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公開番号2024056582
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163591
出願日2022-10-11
発明の名称開閉装置並びにこの開閉装置を用いた事務機器
出願人株式会社ナチュラレーザ・ワン
代理人個人
主分類G03B 27/62 20060101AFI20240416BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】開閉体の長年に渡る開閉操作或は反転操作の後においても、開閉操作不良を起こさず、且つ、異音の発生を防止することのできる開閉装置並びにこの開閉装置を用いた事務機器を提供する。
【解決手段】摺動部材である第2スライダー32と、摺動部材である第1スライダーと、第2スライダーと第1スライダーとの間に弾設された圧縮コイルスプリングとから成り、第1スライダーと第2スライダーの少なくともいずれか一方において圧縮コイルスプリングの端面を収容し、圧縮コイルスプリングの外径より大きい第1の内径の弾性部材収容部32bを有し、弾性部材収容部内側に放射状に突出し圧縮コイルスプリングの端面を位置決めする第1の内径より小さく圧縮コイルスプリングの外径とほぼ等しいかそれより大きい第2の内径を形成する複数のリブ32cを設けた。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体側に取り付けられる取付部材と、この取付部材にヒンジシャフトを介して回転可能に取り付けられるところの開閉体側を支持する支持部材と、この支持部材内部に前記取付部材側に設けた受圧部材に接してスライド可能に収容されるスライダーと、このスライダーに設けた弾性部材収容部に収容されて前記支持部材に自由端側との間に弾設された弾性部材とを有し、この弾性部材と前記弾性部材収容部との間に所定の間隙が設けられているものにおいて、前記弾性部材収容部の基部側に前記弾性部材の位置決め部を設けたことを特徴とする、開閉装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記位置決め部は、前記弾性部材収容部の基部側の内壁に設けた複数のリブ、円弧状を呈した複数の凸部、或はリング状を呈した凸条部で構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置。
【請求項3】
前記複数のリブ、前記円弧状を呈した複数の凸部、或は前記リング状を呈した凸条部には、前記弾性部材収容部の外側に向けて傾斜するガイド部が設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の開閉装置。
【請求項4】
装置本体側に取り付けられる取付部材と、この取付部材に第1ヒンジシャフトを介して回転可能に取り付けられる支持部材と、この支持部材の自由端側に第2ヒンジシャフトを介して回転可能に取り付けられるリフト部材と、前記支持部材内部に前記リフト部材側に設けた作動部材に接してスライド可能に設けた第1スライダーと、この第1スライダーと対向し前記支持部材内部に前記取付部材側に設けた受圧部材に接してスライド可能に設けた第2スライダーと、前記第1スライダーに設けた第1弾性部材収容部と前記第2スライダーに設けた第2弾性部材収容部に収容されて設けられた弾性部材とを有し、この弾性部材と前記第1弾性部材収容部と前記第2弾性部材収容部との間に所定の間隙が設けられているものにおいて、前記第1弾性部材収容部と前記第2弾性部材収容部の各基部側に前記弾性部材の第1位置決め部と第2位置決め部を設けたことを特徴とする、開閉装置。
【請求項5】
前記第1位置決め部と第2位置決め部は、前記第1弾性部材収容部と前記第2弾性部材収容部の第1基部側と第2基部側の各内壁に設けた複数の第1リブ及び第2リブ、円弧状を呈した複数の第1凸部及び第2凸部、或は前記リング状を呈した第1凸条部及び第2凸状部とで構成されていることを特徴とする、請求項4に記載の開閉装置。
【請求項6】
前記複数の第1リブ及び第2リブ、前記円弧状を呈した複数の第1凸部及び第2凸部、或は前記リング状を呈した第1凸条部及び第2凸条部には、前記第1弾性部材収容部及び第2弾性部材収容部の外側に向けて傾斜するガイド部が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の開閉装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の開閉装置を用いたことを特徴とする、事務機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、複合機、印刷機等の事務機器に用いて好適な開閉装置並びにこの開閉装置を用いた事務機器に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複写機、複合機、印刷機、及びファクシミリ等の事務機器の装置本体には、その装置本体の上面後部に対し開閉体が一対の開閉装置を介して開閉可能に取り付けられている。この開閉装置は、原稿圧着板開閉装置とも称せられるが、一種のヒンジ機構である。そのうちの一方の開閉装置には、例えば下記特許文献1に記載されたように、装置本体に取り付けられる取付部材に、第1ヒンジシャフトを介して支持部材を回動可能に取り付け、この支持部材の自由端側に第2ヒンジシャフトを介して支持部材とは反対方向へ回転可能にリフト部材を取り付け、前記支持部材内部に前記リフト部材側に取り付けた作動部材に接して第1スライダーを、前記リフト部材側に設けた受圧部材に接して第2スライダーが共にスライド可能に設けられると共に、前記第1スライダーと前記第2スライダーの間に、各スライダーに設けた弾性部材収容部に収容させて弾性部材が弾設されている。
