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公開番号
2024066577
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-16
出願番号
2022176009
出願日
2022-11-02
発明の名称
回転電機のロータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20240509BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】磁石の冷却効率が向上した回転電機のロータを提供すること。
【解決手段】ロータ3は、回転軸C回りに回転可能なロータコア40と、ロータコア40に設けられた磁石挿入孔44に挿入された磁石50と、磁石50を磁石挿入孔44内に固定するモールド材60と、ロータコア40の回転軸Cが延在する軸方向の少なくとも一方側の端部に設けられ、ロータコア40とともに回転可能なエンドプレート70と、を有し、エンドプレート70は、軸方向に貫通し、磁石50を冷却する冷媒が導入される孔部74と、孔部74の周囲に設けられ、エンドプレート70の回転に伴って孔部74に導入される冷媒を掻き上げる受け部76と、を有し、モールド材60には、孔部74から供給された冷媒が流れる磁石用冷却路61が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸回りに回転可能なロータコアと、
前記ロータコアに設けられた磁石挿入孔に挿入された磁石と、
前記磁石を前記磁石挿入孔内に固定するモールド材と、
前記ロータコアの前記回転軸が延在する軸方向の少なくとも一方側の端部に設けられ、前記ロータコアとともに回転可能なエンドプレートと、
を有し、
前記エンドプレートは、
前記軸方向に貫通し、前記磁石を冷却する冷媒が導入される孔部と、
前記孔部の周囲に設けられ、前記エンドプレートの回転に伴って前記孔部に導入される前記冷媒を掻き上げる受け部と、
を有し、
前記モールド材には、前記孔部から供給された前記冷媒が流れる磁石用冷却路が設けられている回転電機のロータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、回転電機のロータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ロータコアに設けられた磁石挿入孔(収容孔)に磁石が埋設された回転電機のロータが知られている。このような回転電機においては、ロータの高速回転に起因する渦電流により、磁石が発熱するため、ロータの内部に冷媒を流すことにより、磁石挿入孔内の磁石を冷却する方法が用いられる。
【0003】
特許文献1には、磁石と、前記磁石を収容する収容孔と、前記磁石を冷却する冷却媒体を前記収容孔に導入する流路とが設けられたロータコアと、前記収容孔内の前記磁石の周囲の隙間を埋める多孔質体とを有し、前記多孔質体には、前記多孔質体の孔径より大きな径を有し、前記流路から導入された前記冷却媒体が流れる貫通孔が設けられている回転電機のロータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-141468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術では、ロータの外部から供給される冷媒(冷却媒体)がシャフトの内部を経由してロータコアの内部に流れるように設計されている。しかしながら、ロータの外部から供給される冷媒を磁石の冷却に直接利用することができないため、磁石の冷却効率が不十分であるという問題があった。
【0006】
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであり、磁石の冷却効率が向上した回転電機のロータを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施の形態にかかる回転電機のロータは、回転軸回りに回転可能なロータコアと、ロータコアに設けられた磁石挿入孔に挿入された磁石と、磁石を磁石挿入孔内に固定するモールド材と、ロータコアの回転軸が延在する軸方向の少なくとも一方側の端部に設けられ、ロータコアとともに回転可能なエンドプレートと、を有し、エンドプレートは、軸方向に貫通し、磁石を冷却する冷媒が導入される孔部と、孔部の周囲に設けられ、エンドプレートの回転に伴って孔部に導入される冷媒を掻き上げる受け部と、を有し、モールド材には、孔部から供給された冷媒が流れる磁石用冷却路が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、磁石の冷却効率が向上した回転電機のロータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかるロータを適用した回転電機の構成を模式的に示した断面図である。
図1に示すロータからエンドプレートを取り除いたロータを軸方向の一方側から見た部分平面図である。
図1に示すロータから抜き出したエンドプレートを軸方向の一方側から見た部分平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。ただし、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。なお、図中に示したものは、全体の一部であり、図示しないその他の構成が実際には多く含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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