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公開番号2024055579
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162626
出願日2022-10-07
発明の名称車両用監視装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60L 58/10 20190101AFI20240411BHJP(車両一般)
要約【課題】電動車両に搭載された電池の異常発生を素早く把握すること。
【解決手段】電池を搭載した電動車両に設けられた車両用監視装置であって、電動車両が停止している状況下において電池の状態を監視する監視部と、監視部により電池の状態が異常状態であると判断された場合、電池が異常状態であることを示す情報を電動車両の外部に発信する発信部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
電池を搭載した電動車両に設けられた車両用監視装置であって、
前記電動車両が停止している状況下において前記電池の状態を監視する監視部と、
前記監視部により前記電池の状態が異常状態であると判断された場合、前記電池が異常状態であることを示す情報を前記電動車両の外部に発信する発信部と
を備えることを特徴とする車両用監視装置。
続きを表示（約 380 文字）【請求項２】
前記監視部は、監視モードに設定されている場合に前記電池の状態を監視し、
前記監視モードは、前記電動車両が他の複数の電動車両とともに輸送中である場合に設定されている
ことを特徴とする請求項１に記載の車両用監視装置。
【請求項３】
前記発信部は、前記異常状態であることを示す情報を前記電動車両のクラクションの鳴動やランプの点滅により外部へ報知する
ことを特徴とする請求項２に記載の車両用監視装置。
【請求項４】
前記発信部により前記異常状態であることを示す情報が外部に発信された後に、外部装置から前記電動車両の状態を示す車両情報の取得要求がある場合、前記車両情報を前記外部装置に提供する提供部を備える
ことを特徴とする請求項１から３のうちのいずれか一項に記載の車両用監視装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両用監視装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、建物の内部に配置された蓄電装置について、建物の火災報知器が作動したことを示す火災検出信号を受信した場合に蓄電装置の電力を強制的に放電することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－０７５９０６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、電動車両にも電池が搭載されている。そして、大型船舶などで大量の電動車両を輸送する場合には、複数の電動車両が密集した状態が長時間続くことになる。このような状況下において、電池の発火による火災や損傷を防ぐためには電池の異常発生を速やかに検知することが望ましい。
【０００５】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、電動車両に搭載された電池の異常発生を素早く把握することができる車両用監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、電池を搭載した電動車両に設けられた車両用監視装置であって、前記電動車両が停止している状況下において前記電池の状態を監視する監視部と、前記監視部により前記電池の状態が異常状態であると判断された場合、前記電池が異常状態であることを示す情報を前記電動車両の外部に発信する発信部とを備えることを特徴とする。
【０００７】
この構成によれば、電動車両が停止している状況下で電池の状態を監視し、異常発生時にはその情報を外部に発信するので、電池の異常発生を外部から素早く把握することができる。
【０００８】
また、前記監視部は、監視モードに設定されている場合に前記電池の状態を監視し、前記監視モードは、前記電動車両が他の複数の電動車両とともに輸送中である場合に設定されてもよい。
【０００９】
この構成によれば、例えば船などで大量の電動車両を輸送する場合に監視モードに設定することができる。これにより、大量の電動車両を輸送中に電池の異常発生を外部から素早く把握することができる。
【００１０】
また、前記発信部は、前記異常状態であることを示す情報を前記電動車両のクラクションの鳴動やランプの点滅により外部へ報知してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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