【0003】
かかる構成の開閉装置は、開閉体を開閉させると、前記第1及び第2スライダーが支持部材内部において弾性部材の弾力に抗してスライドすることになる。このスライド動作は、原稿が本のような厚物原稿の場合には、この厚物原稿を原稿載置台のコンタクトガラス上に載置させ、その上面を覆うために開閉体を閉じた際にも起こる。即ち、開閉体を閉じ、その下面が厚物原稿に当たり、さらに下押しした際に起こる。その際にリフト部材が反転して作動部材を介して第1スライダーを押すことから第1スライダーは支持部材内部でスライドする。第1スライダーと第2スライダーの外周と弾性部材収容部の内壁との間には、弾性部材の圧縮、伸長動作をスムーズにするために所定の間隙が設けられている。
かかる場合、開閉装置の組み立て時に弾性部材収容部内に収容させる弾性部材が、弾性部材収容部内において片側に偏った状態で組み込まれる場合が多々あり、その結果、各スライダーはそのスライド時に弾性部材収容部の内壁に当たって擦れることから、開閉体の開閉動作時に、異音を発したり、或は開閉操作時の操作フィーリングに支障を来たすといった問題が生じていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-8038号公開特許公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した従来公知の開閉装置は、当然にスライダーと支持部材のスライド面に潤滑用グリスを塗布させた状態で出荷されるが、経年使用されるうちにグリス切れを起こし、開閉体の開閉操作に支障を来たし、また、異音が発生するという問題が生じていた。この問題は、支持部材に対するスライダーの圧入嵌合が強かった場合には、より早く顕在化する傾向があった。本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、開閉体の長年に渡る開閉操作或は反転操作の後においても、開閉操作不良を起こさず、且つ、異音の発生を防止することのできる開閉装置並びにこの開閉装置を用いた事務機器を提供せんとするにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本願請求項1にかる開閉装置は、装置本体側に取り付けられる取付部材と、この取付部材にヒンジシャフトを介して回転可能に取り付けられるところの開閉体側を支持する支持部材と、この支持部材内部に前記取付部材側に設けた受圧部材に接してスライド可能に収容されるスライダーと、このスライダーに設けた弾性部材収容部に収容されて前記支持部材に自由端側との間に弾設された弾性部材とを有し、この弾性部材と前記弾性部材収容部との間に所定の間隙が設けられているものにおいて、前記弾性部材収容部の基部側に前記弾性部材の位置決め部を設けたことを特徴とする。
【0007】
次に本願請求項2にかかる開閉装置は、請求項1において前記位置決め部の基部側の内壁に設けた複数のリブ、円弧状を呈した複数の凸部、或はリング状を呈した凸条部で構成されていることを特徴とする。
【0008】
次に本願請求項3にかかる開閉装置は、請求項2において前記複数のリブ、前記円弧状を呈した複数の凸部、或は前記リング状を呈した凸条部には、前記弾性部材収容部の外側に向けて傾斜するガイド部が設けられていることを特徴とする。
【0009】
次に本願請求項4にかかる開閉装置は、装置本体側に取り付けられる取付部材と、この取付部材に第1ヒンジシャフトを介して回転可能に取り付けられる支持部材と、この支持部材の自由端側に第2ヒンジシャフトを介して回転可能に取り付けられるリフト部材と、前記支持部材内部に前記リフト部材側に設けた作動部材に接してスライド可能に設けた第1スライダーと、この第1スライダーと対向し前記支持部材内部に前記取付部材側に設けた受圧部材に接してスライド可能に設けた第2スライダーと、前記第1スライダーに設けた第1弾性部材収容部と前記第2スライダーに設けた第2弾性部材収容部に収容されて設けられた弾性部材とを有し、この弾性部材と前記第1弾性部材収容部と前記第2弾性部材収容部との間に所定の間隙が設けられているものにおいて、前記第1弾性部材収容部と前記第2弾性部材収容部の各基部側に前記弾性部材の第1位置決め部と第2位置決め部を設けたことを特徴とする。
【0010】
次に本願請求項5にかかる開閉装置は、請求項4において前記第1位置決め部と第2位置決め部は、前記第1弾性部材収容部と前記第2弾性部材収容部の第1基部側と第2基部側の各内壁に設けた複数の第1リブ及び第2リブ、円弧状を呈した複数の第1凸部及び第2凸部、或はリング状を呈した第1凸条部及び第2凸状部とで構成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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