TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024063427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2022171367
出願日2022-10-26
発明の名称配線器具用取付枠
出願人個人
代理人
主分類H02G 3/02 20060101AFI20240502BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 配線埋込ボックスにおいて、壁面に取付けた配線埋込ボックスにケーブルを接続した配線器具を装着し固定を容易に施工できる配線器具用取付枠を提供する。
【解決手段】 壁面に取付けた配線埋込ボックスに配線器具用取付枠を取付固定するにあたり、配線埋込ボックスに用いる固定ネジを該配線器具用取付枠のネジ孔の通し、該配線埋込ボックスのネジ受に挿入、ネジ込む作業を容易にする手段として、該配線器具用取付枠の上下に固定ネジのネジ部を通す固定ネジ孔と固定ネジの頭部を通す固定ネジ頭部通し孔と連通の連通部を形成し、前記ネジ部を前記連通部より移動を可能にし、固定ネジ頭部通し孔の周縁より前面方向に凸設する。
又は、固定ネジ頭部通し孔の縁辺に補助リブを前方に突出状に形成し、剛性を高めた配線器具用取付枠。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
窓孔を有する配線器具用取付枠において、前記窓孔の対向に一対の挟持部を三か所形成し、前記窓孔にコンセント類の配線器具を前記一対の挟持部で挟持し保持する前記配線器具用取付枠であって、
前記配線器具用取付枠の上下に固定ネジのネジ部を挿通する固定ネジ孔と固定ネジの頭部を挿通する固定ネジ頭部通し孔と、前記ネジ部を前記固定ネジ頭部通し孔より前記固定ネジ孔へ移動を可能とする連通部を形成し、
前記配線器具用取付枠は左右側の両端縁の前面方向に突起した一対の縁リブの形成において、両端縁、又は前記固定ネジ頭部通し孔側の一方端縁の前記縁リブ端部に前記固定ネジ頭部通し孔の端部の位置まで延長の補強縁リブを形成することで前記配線器具用取付枠の剛性を高めることを特徴とする配線器具用取付枠。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は電気配線工事の施工において、コンセント、スイッチ等の取付けにおいて、ボックスに用いる配線器具用取付枠に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気配線工事に用いる埋込ボックスを壁面に埋込取付し、コンセント、スイッチ又はコントロール等を配線器具用取付枠に装着し、固定ネジを用いて、取付枠の固定ネジ通し孔に通し、該埋込ボックスのネジ受孔に締付け取付固定をする。
また、既存の埋込ボックスに取付けたスイッチ、コンセント等の経年変化によるトラブルで交換作業をおこなうにおいても、既存の配線器具埋込ボックスに前記記載と同様に取付固定をする。
【0003】
しかし、埋込ボックスへの配線器具を装着した取付枠を固定ネジで締付け取付固定作業において、取付枠の固定ネジ孔に固定ネジを通し、該埋込ボックスのネジ受孔に締付け取付固定を施工を行うとき、埋込ボックスの状況により固定ネジがネジ受孔の位置へ正確に入らず、かなり苦労を要する。
このことは、2本の固定ネジの最後の1本をネジ受孔が見えず時間を要してしまう問題が多々ある。
【0004】
そこで、上記の問題を解決することから配線器具用取付枠を用いて、取付枠に配線器具を装着し、取付枠の上下にネジ通し孔を形成し、該ネジ通し孔の一方端に枠端よりネジ部がスライドできる切込みを設け、ネジ部がネジ通し孔に移動できるように形成した取付枠がある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実願平8-4775
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上下のねじ通し孔一方端に取付枠の端よりネジ幅の切込みを上下に形成することは、取付枠の剛性を著しく低くし、プラグの出し入れ等を繰り返すことで、取付枠の剛性を低くし、変形をすることで電気的にトラブルを問題の発生がある。
本来、取付枠は経年変化により変形を防ぐため取付枠の左右方向における両端縁から前方に突出する一対のリブを設け、さらに一部に一対の突起状を上下に設けて取付枠の剛性を高める構成である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで本発明は、上記の課題になされたもので、従来の取付枠の剛性の高い状態を保ち、容易に埋込ボックスに配線器具を装着した取付枠を容易に取付固定できる構造とした配線器具用取付枠を提供するものである。
