデバイス上での生徒のアクティビティを追跡するための方法であって、前記方法は、前記クライアントデバイス上で実行しているバックグラウンドプロセスによって、
前記クライアントデバイス上の1つ以上のアプリケーションから生徒のアクティビティに関連する進捗追跡情報を受信することと、
フィルタリングされた進捗追跡情報を生成するために、前記進捗追跡情報をフィルタリングすることと、
前記フィルタリングされた進捗追跡情報をリモートデータベースに記憶することと、
フィルタリングされた前記進捗追跡情報に関連付けられたメタデータを生成することと、
ネットワークを介して前記クライアントデバイスによってアクセス可能な少なくとも1つのサービスに前記メタデータを送信することと、
を含む、方法。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記1つ以上のアプリケーションの各アプリケーションは、前記アプリケーションに、前記アプリケーション内で実施された動作に応答して、前記バックグラウンドプロセスへのアプリケーションプログラミングインタフェース(API)コールを生成させる、ソフトウェアフレームワークの少なくとも一部分を実装する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記進捗追跡情報をフィルタリングすることは、
前記1つ以上のアプリケーションのそれぞれについて進捗追跡が有効にされているか、又は無効にされているかを判定することと、
進捗追跡が無効にされている任意のアプリケーションから前記進捗追跡情報が受信されたときに、前記進捗追跡情報を破棄すること、又は
進捗追跡が有効にされている任意のアプリケーションから前記進捗追跡情報が受信されたときに、前記進捗追跡情報を処理して、前記フィルタリングされた進捗追跡情報を生成することと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記進捗追跡情報をフィルタリングすることは、
前記1つ以上のアプリケーションに関連付けられたアクティブなコンテキストのリストを受信することと、
前記進捗追跡情報に含まれるコンテキスト識別子をアクティブなコンテキストの前記リストと比較することと、
前記コンテキスト識別子がアクティブなコンテキストの前記リストに含まれていないときに、前記進捗追跡情報を破棄すること、又は
前記コンテキスト識別子がアクティブなコンテキストの前記リストに含まれているときに、前記進捗追跡情報を処理して、前記フィルタリングされた進捗追跡情報を生成することと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記リモートデータベースに記憶された前記進捗追跡情報は、前記リモートデータベースの各ゾーンのディスク暗号化を使用してセキュリティ保護されている、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記リモートデータベースは、異なるデータを記憶する複数のゾーンに分割されたネットワークベースの記憶サービスであり、各ゾーンは、組織識別子、クラス識別子、ユーザ識別子、コンテキスト識別子、又はハンドアウト識別子のうちの少なくとも1つの任意の組み合わせに範囲が限定されている、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記進捗追跡情報は、前記ネットワークベースの記憶サービス内の個人ゾーンに記憶されており、前記個人ゾーンは、前記クライアントデバイスにインストールされたクライアントアプリケーションに関連付けられたユーザアカウントの特定のユーザ識別子に関連付けられている、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記メタデータは、前記リモートデータベース内の前記進捗追跡情報への参照と、クラス識別子、ユーザ識別子、又はコンテキスト識別子のうちの少なくとも1つと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記コンテキスト識別子は、前記メタデータに含まれている、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
命令を記憶するように構成された少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、クライアントデバイスに含まれる少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記クライアントデバイスに、前記クライアントデバイス上で実行されるバックグラウンドプロセスを実装させ、前記バックグラウンドプロセスは、ステップを実行することにより、前記クライアントデバイス上での生徒のアクティビティを追跡し、前記ステップは、
