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公開番号2024058925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166341
出願日2022-10-17
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60W 20/15 20160101AFI20240422BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の制振制御を実行中であっても電動機が最大限トルクを出力する。
【解決手段】第1MG12および第2MG14を協調させて車両1の制振制御を行う協調制振制御と、第2MG14により車両1の制振制御を行う単体制振制御と、を実行可能なECU30であって、ECU30は、協調制振制御の実行時の第2MG14の制振トルクの制限値L2を、単体制振制御の実行時の第2MG14の制振トルクの制限値L1よりも厳しく設定するトルクリミッタ44Bを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
第１電動機および第２電動機を協調させて車両の制振制御を行う協調制振制御と、前記第２電動機により前記車両の前記制振制御を行う単体制振制御と、を実行可能な車両制御装置であって、
前記協調制振制御の実行時の前記第２電動機の制振トルクの制限値を、前記単体制振制御の実行時の前記第２電動機の制振トルクの制限値よりも厳しく設定するトルクリミッタを備える、車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、複数の電動機の回転速度と、アクセルペダルの操作量とに基づいて、複数の電動機が発生すべきトルクであるトルク指令値を決定し、車体の前後方向の振動を精度よく制御する技術が知られている（例えば特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－０９３６０２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来の技術において、複数の電動機を協調させる協調制振制御と、複数の電動機のいずれか一つによる単体制振制御とを共存させる場合に、制振トルクの制限値を一律に設定すると、実行する制振制御に依っては過度な制限になってしまう虜がある。
【０００５】
そこで、上記課題に鑑み、車両の制振制御を実行中であっても電動機が最大限トルクを出力することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するため、本開示の一態様によれば、
第１電動機および第２電動機を協調させて車両の制振制御を行う協調制振制御と、前記第２電動機により前記車両の前記制振制御を行う単体制振制御と、を実行可能な車両制御装置であって、
前記協調制振制御の実行時の前記第２電動機の制振トルクの制限値を、前記単体制振制御の実行時の前記第２電動機の前記制振トルクの制限値よりも厳しく設定するトルクリミッタを備える、車両制御装置が提供される。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の一態様によれば、車両の制振制御を実行中であっても電動機が最大限トルクを出力できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
一実施形態の車両制御装置の制御対象を示す図である。
一実施形態の車両制御装置の構成を示す図である。
一実施形態の制振トルクの制限値の設定方法を示す図である。
一実施形態の車両制御装置による制振トルクの制限値の設定手順を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
【００１０】
（車両制御装置の制御対象）
まず本実施形態の制振制御の制御対象について説明する。図１は本実施形態の車両制御装置の制御対象を示す図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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