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公開番号2024059396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167054
出願日2022-10-18
発明の名称キャニスタの取付構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類F02M 25/08 20060101AFI20240423BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】取付対象である車両ごとにブラケットの種類を変える必要がなく、ブラケットの種類の低減に貢献できるキャニスタの取付構造を実現する。
【解決手段】キャニスタの取付構造は、車両10に搭載されるキャニスタ12の取付構造であって、前記車両10の下側に設けられ車幅方向に延びる、車両前後方向において前後一対のクロスメンバ14,16と、前記車両前後方向において前記前後一対のクロスメンバ14,16に跨るように配置され、両端が前記一対のクロスメンバ14,16にそれぞれ固定され、中間部分が前記キャニスタ12に固定されるブラケット20と、を備え、前記ブラケット20は、前記前後一対のクロスメンバ14,16にそれぞれ締結される締結孔を備え、前記締結孔のうち、前記前後一対のクロスメンバ14,16のうち少なくとも一方側のクロスメンバに締結される締結孔は、前記車両前後方向に2つ以上設けられる、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されるキャニスタの取付構造であって、
前記車両の下側に設けられ車幅方向に延びる、車両前後方向において前後一対のクロスメンバと、
前記車両前後方向において前記前後一対のクロスメンバに跨るように配置され、両端が前記一対のクロスメンバにそれぞれ固定され、中間部分が前記キャニスタに固定されるブラケットと、
を備え、
前記ブラケットは、前記前後一対のクロスメンバにそれぞれ締結される締結孔を備え、
前記締結孔のうち、前記前後一対のクロスメンバのうち少なくとも一方側のクロスメンバに締結される締結孔は、前記車両前後方向に2つ以上設けられる、
ことを特徴とするキャニスタの取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャニスタの取付構造に関するものであり、特に、キャニスタに取り付けるブラケットに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載されるキャニスタは、燃料タンク内で蒸発した燃料ガスの排出を抑制する機能を有し、一般的に車体の後下部に配置される。車体にキャニスタを取り付けるときには、キャニスタを支持するブラケットが用いられる。従来から、このブラケットの形状や個数、取付位置などを変え、キャニスタへの取付構造を工夫した技術が提案されている。具体的には、キャニスタを支持するブラケットの形状などを変えることにより、キャニスタに伝わる振動の抑制や、キャニスタのメンテナンス性の向上を可能とする技術が提案されている。
【0003】
特許文献1には、キャニスタの車体への取り付け、および、車体からの取り外し作業を容易に行うための、ブラケットおよび締結具を用いたキャニスタの取付構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-161892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、キャニスタを支持するブラケットには様々な種類のものがあり、キャニスタを支持するブラケットの個数や取付位置も車両により異なる。また、車種によって、すなわち、ブラケットを取り付ける対象である車体(具体的には、車体のフレームを構成するサイドメンバやクロスメンバ)の寸法によって、共通のブラケットを用いることができない場合がある。しかし、コストを削減するためには、ブラケットの種類や個数の低減が望まれ、さらには、ブラケットの部品の統一化が望まれる。
【0006】
そこで、本明細書では、キャニスタを支持するブラケットを用いて車体にキャニスタを取り付けるときに、ブラケットの取り付け先である車体のフレームの搭載位置が車両ごとに異なる場合において、当該搭載位置の違いに対応できるような部品の統一化が図られたブラケットを備えるキャニスタの取付構造を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示するキャニスタの取付構造は、車両に搭載されるキャニスタの取付構造であって、前記車両の下側に設けられ車幅方向に延びる、車両前後方向において前後一対のクロスメンバと、前記車両前後方向において前記前後一対のクロスメンバに跨るように配置され、両端が前記一対のクロスメンバにそれぞれ固定され、中間部分が前記キャニスタに固定されるブラケットと、を備え、前記ブラケットは、前記前後一対のクロスメンバにそれぞれ締結される締結孔を備え、前記締結孔のうち、前記前後一対のクロスメンバのうち少なくとも一方側のクロスメンバに締結される締結孔は、前記車両前後方向に2つ以上設けられる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本明細書で開示のキャニスタの取付構造によれば、ブラケットが備える締結孔のうち、少なくとも一方側のクロスメンバに締結される締結孔は、前記車両前後方向に2つ以上設けられるため、前後一対のクロスメンバ間の距離により、使用する締結孔を選択することができる。その結果、ブラケットを取り付ける対象である車両ごとにブラケットの種類を変える必要がなくなり、ブラケットの種類の低減に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
キャニスタの取付構造の平面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照してキャニスタの取付構造について説明する。なお、図1において、「Fr」、「Up」、および、「W」は、それぞれ、車両前方、上方、および、車幅方向を示している。また、車幅方向の左右は、車両前方を見た場合の左右とする。
(【0011】以降は省略されています)

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