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公開番号2024064077
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022172401
出願日2022-10-27
発明の名称制御装置及び制御方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02D 29/02 20060101AFI20240507BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】車両の乗員の快適さを適切に向上することができる制御装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】制御装置は、車両の1以上の乗員が搭乗した位置をそれぞれ取得する取得部と、前記位置と前記車両の駆動源の距離に基づいて前記車両の駆動源の騒音の抑制の要否を判定し、前記騒音の抑制の要否の判定結果に応じて前記駆動源の制御により前記騒音を抑制する制御部とを有する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項１】
車両の１以上の乗員が搭乗した位置をそれぞれ取得する取得部と、
前記位置と前記車両の駆動源の距離に基づいて前記車両の駆動源の騒音の抑制の要否を判定し、前記騒音の抑制の要否の判定結果に応じて前記駆動源の制御により前記騒音を抑制する制御部とを有する、
制御装置。
続きを表示（約 420 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記位置と前記駆動源の距離に応じて前記駆動源の出力を低下させることにより前記騒音を抑制する、
請求項１に記載の制御装置。
【請求項３】
前記制御部は、前記位置と前記駆動源の距離に応じて前記駆動源の前記騒音が抑制されるように、前記駆動源の出力及び前記騒音の大きさの相関関係に基づいて前記駆動源の出力を低下させる、
請求項２に記載の制御装置。
【請求項４】
前記駆動源は、内燃機関である、
請求項１乃至３の何れかに記載の制御装置。
【請求項５】
車両の１以上の乗員が搭乗した位置をそれぞれ取得し、
前記位置と前記車両の駆動源の距離に基づいて前記車両の駆動源の騒音の抑制の要否を判定し、
前記騒音の抑制の要否の判定結果に応じて前記駆動源の制御により前記騒音を抑制する、処理をコンピュータが実行する、
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、制御装置及び制御方法に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば特許文献１には、自動運転可能な車両の制御装置が、乗員が存在する場合、運転領域を狭くするようにエンジンの回転数及びトルクを制限することで、騒音を抑制する点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－３０５１０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、搭乗位置によっては乗員が騒音を不快とまでは感じないこともあるため、エンジンの騒音抑制制御が適切ではないことが考えられる。なお、この問題は、エンジンだけでなく、モータジェネレータを駆動源とするハイブリッド車両などにも同様に存在する。
【０００５】
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、車両の乗員の快適さを適切に向上することができる制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の制御装置は、車両の１以上の乗員が搭乗した位置をそれぞれ取得する取得部と、前記位置と前記車両の駆動源の距離に基づいて前記車両の駆動源の騒音の抑制の要否を判定し、前記騒音の抑制の要否の判定結果に応じて前記駆動源の制御により前記騒音を抑制する制御部とを有する。
【０００７】
上記の制御装置において、前記制御部は、前記位置と前記駆動源の距離に応じて前記駆動源の出力を低下させることにより前記騒音を抑制してもよい。
【０００８】
上記の制御装置において、前記制御部は、前記位置と前記駆動源の距離に応じて前記駆動源の前記騒音が抑制されるように、前記駆動源の出力及び前記騒音の大きさの相関関係に基づいて前記駆動源の出力を低下させてもよい。
【０００９】
上記の制御装置において、前記駆動源は、内燃機関であってもよい。
【００１０】
本発明の制御方法は、車両の１以上の乗員が搭乗した位置をそれぞれ取得し、前記位置と前記車両の駆動源の距離に基づいて前記車両の駆動源の騒音の抑制の要否を判定し、前記騒音の抑制の要否の判定結果に応じて前記駆動源の制御により前記騒音を抑制する、処理をコンピュータが実行する方法である。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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