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公開番号
2024065573
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-15
出願番号
2022174504
出願日
2022-10-31
発明の名称
エンジン及びスペーサ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F02F
1/14 20060101AFI20240508BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】シリンダブロックからシリンダヘッドに流れる冷却水の流量の微調整が可能なエンジン及びスペーサを提供することを課題とする。
【解決手段】冷却水が流れる第1ジャケットを含むシリンダブロックと、前記第1ジャケット内に配置されたスペーサと、前記第1ジャケットから冷却水が流れる第2ジャケットを含むシリンダヘッドと、前記シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの間に介在したガスケットと、を備え、前記シリンダブロックは、前記第1ジャケットから分岐して冷却水を外部装置に供給するための分岐路を含み、前記ガスケットは、前記第1及び第2ジャケットを互いに連通した複数の連通口を含み、前記スペーサは、前記複数の連通口のうち前記分岐路に最も近い一つに隙間を空けて貫通した突出部を含む、エンジン。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却水が流れる第1ジャケットを含むシリンダブロックと、
前記第1ジャケット内に配置されたスペーサと、
前記第1ジャケットから冷却水が流れる第2ジャケットを含むシリンダヘッドと、
前記シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの間に介在したガスケットと、を備え、
前記シリンダブロックは、前記第1ジャケットから分岐して冷却水を外部装置に供給するための分岐路を含み、
前記ガスケットは、前記第1及び第2ジャケットを互いに連通した複数の連通口を含み、
前記スペーサは、前記複数の連通口のうち前記分岐路に最も近い一つに隙間を空けて貫通した突出部を含む、エンジン。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記シリンダヘッドは、複数のシリンダボアを含み、
前記突出部が貫通した前記連通口は、前記複数のシリンダボアのうち前記突出部が貫通した前記連通口に最も近いシリンダボアの軸方向から見て前記シリンダボアの周方向に沿って延びた第1縁、及び前記軸方向から見て前記周方向に沿って延び前記第1縁よりも前記シリンダボアの径方向の外側に位置した第2縁、を含み、
前記突出部と前記第1縁との前記周方向での隙間は、前記突出部と前記第2縁との前記周方向での隙間よりも大きい、請求項1のエンジン。
【請求項3】
前記突出部は、前記軸方向から見て、前記周方向の長さが前記径方向の厚みよりも大きい、請求項2のエンジン。
【請求項4】
前記突出部が貫通した前記連通口は、前記軸方向から見て、前記周方向の長さが前記径方向の幅よりも長い、請求項3のエンジン。
【請求項5】
冷却水が流れるシリンダブロックの第1ジャケット内に配置された本体部と、
前記第1ジャケットからシリンダヘッド側に突出した突出部と、を備え、
前記シリンダブロックは、前記第1ジャケットから分岐して冷却水を外部装置に供給するための分岐路を含み、
前記シリンダヘッドは、前記第1ジャケットからガスケットを介して冷却水が流れる第2ジャケットを含み、
前記ガスケットは、前記第1及び第2ジャケットを互いに連通した複数の連通口を含み、
前記突出部は、前記複数の連通口のうち前記分岐路に最も近い一つに隙間を空けて貫通している、スペーサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン及びスペーサに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
シリンダブロックのジャケットからガスケットに形成された複数の連通口を介してシリンダヘッドのジャケットに冷却水が流れるエンジンがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-285197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シリンダブロックには、このシリンダブロックのジャケットから分岐して外部装置に冷却水を供給するための分岐路が設けられている場合がある。このような分岐路の近傍にある連通口を通過する冷却水の流量は、分岐路に流れる冷却水の流量により影響を受けるおそれがある。従ってこのような連通口の大きさや形状を変更することにより、この連通口を通過する冷却水の流量を微調整することが考えられる。しかしながら、連通口の大きさや形状の変更には、製造上の制約がある。
【0005】
そこで本発明は、シリンダブロックからシリンダヘッドに流れる冷却水の流量の微調整が可能なエンジン及びスペーサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、冷却水が流れる第1ジャケットを含むシリンダブロックと、前記第1ジャケット内に配置されたスペーサと、前記第1ジャケットから冷却水が流れる第2ジャケットを含むシリンダヘッドと、前記シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの間に介在したガスケットと、を備え、前記シリンダブロックは、前記第1ジャケットから分岐して冷却水を外部装置に供給するための分岐路を含み、前記ガスケットは、前記第1及び第2ジャケットを互いに連通した複数の連通口を含み、前記スペーサは、前記複数の連通口のうち前記分岐路に最も近い一つに隙間を空けて貫通した突出部を含む、エンジンによって達成できる。
【0007】
前記シリンダヘッドは、複数のシリンダボアを含み、前記突出部が貫通した前記連通口は、前記複数のシリンダボアのうち前記突出部が貫通した前記連通口に最も近いシリンダボアの軸方向から見て前記シリンダボアの周方向に沿って延びた第1縁、及び前記軸方向から見て前記周方向に沿って延び前記第1縁よりも前記シリンダボアの径方向の外側に位置した第2縁、を含み、前記突出部と前記第1縁との前記周方向での隙間は、前記突出部と前記第2縁との前記周方向での隙間よりも大きくてもよい。
【0008】
前記突出部は、前記軸方向から見て、前記周方向の長さが前記径方向の厚みよりも大きくてもよい。
【0009】
前記突出部が貫通した前記連通口は、前記軸方向から見て、前記周方向の長さが前記径方向の幅よりも長くてもよい。
【0010】
上記目的は、冷却水が流れるシリンダブロックの第1ジャケット内に配置された本体部と、前記第1ジャケットからシリンダヘッド側に突出した突出部と、を備え、前記シリンダブロックは、前記第1ジャケットから分岐して冷却水を外部装置に供給するための分岐路を含み、前記シリンダヘッドは、前記第1ジャケットからガスケットを介して冷却水が流れる第2ジャケットを含み、前記ガスケットは、前記第1及び第2ジャケットを互いに連通した複数の連通口を含み、前記突出部は、前記複数の連通口のうち前記分岐路に最も近い一つに隙間を空けて貫通している、スペーサによっても達成できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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