TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055749
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2023087418,2022162708
出願日2023-05-29,2022-10-07
発明の名称プログラム、情報処理装置、方法及びシステム
出願人株式会社プレシジョン
代理人IPTech弁理士法人
主分類G16H 10/60 20180101AFI20240411BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】入力された電子問診票、電子カルテといった医療行為の記録内容を簡易な手順により追記/修正する。
【解決手段】プロセッサ29とメモリ25とを備えるサーバ30を動作させるためのプログラムであって、メモリ25には電子カルテテンプレートの構造化データが格納され、構造化データは、電子カルテの入力項目と入力内容とが関連付けられたデータであり、プログラムは、プロセッサ29に、第1のユーザから、入力項目に対する入力内容の入力を受け付ける第1ステップと、第1のユーザまたは第1のユーザと異なる第2のユーザから、電子カルテテンプレートの修正のための発話データの入力を受け付ける第2ステップと、発話データ中に含まれる電子カルテテンプレートの入力項目に基づいて、修正を希望する電子カルテテンプレートの内容を特定する第3ステップとを実行させる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサとメモリとを備えるコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
前記メモリには電子カルテテンプレートの構造化データが格納され、前記構造化データは、電子カルテテンプレートの入力項目と入力内容とが関連付けられたデータであり、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
第1のユーザから、前記入力項目に対する入力内容の入力を受け付ける第1ステップと、
前記第1のユーザまたは前記第1のユーザと異なる第2のユーザから、前記電子カルテテンプレートの前記構造化データの修正のための発話データの入力を受け付ける第2ステップと、
前記発話データ中に含まれる前記電子カルテテンプレートの前記入力項目に基づいて、修正を希望する前記電子カルテテンプレートの内容を特定する第3ステップと
を実行させる、プログラム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
プロセッサとメモリとを備えるコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
前記メモリには電子問診票の構造化データが格納され、前記構造化データは、前記電子問診票の問診項目と問診返答内容と問診設問が関連付けられたデータであり、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
第1のユーザから、前記問診設問を用いて前記問診項目に対する前記問診返答内容の入力を受け付ける第4ステップと、
前記第1のユーザと異なる第2のユーザから、前記第1のユーザから入力を受け付けた前記問診返答内容を修正するための発話データの入力を受け付ける第5ステップと、
前記発話データ中に含まれる専門用語に基づいて、前記第2のユーザが修正を希望する前記問診項目を特定する第6ステップと
を実行させる、プログラム。
【請求項3】
一つの前記問診項目または前記入力項目に紐付けられた単語は複数存在する、請求項1または請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記メモリには、専門用語の同義語辞書が格納され、
前記第3ステップまたは前記第6ステップにおいて、前記同義語辞書を用いて修正を希望する前記問診項目または前記電子カルテテンプレートの内容を特定する
請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記プログラムは、さらに前記プロセッサに、
前記第3ステップまたは第6ステップにおいて特定した前記電子カルテテンプレートの内容、または前記問診項目に対応する前記問診返答内容について、前記発話データの入力を受け付け、受け付けた前記発話データを音声認識して音声認識データを取得し、この音声認識データに基づいて修正または追記を希望する修正内容を特定する第7ステップと、
前記第7ステップにおいて特定した前記修正内容で前記電子カルテテンプレートまたは前記問診返答内容の修正及び追記の少なくとも一方を行う第8ステップと
を実行させる、請求項1または請求項2に記載のプログラム。
【請求項6】
前記第5ステップにおいて、前記電子カルテテンプレートの内容または前記問診返答内容の修正及び追記のいずれを行うかについての選択入力を受け入れ、受け入れた前記選択入力に基づいて、前記問診返答内容の修正及び追記の一方を行う
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第7ステップにおいて、前記第2のユーザからの前記発話データに基づき、前記発話データの連続性から複数の前記入力項目または前記問診項目の候補から一つの前記問診返答内容の候補を特定し、前記入力項目または前記問診項目を特定するためのデータの入力と前記電子カルテテンプレートの内容または前記問診返答内容の前記修正内容の特定のためのデータ入力とを行う
請求項5に記載のプログラム。
【請求項8】
前記第7ステップにおいて、前記音声認識データから、名詞である前記入力項目とこの入力項目に接続する助詞との組み合わせ、または名詞である前記問診項目とこの問診項目に接続する助詞との組み合わせを特定し、これら入力項目または前記問診項目と助詞との組み合わせに基づいて、前記入力項目または前記問診項目を特定するためのデータの入力と前記電子カルテテンプレートの内容または前記問診返答内容の前記修正内容の特定のためのデータ入力とを行う
請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記第7ステップにおいて、前記発話データまたは音声認識データを前記メモリに格納し、この音声認識データに基づいて、前記入力項目または前記問診返答内容の前記修正内容を異なる前記入力項目または前記問診返答内容の候補に関連付ける入力を受け入れ、前記候補から前記電子カルテテンプレートの内容または前記問診返答内容を特定する入力を受け入れる