前記クライアントデバイス上の1つ以上のアプリケーションから生徒のアクティビティに関連する進捗追跡情報を受信することと、
フィルタリングされた進捗追跡情報を生成するために、前記進捗追跡情報をフィルタリングすることと、
前記フィルタリングされた進捗追跡情報をリモートデータベースに記憶することと、
前記フィルタリングされた進捗追跡情報に関連付けられたメタデータを生成することと、
ネットワークを介して前記クライアントデバイスによってアクセス可能な少なくとも1つのサービスに前記メタデータを送信することと、
を含む、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
記載される実施形態は、概して、教室環境に様々な技術を実装するように構成されたソフトウェアフレームワークに関する。特に、本実施形態は、複数の生徒についてオンライン課題の完了の進捗に関連する情報を追跡及び報告することに関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
テレビ、投影システム、及びテープデッキなどの音声視覚(AV)デバイスの発明以来、学区及び教員は、これらのデバイスを利用して、新しく魅力ある方法で生徒に情報を提供する教材を授業計画に組み込んできている。教員は、単に教科書、講義、及び書面による課題に限定されない。情報化時代の到来により、インターネットは、教室の新しい局面を開いている。今では、教員は、魅力ある生産的な対話式の授業計画を作成するために、ほぼ無制限の情報リソースから抽出することができる。
【0003】
しかし、これらの授業計画を開発する際に教員が利用可能なツールは限定されている。例えば、Wikipedia(登録商標)の記事は、特定の教科に関する有用な背景資料を提供する場合がある。それにもかかわらず、教員は、生徒と記事を共有するための良好なオプションを有していない場合がある。教員は、紙のハンドアウトに記事を印刷することができ、これは、そのような教材を生徒に配布する従来の方法である。しかし、この方法は、不経済であり、オンラインで提示されるような記事の対話式要素(例えば、アニメーション、ハイパーリンクなど)の一部を失う。あるいは、教員は、家庭の又は学校が提供したコンピューティングデバイスで閲覧するために、記事のハイパーリンクを彼らの生徒のそれぞれに電子メールで送信することができる。そのような方法は、生徒が、適切なコンテキスト内で記事を閲覧して記事に埋め込まれた対話式要素と対話することを可能にするが、各生徒がハイパーリンクをクリックしたかどうか、さらには各生徒が実際に記事全体を通読したかどうかを、教員が追跡する方法がない。
【発明の概要】
【0004】
この書類は、教員によって生成された課題に関連する進捗追跡を可能にするクライアント-サーバアーキテクチャに関する様々な実施形態を説明する。ハンドアウトは、ハンドインのためのプレースホルダ及び/又は課題の一部として生徒によって実施されるアクティビティを指定する添付ファイルを含むことができる。いくつかのアクティビティは、クライアントデバイスのバックグラウンドで実行しているデーモンに提供される進捗追跡情報をアプリケーションに生成させるソフトウェアフレームワークの少なくとも一部分を実装する第三者アプリケーションを使用して実施され得る。デーモン及び/又はクライアントアプリケーションは、1つ以上のネットワークサービスとインタフェースして、教員が進捗追跡情報を利用することを可能にする。ネットワークサービスは、生徒のグループに割り当てられるハンドアウトを生成するために利用される、ハンドアウトサービスを含むことができる。ネットワークサービスはまた、複数のクライアントデバイスから受信された進捗追跡情報を処理するように構成されたいくつかのサービスを含む進捗パイプラインを含むことができる。
【0005】
いくつかの実施形態では、クライアントデバイスは、プロセッサ、メモリ、及びディスプレイを含む。メモリは、オペレーティングシステム、クライアントアプリケーション、デーモン、及び1つ以上の第三者アプリケーションを含むことができ、そのような第三者アプリケーションは、ソフトウェアフレームワークの少なくとも一部分を実装する少なくとも1つの進捗アプリケーションを含む。ソフトウェアフレームワークは、進捗アプリケーションがクライアントアプリケーション及び/又はデーモンに提供する1つ以上のコンテキストに関連する進捗追跡情報を進捗アプリケーションが生成することを可能にする。コンテキストは一般に、進捗アプリケーション内で生徒によって完了され得るアクティビティをクライアントアプリケーションが定義できるように、進捗アプリケーションの少なくとも一部分の構造を定義する。
