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公開番号2024058863
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166244
出願日2022-10-17
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240422BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電器のセキュリティ保護を図る。
【解決手段】車両は、蓄電装置の充電に用いられる充電器と、第1制御装置と、第2制御装置とを備え、直流充電スタンドからの直流電力を用いて蓄電装置を充電する直流充電と、交流充電スタンドからの交流電力を前記充電器により直流電力に変換して前記蓄電装置を充電する交流充電とが可能である。第1制御装置は、充電スタンドと通信を行なう。第2制御装置は、充電器と通信を行なうと共に第1制御装置と通信を行なう。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
蓄電装置の充電に用いられる充電器と、第１制御装置と、第２制御装置とを備え、直流充電スタンドからの直流電力を用いて前記蓄電装置を充電する直流充電と、交流充電スタンドからの交流電力を前記充電器により直流電力に変換して前記蓄電装置を充電する交流充電とが可能な車両であって、
前記第１制御装置は、前記充電スタンドと通信を行ない、
前記第２制御装置は、前記充電器と通信を行なうと共に前記第１制御装置と通信を行なう、
車両。
続きを表示（約 87 文字）【請求項２】
請求項１記載の車両であって、
前記第１制御装置および前記第２制御装置は、所定レベルのセキュリティ対策が行なわれている、
車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、この種の車両としては、蓄電装置の充電に用いられる充電器を備え、ＤＣ（Direct Current）充電スタンドからの直流電力を用いて蓄電装置を充電するＤＣ充電と、ＡＣ（Alternating Current）充電スタンドからの交流電力を充電器により直流電力に変換して蓄電装置を充電するＡＣ充電とが可能なものが提案されている（例えば、特許文献１参照）。この車両では、充電器を制御する制御装置は、通信装置を介して車両外部のサーバと通信を行なう。サーバは、ＤＣ充電スタンドと通信を行なう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１５７７１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
制御装置が、充電器と通信を行なうと共に車両外部のサーバと通信を行なう場合、車両とサーバとの通信において、車両における、エントリポイントから１層目が制御装置、２層目が充電器となる。このため、充電器も、外部からの攻撃に晒される懸念がある。
【０００５】
本開示の車両は、充電器のセキュリティ保護を図ることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【０００７】
本開示の車両は、
蓄電装置の充電に用いられる充電器と、第１制御装置と、第２制御装置とを備え、直流充電スタンドからの直流電力を用いて前記蓄電装置を充電する直流充電と、交流充電スタンドからの交流電力を前記充電器により直流電力に変換して前記蓄電装置を充電する交流充電とが可能な車両であって、
前記第１制御装置は、前記充電スタンドと通信を行ない、
前記第２制御装置は、前記充電器と通信を行なうと共に前記第１制御装置と通信を行なう、
ことを要旨とする。
【０００８】
本開示の車両は、充電器と第１制御装置と第２制御装置とを備える。第１制御装置は、充電スタンドと通信を行なう。第２制御装置は、充電器と通信を行なうと共に第１制御装置と通信を行なう。したがって、車両と充電スタンドとの通信において、車両における、エントリポイントから１層目が第１制御装置、２層目が第２制御装置、３層目が充電器となる。これにより、エントリポイントから１層目が第１制御装置および第２制御装置の何れか、２層目が充電器となる場合に比して、充電器のセキュリティ保護を図ることができる。
【０００９】
本開示の車両において、前記第１制御装置および前記第２制御装置は、所定レベルのセキュリティ対策が行なわれているものとしてもよい。こうすれば、充電器のセキュリティ保護をより十分に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本実施形態の車両２０の概略構成図である。
比較形態の車両２０Ｂの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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