TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024083809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197843
出願日2022-12-12
発明の名称内燃機関の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02D 45/00 20060101AFI20240617BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】温度センサの被水を判定することが可能な内燃機関の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】内燃機関の排気を浄化する排気処理装置、および第1温度センサが排気通路に設けられ、前記第1温度センサが検出する温度の微分値を取得する第1取得部と、前記微分値に基づいて、前記第1温度センサが被水したか否か判定する判定部と、を具備する内燃機関の制御装置。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関の排気を浄化する排気処理装置、および第1温度センサが排気通路に設けられ、
前記第1温度センサが検出する温度の微分値を取得する第1取得部と、
前記微分値に基づいて、前記第1温度センサが被水したか否か判定する判定部と、を具備する内燃機関の制御装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記第1取得部は前記温度を一階微分した値または二階微分した値を取得し、
前記温度を一階微分した値が所定の値より大きい場合、または前記温度を二階微分した値の符号が変わる場合、前記判定部は前記第1温度センサが被水したと判定する請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
【請求項3】
前記排気通路のうち前記排気処理装置よりも上流側に前記第1温度センサが設けられ、前記排気処理装置よりも下流側に第2温度センサが設けられ、
前記第1温度が検出する温度および前記第2温度が検出する温度に基づいてパラメータを取得する第2取得部と、
前記第1温度センサが被水したと判定された場合、前記パラメータを補正する補正部と、
前記補正されたパラメータに基づいて、前記排気処理装置の異常を検出する検出部と、を具備する請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
【請求項4】
前記第2取得部は、前記第1温度センサが検出する温度の積分値および前記第2温度センサが検出する温度の積分値に基づいて前記パラメータを取得し、
前記第1温度センサが被水したと判定された場合、前記補正部は、前記第1温度センサが検出する温度の積分値を補正することで、前記パラメータを補正し、
前記検出部は、前記補正されたパラメータに基づいて、前記排気処理装置の異常を検出する請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
【請求項5】
前記判定部は前記第2温度センサが被水したか否か判定し、
前記第2温度センサが被水したと判定された場合、前記補正部は、前記第2温度センサが検出する温度の積分値を補正することで、前記パラメータを補正し、
前記検出部は、前記補正されたパラメータに基づいて、前記排気処理装置の異常を検出する請求項4に記載の内燃機関の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
排気通路には、内燃機関の排気を浄化する排気処理装置が設けられる。排気通路の温度に基づいて、排気処理装置が取り外されたことを検出する技術がある(特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-106028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
排気通路に凝縮水が発生し、温度センサが凝縮水に被水することがある。被水により温度を正確に検出することが困難となる。温度検出の精度が低下することにより、排気処理装置の取り外しも正確に検出することが難しい。そこで、温度センサの被水を判定することが可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、内燃機関の排気を浄化する排気処理装置、および第1温度センサが排気通路に設けられ、前記第1温度センサが検出する温度の微分値を取得する第1取得部と、前記微分値に基づいて、前記第1温度センサが被水したか否か判定する判定部と、を具備する内燃機関の制御装置によって達成できる。
【0006】
前記第1取得部は前記温度を一階微分した値または二階微分した値を取得し、前記温度を一階微分した値が所定の値より大きい場合、または前記温度を二階微分した値の符号が変わる場合、前記判定部は前記第1温度センサが被水したと判定してもよい。
【0007】
前記排気通路のうち前記排気処理装置よりも上流側に前記第1温度センサが設けられ、前記排気処理装置よりも下流側に第2温度センサが設けられ、前記第1温度が検出する温度および前記第2温度が検出する温度に基づいてパラメータを取得する第2取得部と、前記第1温度センサが被水したと判定された場合、前記パラメータを補正する補正部と、前記補正されたパラメータに基づいて、前記排気処理装置の異常を検出する検出部と、を具備してもよい。
【0008】
前記第2取得部は、前記第1温度センサが検出する温度の積分値および前記第2温度センサが検出する温度の積分値に基づいて前記パラメータを取得し、前記第1温度センサが被水したと判定された場合、前記補正部は、前記第1温度センサが検出する温度の積分値を補正することで、前記パラメータを補正し、前記検出部は、前記補正されたパラメータに基づいて、前記排気処理装置の異常を検出してもよい。
【0009】
前記判定部は前記第2温度センサが被水したか否か判定し、前記第2温度センサが被水したと判定された場合、前記補正部は、前記第2温度センサが検出する温度の積分値を補正することで、前記パラメータを補正し、前記検出部は、前記補正されたパラメータに基づいて、前記排気処理装置の異常を検出してもよい。
【発明の効果】
【0010】
温度センサの被水を判定することが可能な内燃機関の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
発電システム
5日前
株式会社クボタ
エンジン
1か月前
井関農機株式会社
エンジン
16日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
3日前
マツダ株式会社
ピストン
5日前
ダイハツ工業株式会社
吸気システム
1か月前
株式会社クボタ
電子機器付エンジン
1か月前
三菱自動車工業株式会社
キャニスタ
1か月前
株式会社ティラド
排気ガス再循環システム
29日前
株式会社クボタ
電子機器付エンジン
1か月前
株式会社クボタ
電気部品箱付エンジン
29日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン
1か月前
トヨタ自動車株式会社
データ収集装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
シール構造
1か月前
トヨタ自動車株式会社
シール構造
1か月前
ダイハツ工業株式会社
燃料供給システム
16日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンシステム
9日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンシステム
9日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンシステム
2日前
株式会社ミクニ
インテークマニホールド
1か月前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車載部品の保護構造
3日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1か月前
日立Astemo株式会社
エンジン制御装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
シリンダヘッド
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両の異常検知システム
29日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン制御装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
マウントブラケット構造
2日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンの劣化度判定装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
エンジンのピストン
1か月前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
蒸発燃料処理装置の制御装置
1か月前
続きを見る