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明は窓孔を有する金属製、又は樹脂製の配線器具用取付枠において、前記窓孔の対向に一対の挟持部を三か所形成し、前記窓孔にコンセント類の配線器具を前記一対の挟持部で狭持し保持する前記配線器具用取付枠であって、
前記配線器具用取付枠の上下に固定ネジのネジ部を挿通する固定ネジ孔と固定ネジの頭部を挿通する固定ネジ頭部通し孔と、前記ネジ部を前記固定ネジ頭部通し孔より前記固定ネジ孔へ移動を可能とする連通部を形成し、
前記配線器具用取付枠は左右側の両端縁の前面方向に突起した一対の縁リブの形成において、両端縁、又は前記固定ネジ頭部通し孔の一方端縁の前記縁リブ端部に前記固定ネジ頭部通し孔の端部の位置まで延長の補強縁リブを形成することで前記配線器具用取付枠の剛性を高めることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、壁面(造営物)に設けた埋込ボックスに配線接続をした配線器具をネジ止により取付固定作業において、新築の取付作業、あるいは故障における交換作業にネジ止作業の取付を容易にでき、特に作業のし難い場所であって2本目のネジ止めを容易に取付固定することができる。
よって、配線器具のコンセント、スイッチ等を装着した取付枠を壁面に取付けた配線用埋込ボックスに短時間で取付固定を可能とすることができ作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第一実施例において、固定ネジ頭部通し孔による取付枠の剛性の劣化を防ぐ補強縁リブを形成した図で、a)図は左右側の両端縁一対の縁リブの形成より凹溝に一対の補強縁リブを形成した正面図。b)図は固定ネジ頭部通し孔側の凹溝に一方端縁まで補強縁リブを形成した正面図。 c)図はa)図b)図の側面図である。
第一実施例の図1のa)図、b)図の要部拡大斜視図である。
第一実施例における取付枠の端縁に補強縁リブを形成した図で、a)図は取付枠の一方端縁に突起した縁リブを上端位置まで補強縁リブを形成、b)図は両端縁の前面方向に突起した一対の縁リブを上端位置まで補強縁リブを形成した要部拡大斜視図である。
第一実施例において、配線器具用取付枠の窓孔に配線器具コンセントを取付けた状態の正面図である。
第一実施例の配線器具用取付枠を壁面(造営物)に設けた埋込ボックスに取付ける状態を側面の断面図である。
第一実施例の図5において、埋込ボックスに先端をネジ込んだ固定ネジの頭部を取付枠の固定ネジ頭部通し孔に挿通し、固定ネジ孔に移動する状態の要部拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
超音波振動体の支持方法
10日前
株式会社発明屋
太陽光発電装置
8日前
株式会社力電
電力システム
10日前
株式会社LIMNO
充電装置
8日前
株式会社デンソー
半導体装置
3日前
株式会社明電舎
回転機
4日前
株式会社豊田自動織機
モータ制御装置
1日前
ダイハツ工業株式会社
車両用制御装置
4日前
群貿企業股ふん有限公司
モータ固定子接続構造
10日前
日産自動車株式会社
電動車用インバータ
10日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1日前
東洋電機製造株式会社
車両用主電動機
9日前
個人
アキシャルギャップ型コアレスモータ
8日前
トヨタ自動車株式会社
ステータの製造方法
9日前
株式会社ジーエスエレテック
ハーネスプロテクタ
1日前
東洋電機製造株式会社
電力変換装置
3日前
ミツミ電機株式会社
スイッチング電源装置
2日前
理想科学工業株式会社
モータ制御装置
1日前
日本発條株式会社
積層鉄心及びその製造方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
電力網の管理システム
2日前
個人
フォークリフトのバッテリー充電制御装置
5日前
中国電力株式会社
調相制御装置及び調相制御システム
2日前
三菱電機株式会社
電圧変換装置
4日前
日産自動車株式会社
電源回路
2日前
山洋電気株式会社
UPS制御システム
1日前
三菱電機株式会社
駆動システム
1日前
株式会社デンソー
シリーズ電源
1日前
株式会社アイシン
回転電機
9日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
3日前
大阪瓦斯株式会社
自立給電システム及び分電盤
2日前
三菱重工業株式会社
回転電気機械
3日前
大阪瓦斯株式会社
自立給電システム及び分電盤
2日前
トヨタ自動車株式会社
コンバータ
1日前
矢崎総業株式会社
プロテクタ、及び、回路体
3日前
株式会社デンソー
駆動回路、および電力変換装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電力ユニット
3日前
続きを見る