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公開番号2024150199
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063493
出願日2023-04-10
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類B60H 1/34 20060101AFI20241016BHJP(車両一般)
要約【課題】より単純な構造で、所望の箇所から車内に選択的に空調用のエアを送風することができる車両を提供する。
【解決手段】車両1は、車内13に取り付けられた第1トリムパネル6A~6Eの送風口61A~61Eから空調用のエアAが送風される車両である。車両1は、エアAを生成するエアコン装置4と、エアコン装置4に接続され、前記エアコン装置4から放出された前記エアAを複数の流れに分流する配管3と、配管3の各末端部32a~32eにおいて着脱自在に取り付けられ、分流したエアを送風口に送風する送風ファン5A~5Eと、送風ファン5A~5Eを配管3から取り外した状態で、送風ファン5A~5Eが取り外された部分において、エアAの流通を遮断する遮断部材6と、を備える。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
車内に取り付けられたトリムパネルの送風口から空調用のエアが送風される車両であって、
前記エアを生成するエアコン装置と、
前記エアコン装置に接続され、前記エアコン装置から放出された前記エアを複数の流れに分流する配管と、
前記配管の各末端部において着脱自在に取り付けられ、分流した前記エアを前記送風口に送風する送風ファンと、
前記送風ファンを前記配管から取り外した状態で、前記送風ファンが取り外された部分において、前記エアの流通を遮断する遮断部材と、を備えることを特徴とする車両。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記送風ファンは、前記トリムパネルに取り付けられ、前記トリムパネルとともにシャシから着脱自在となっていることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記配管のうち、前記送風ファンに接続される部分の配管は、フレキシブルホースからなることを特徴とする請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記送風口を有した前記トリムパネルを第1トリムパネルとし、前記送風口を有しないトリムパネルを第2トリムパネルとし、
前記車両の用途に応じて、前記第1トリムパネルと、第2トリムパネルとが、選択的に前記シャシに取り付け自在となっていることを特徴とする請求項2に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車内に取り付けられたトリムパネルの送風口からエアが送風される車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
この種の技術として、たとえば、特許文献1には、車内にエアを送風する送風装置と、車内の座席に内蔵された着座センサと、着座センサによる各座席の着座の有無に応じて、ファンの回転数を制御する制御装置と、を備えた車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-253884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に示す車両では、送風装置から送られたエアは、複数の送風口から車内に放出されるが、車内においてエアを放出させる位置を選択するには、制御装置の制御により送風口の開度が制御されるため、その装置構造は、複雑なものとなる。
【0005】
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、より単純な構造で、所望の箇所から車内に選択的に空調用のエアを送風することができる車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題に鑑みて、本発明に係る車両は、車内に取り付けられたトリムパネルの送風口から空調用のエアが送風される車両であって、前記エアを生成するエアコン装置と、前記エアコン装置に接続され、前記エアコン装置から放出された前記エアを複数の流れに分流する配管と、前記配管の各末端部において着脱自在に取り付けられ、分流した前記エアを前記送風口に送風する送風ファンと、前記送風ファンを前記配管から取り外した状態で、前記送風ファンが取り外された部分において、前記エアの流通を遮断する遮断部材と、を備える。
【0007】
本発明によれば、エアコン装置で放出された空調用のエアを、配管内で分流させて、配管の各末端部から各送風ファンを通過させ、トリムパネルの送風口から車内に送風することができる。また、送風を要しない送風口に対して、これに対応する送風ファンを取り外し、送風ファンが取り外された部分において、遮断部材でエアの流通を遮断することができる。このようにして、車内において選択的に空調用のエアを送風することができる。ここで、エアコン装置で放出された空調用のエアの送風を選択すると、送風されるエアの風量が変動するが、配管の末端には、送風ファンが取り付けられているので、送風ファンの性能に応じた風量のエアを、各送風口から車内に送風することができる。
【0008】
より好ましい態様としては、前記送風ファンは、前記トリムパネルに取り付けられ、前記トリムパネルとともにシャシから着脱自在となっている。この態様によれば、送風ファンをトリムパネルとともに一体的にシャシから取り外すことができる。これにより、送風ファンとトリムパネルの送風口との位置関係は固定されているため、送風ファンの風向等の調整作業を軽減することができる。
【0009】
より好ましい態様としては、前記配管のうち、前記送風ファンに接続される部分の配管は、フレキシブルホースからなる。この態様によれば、送風ファンに接続される部分の配管をフレキシブルホースにすることにより、送風ファンをトリムパネルとともに一体的にシャシから簡単に取り外すことができる。
【0010】
より好ましい態様としては、前記送風口を有した前記トリムパネルを第1トリムパネルとし、前記送風口を有しないトリムパネルを第2トリムパネルとし、前記車両の用途に応じて、前記第1トリムパネルと、第2トリムパネルとが、選択的に前記シャシに取り付け自在となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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