請求項5に記載のプログラム。
【請求項10】
前記音声認識データは表記とそれに関連付けられた読みとを含み、
前記第7ステップにおいて、前記読みに基づいて、問診項目に関連付けられた問診回答候補を検索して、前記表記の候補を取得し、その候補の中から選択して特定する前記入力内容または前記問診内容の入力を受け入れる
請求項6に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、情報処理装置、方法及びシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
医療施設を受診する際に、患者の既往歴や受診の理由等を事前に患者が問診票に記載し、看護師や医師などの医療従事者が、問診票に記載された内容に基づいて医療行為を行うことは周知である。近年、患者の回答である問診内容をタブレット等の情報処理装置を介して入力し、入力された問診内容を電子カルテの入力内容として取り込むことが可能な、電子問診票と呼ばれる技術が提案されている。
【0003】
上述した技術に関連する技術として、特許文献1に開示された技術がある。
【0004】
特許文献1には、医療支援装置に関する技術が開示されている。医療支援装置において、問診項目表示手段は問診項目を表示器に表示する。問診項目選択手段は複数の前記問診項目から一の前記問診項目を選択する。音声認識手段は、選択された辞書を用いて、入力された音声の音声認識を行い、音声に対する語句候補を抽出する。語句候補表示手段は抽出された語句候補を表示器に表示する。選択操作受付手段は語句候補から一の語句候補の選択操作を受付ける。記憶制御手段は、選択操作された一の語句候補を、選択した一の前記問診項目に対する回答として記憶手段に記憶させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-156844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載された技術では、音声認識する際に問診項目をまずユーザが選択する必要がある。このため、既に患者等が入力した電子問診票の内容を修正するには、修正をする医療従事者等が個別に問診項目を手入力等で選択する手間がかかる。
【0007】
なお、かかる課題は、電子カルテのテンプレートに規定された入力項目に対応する入力内容を修正する際にも同様に生じうる。
【0008】
そこで、本開示は、上記課題を解決すべくなされたものであって、その目的は、入力された電子問診票、電子カルテといった医療行為の記録内容を簡易な手順により追記/修正する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
プロセッサとメモリとを備えるコンピュータを動作させるためのプログラムである。メモリには電子カルテテンプレートの構造化データが格納され、構造化データは、電子カルテの入力項目と入力内容とが関連付けられたデータである。プログラムは、プロセッサに、第1のユーザから、入力項目に対する入力内容の入力を受け付ける第1ステップと、第1のユーザまたは第1のユーザと異なる第2のユーザから、電子カルテテンプレートの修正のための発話データの入力を受け付ける第2ステップと、発話データ中に含まれる電子カルテテンプレートの入力項目に基づいて、修正を希望する電子カルテテンプレートの内容を特定する第3ステップとを実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、入力された電子問診票、電子カルテといった医療行為の記録内容を簡易な手順により追記/修正することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
医療情報システム
3か月前
TOTO株式会社
生体情報管理システム
28日前
TOTO株式会社
排泄情報管理システム
28日前
小林クリエイト株式会社
被搬送物識別システム
2か月前
学校法人近畿大学
腫瘍の分類推定システム
20日前
個人
看取り医師マッチングシステム
1か月前
国立研究開発法人物質・材料研究機構
閾値算出方法
1か月前
TRIBAWL株式会社
情報処理装置
3か月前
小林製薬株式会社
漢方生薬製剤の決定支援装置
3か月前
株式会社Xenlon
紹介支援システム
3か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
今日
株式会社ラフール
情報処理システム
3か月前
株式会社レイヤード
情報処理システム
23日前
株式会社日立製作所
情報処理装置
2か月前
個人
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
1か月前
個人
医療情報サーバおよび端末
3か月前
個人
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
4か月前
株式会社医用工学研究所
手術時間比較システム
13日前
株式会社サンクスネット
健康医療情報一元管理システム
3か月前
トヨタ自動車株式会社
健康増進システム及び健康増進方法
3か月前
タカラベルモント株式会社
リハビリ支援装置
13日前
株式会社ヴェルト
ヘルスケア用データ解析システム
2か月前
トヨタ自動車株式会社
健康増進システム及び健康増進方法
3か月前
ライオン株式会社
提案システム及び提案方法
2か月前
富士フイルム株式会社
プログラム
29日前
富士フイルム株式会社
プログラム
23日前
大日本印刷株式会社
情報処理装置及びプログラム
14日前
TOTO株式会社
排泄情報処理装置、プログラム及びシステム
20日前
TOTO株式会社
排泄情報処理装置、プログラム及びシステム
20日前
エニシア株式会社
情報処理装置、投与履歴提示方法およびプログラム
1か月前
株式会社医療情報技術研究所
モジュール型電子カルテシステム
2か月前
株式会社メドレー
プログラム、システム及び方法
28日前
株式会社ビーライズ
診察シミュレータ
4か月前
株式会社トマーレ
医療情報共有システム
2か月前
株式会社医療情報技術研究所
電子カルテ記録集約/参照システム
1か月前
個人
汎用モデルに基づく標準的な医学用語管理システム及び方法
2か月前
続きを見る