【0006】
いくつかの実施形態では、デーモンは、バックグラウンドプロセスとして実行され、1つ以上のアプリケーションから進捗追跡情報を受信し、進捗追跡情報をフィルタリングし、進捗追跡情報をリモートデータベースに記憶し、進捗追跡情報に関連付けられたメタデータを生成し、メタデータを少なくとも1つのサービスに送信するように構成されている。デーモンはまた、クライアントデバイスにローカルで記憶されたリソースのバージョンを、リモートデータベースに記憶されたバージョンと整合させる同期メカニズムを実装することができる。同期メカニズムは、リソースを2つ以上のクライアントデバイス上でアクセス可能にする。
【0007】
いくつかの実施形態では、ソフトウェアフレームワークは、進捗アプリケーションに、進捗追跡情報を含み、デーモンに送信されるAPIコールを生成させる。デーモンは、進捗追跡が1つ以上の進捗アプリケーションについて有効にされているか、又は無効にされているかに基づいて、進捗追跡情報をフィルタリングするように構成され得る。あるいは、デーモンは、アクティブなコンテキストのリストに基づいて進捗追跡情報をフィルタリングするように構成され得る。
【0008】
いくつかの実施形態では、リモートデータベースは、異なるデータを記憶する複数のゾーンに分割されたネットワークベースの記憶サービスであり、各ゾーンの範囲は、組織識別子、クラス識別子、ユーザ識別子、コンテキスト識別子、又はハンドアウト識別子のうちの少なくとも1つの任意の組み合わせに限定される。進捗追跡情報に対応するメタデータは、デーモンによって生成され、進捗パイプラインに送信される。メタデータは、リモートデータベース内の進捗追跡情報への参照と、クラス識別子、ハンドアウト識別子、ユーザ識別子、又はコンテキスト識別子のうちの少なくとも1つと、を含む。
【0009】
いくつかの実施形態では、進捗パイプラインは、パイプラインアーキテクチャに構造化されたいくつかのサービスを含む。進捗パイプラインは、オンランプサービスを含むことができ、オンランプサービスは、進捗追跡情報に対応するメタデータを受信し、ユーザ識別子をディレクトリサービス識別子、又は内部識別子に置き換えることにより、メタデータに含まれるユーザ識別子を逆参照し、進捗追跡が、ユーザ識別子、ディレクトリサービス識別子、又は内部識別子のうちの1つについて有効にされているか、又は無効にされているかを判定し、判定に基づいてメタデータをフィルタリングするように構成されている。進捗パイプラインは、組織識別子、ディレクトリサービス識別子、ユーザ識別子、又はハンドアウト識別子のうちの少なくとも1つによってメタデータを拡充するように構成された拡充サービスを含むことができる。進捗パイプラインは、集約サービスを含むことができ、集約サービスは、少なくとも1つのジャーナルノードを含む分散型ファイルシステムから追跡ウィンドウに対応するメタデータのサブセットを取得し、メタデータのサブセットに含まれる特定の組織識別子に関連付けられたメタデータのサブセットを含むデータ構造を生成し、データ構造をメモリに記憶し、データ構造に対応する参照を待ち行列にプッシュするように構成されている。進捗パイプラインは、オフランプサービスを含むことができ、オフランプサービスは、データ構造を処理して、クラス識別子、ハンドアウト識別子、コンテキスト識別子、ユーザ識別子、ディレクトリサービス識別子、又は内部識別子のうちの少なくとも1つに基づいて、ソートされたメタデータを生成するように構成される。進捗パイプラインは、記憶サービスを含むことができ、記憶サービスは、ユーザ識別子又はディレクトリサービス識別子のうちの一方に関連付けられた進捗識別子に進捗追跡情報を関連付け、進捗追跡情報及び進捗識別子をネットワークベースの記憶サービスに記憶するように構成されている。
【0010】
クライアント-サーバアーキテクチャ及び/又はソフトウェアフレームワークは、個々に又は組み合わせて、1つ以上の第三者アプリケーションの機能を組み込んだ対話式の授業計画を使用して教員及び生徒が対話して、学習体験を強化することを可能にし得る。本発明の他の態様及び利点は、例として、説明される実施形態の原理を例示する、添付図面を併用して以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
(【0011】以降は省略されています)

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