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公開番号2024151157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064307
出願日2023-04-11
発明の名称電動車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60K 1/04 20190101AFI20241017BHJP(車両一般)
要約【課題】車両衝突時に充電器とブレーキマスタシリンダとが強く干渉することを抑制することができる電動車両を提供すること。
【解決手段】フロントコンパートメント内に、ブレーキユニットに含まれるブレーキマスタシリンダと、外部電源から供給される電力を充電用の電力に変換してバッテリに供給する充電器とが配置された電動車両であって、フロントコンパートメント内では車両前後方向において充電器の後方にブレーキマスタシリンダが配置され、ブレーキマスタシリンダと充電器との間には、充電器と対向する部分に傾斜面が形成された滑り台構造を有する保護部が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
フロントコンパートメント内に、ブレーキユニットに含まれるブレーキマスタシリンダと、外部電源から供給される電力を充電用の電力に変換してバッテリに供給する充電器とが配置された電動車両であって、
前記フロントコンパートメント内では、車両前後方向において前記充電器の後方に前記ブレーキマスタシリンダが配置され、
前記ブレーキマスタシリンダと前記充電器との間には、前記充電器と対向する部分に傾斜面が形成された滑り台構造を有する保護部が設けられている
ことを特徴とする電動車両。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記保護部は、前記ブレーキマスタシリンダと前記充電器との間に配置された保護用の治具である
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
【請求項3】
前記ブレーキユニットは、前記ブレーキマスタシリンダと一体化されたブレーキECUとリザーバタンクとを有し、
前記ブレーキECUおよび前記リザーバタンクは、前記ブレーキマスタシリンダとともに前記フロントコンパートメント内に配置され、
前記ブレーキECUは、前記ブレーキマスタシリンダと前記充電器との間に配置され、
前記保護部は、前記ブレーキECUの筐体のうち前記充電器と対向する前方部位に形成された滑り台構造である
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の衝突時にステアリングコラムの前方への移動によって乗員の衝突エネルギーを吸収する衝突エネルギー吸収手段を備えた車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-268691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電動車両では、外部電源から供給される電力をバッテリに充電するための充電器を搭載することが知られている。この充電器はダッシュパネル前方のフロントコンパートメント内に配置されることがある。この場合、車両衝突時に充電器とブレーキマスタシリンダとが強く干渉し、充電器の筐体が損傷する虞がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、車両衝突時に充電器とブレーキマスタシリンダとが強く干渉することを抑制することができる電動車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、フロントコンパートメント内に、ブレーキユニットに含まれるブレーキマスタシリンダと、外部電源から供給される電力を充電用の電力に変換してバッテリに供給する充電器とが配置された電動車両であって、前記フロントコンパートメント内では、車両前後方向において前記充電器の後方に前記ブレーキマスタシリンダが配置され、前記ブレーキマスタシリンダと前記充電器との間には、前記充電器と対向する部分に傾斜面が形成された滑り台構造を有する保護部が設けられていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、ブレーキマスタシリンダと充電器との間に、充電器と対向する部分に傾斜面が形成された滑り台構造を有する保護部が設けられている。車両衝突時に充電器とブレーキマスタシリンダとが接近する際、その間に傾斜面を含む保護部が設けられていることにより、充電器とブレーキマスタシリンダとが強く干渉することを抑制できる。
【0008】
また、前記保護部は、前記ブレーキマスタシリンダと前記充電器との間に配置された保護用の治具であってもよい。
【0009】
この構成によれば、ブレーキマスタシリンダと充電器との間に保護用の治具を配置することにより、車両衝突時に充電器とブレーキマスタシリンダとが強く干渉することを抑制できる。
【0010】
また、前記ブレーキユニットは、前記ブレーキマスタシリンダと一体化されたブレーキECUとリザーバタンクとを有し、前記ブレーキECUおよび前記リザーバタンクは、前記ブレーキマスタシリンダとともに前記フロントコンパートメント内に配置され、前記ブレーキECUは、前記ブレーキマスタシリンダと前記充電器との間に配置され、前記保護部は、前記ブレーキECUの筐体のうち前記充電器と対向する前方部位に形成された滑り台構造であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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