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公開番号
2024148253
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023061230
出願日
2023-04-05
発明の名称
走行装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60G
17/015 20060101AFI20241010BHJP(車両一般)
要約
【課題】搬送対象の自動車に潜り込ませた基台を自動車の下から抜く際に自動車と基台が当たることを抑えた走行装置を提供する。
【解決手段】自動車を搬送するための走行装置10は、搬送対象の自動車の下に入り込み可能な基台と、基台に設けられ、基台の高さを調整するための空気ばね装置と、空気ばね装置の空気圧を検出する圧力センサと、空気ばね装置の空気圧を制御する制御装置と、を備える。制御装置は、圧力センサによって検出された、自動車を持ち上げるために基台を降下した際の空気ばね装置の空気圧を記憶させる。制御装置は、自動車を搬送して下ろす際に、記憶した空気圧以下になるように空気ばね装置を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
自動車を搬送するための走行装置であって、
搬送対象の自動車の下に入り込み可能な基台と、
前記基台に設けられ、前記基台の高さを調整するための空気ばね装置と、
前記空気ばね装置の空気圧を検出する圧力センサと、
前記空気ばね装置の空気圧を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記圧力センサによって検出された、自動車を持ち上げるために前記基台を降下した際の前記空気ばね装置の空気圧を記憶させ、
前記制御装置は、自動車を搬送して下ろす際に、記憶した空気圧以下になるように前記空気ばね装置を制御することを特徴とする走行装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車を搬送可能な走行装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エアサスペンションを構成するエアベローズを有し、エアベローズ内の空気圧を調整することで車高を一定に保つように制御する連結車が開示されている。この連結車は、所定の重量の貨物が積載されたときのエアベローズにかかる荷重の増加分を空積時に推定し、荷重の増加分を推定したときの車高よりも車高が高くならないように車高の高さを制限し、車高の高さを制限しつつ推定された荷重の増加分を支持可能な空気圧となるようにエアベローズ内の空気圧を調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-46764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行装置は基台を自動車の下に潜り込ませて自動車を持ち上げて搬送し、搬送した自動車を下ろした後にその基台を自動車の下から抜く作業を実行する。走行装置の基台が自動車の下から抜かれる場合に、自動車の下部に当たるおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、搬送対象の自動車に潜り込ませた基台を自動車の下から抜く際に自動車と基台が当たることを抑えた走行装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、自動車を搬送するための走行装置であって、搬送対象の自動車の下に入り込み可能な基台と、基台に設けられ、基台の高さを調整するための空気ばね装置と、空気ばね装置の空気圧を検出する圧力センサと、空気ばね装置の空気圧を制御する制御装置と、を備える。制御装置は、圧力センサによって検出された、自動車を持ち上げるために基台を降下した際の空気ばね装置の空気圧を記憶させ、制御装置は、自動車を搬送して下ろす際に、記憶した空気圧以下になるように空気ばね装置を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、搬送対象の自動車に潜り込ませた基台を自動車の下から抜く際に自動車と基台が当たることを抑えた走行装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両を積載した実施例の走行装置の斜視図である。
実施例の走行装置の上面図である。
走行装置を側面から見た図であり、第1空気ばね装置および第2圧力センサについて説明するための図である。
走行装置の機能構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、車両50を積載した実施例の走行装置10の斜視図である。図2は、実施例の走行装置10の上面図である。走行装置10は、車両50を搬送するために用いられる。車両50は、少なくとも4輪の自動車である。走行装置10は、乗員がおらず、自動運転制御によって目的地に走行する機能を有する。なお、図1では、走行装置10が車両50を後方側から積載した状態を示すが、車両50を前方側から積載してもよい。
【0010】
走行装置10は、基台12、前輪14、後輪16、ハウジング18、第1前方クランプバー20a、第2前方クランプバー20b、前クランプ駆動部24、第1後方クランプバー26a、第2後方クランプバー26b、第1後方クランプ駆動部28a、第2後方クランプ駆動部28b、制御装置30、タンク32、コンプレッサ34、第1バルブ36、第1圧力センサ38、第1空気ばね装置40、第2バルブ42、第2圧力センサ44、第2空気ばね装置46および車高検出センサを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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