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公開番号2024070368
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180811
出願日2022-11-11
発明の名称インテークマニホールド
出願人株式会社ミクニ
代理人個人
主分類F02M 35/10 20060101AFI20240516BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】構造の簡素化、軽量化、型成形する際の成形性の向上を図り、サージタンクに連通する連通路を備えたインテークマニホールドを提供する。
【解決手段】吸気を一時的に貯留するサージタンクm1、サージタンクから湾曲して延出しサージタンクの周りに離隔して配置される複数の分岐管m2、サージタンクと複数の分岐管の間に介在して両者を連結する連結部m3,130,140,m4,150、サージタンク内の吸気の状態量を検出し又は吸気に通じる機能部品6を取り付ける取付開口部370、サージタンクから取付開口部まで連通する連通路141,160aを備えたインテークマニホールドにおいて、連通路141は連結部140を含む領域に形成されている。
【選択図】図9

特許請求の範囲【請求項1】
吸気を一時的に貯留するサージタンクと、前記サージタンクから湾曲して延出し前記サージタンクの周りに離隔して配置される複数の分岐管と、前記サージタンクと前記複数の分岐管の間に介在して両者を連結する連結部と、前記サージタンク内の吸気の状態量を検出し又は吸気に通じる機能部品を取り付ける取付開口部と、前記サージタンクから前記取付開口部まで連通する連通路と、を備え、
前記連通路は、前記連結部を含む領域に形成されている、
ことを特徴とするインテークマニホールド。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記連通路は、前記複数の分岐管同士の間を含む領域に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のインテークマニホールド。
【請求項3】
前記連通路は、屈曲して形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のインテークマニホールド。
【請求項4】
前記連結部は、前記サージタンクと前記複数の分岐管との間に介在する少なくとも一つリブ板と、前記リブ板に隣接する筒状部を含み、
前記連通路は、前記筒状部に形成された貫通路を含む、
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一つに記載のインテークマニホールド。
【請求項5】
前記サージタンクは、所定の軸線方向に長尺に形成され、
前記複数の分岐管は、前記軸線方向に配列され、
前記リブ板は、前記軸線方向に延在する、
ことを特徴とする請求項4に記載のインテークマニホールド。
【請求項6】
前記サージタンクは、前記軸線方向の一端側において、スロットル装置を取り付けるフランジ部を含み、
前記筒状部は、前記軸線方向に対して垂直な方向において、前記フランジ部から外れた位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項5に記載のインテークマニホールド。
【請求項7】
前記サージタンクの内側壁を画定する内側タンク半殻部、前記複数の分岐管の内側壁を画定する複数の内側管半殻部、及び前記連結部を含む内側成形部材と、
前記サージタンクの外側壁を画定する外側タンク半殻部及び前記複数の分岐管の外側壁の一部を画定する複数の外側管半殻部を含む第1外側成形部材と、
前記複数の分岐管の外側壁の一部を画定する複数の外側管半殻部及び前記取付開口部を含む第2外側成形部材を含み、
前記内側成形部材を挟み込むように、前記内側成形部材に対して前記第1外側成形部材と前記第2外側成形部材とが接合されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のインテークマニホールド。
【請求項8】
前記内側成形部材は、前記複数の内側管半殻部の隣り合う同士の間において、前記連通路の内側壁を画定する内側通路半殻部を含み、
前記第2外側成形部材は、前記複数の外側管半殻部の隣り合う同士の間において、前記連通路の外側壁を画定する外側通路半殻部を含む、
ことを特徴とする請求項7に記載のインテークマニホールド。
【請求項9】
前記連通路は、屈曲して形成されている、
ことを特徴とする請求項8に記載のインテークマニホールド。
【請求項10】
前記連結部は、前記内側タンク半殻部と前記複数の内側管半殻部との間に介在する少なくとも一つのリブ板と、前記リブ板に隣接する筒状部を含み、
前記連通路は、前記筒状部に形成された貫通路を含む、
ことを特徴とする請求項7ないし9いずれか一つに記載のインテークマニホールド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両等に搭載されるエンジンの吸気系に適用されるインテークマニホールドに関し、特にサージタンク及び複数の分岐管を備えたインテークマニホールドに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来のインテークマニホールドとしては、吸気を貯留するサージタンク(サージタンク部)と、内燃機関の吸気ポートとサージタンクとを繋ぐ複数の分岐管(吸気管部)と、サージタンク内の吸気圧を測定する吸気圧センサを取り付ける取付部と、分岐管同士の間を連結する補強部とを備え、補強部において、サージタンクから取付部まで繋がる吸気圧測定用孔が形成された、樹脂製インテークマニホールドが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
このインテークマニホールドは、樹脂製の二つの分割体を接合して形成され、サージタンクから延出する二つの分岐管の間の付根領域において、二つの分割体により吸気圧測定用孔を画定するものである。
【0004】
また、他のインテークマニホールドとしては、空気取入口を有するサージタンクと、サージタンクに一端が接続されて水平対向エンジンの吸気ポートに他端側が接続される左右の分岐管(吸気管)と、サージタンクの外周部に形成されてサージタンク内の圧力を測定するための圧力測定部とを備えた樹脂製のインテークマニホールドが知られている(例えば、特許文献2を参照)。
【0005】
このインテークマニホールドは、樹脂製の上部形成体及び下部形成体を接合して形成され、圧力測定部は、サージタンクの外縁領域において、上部形成体に形成された上部カバーと下形成体に形成された下部カバーとを接合することで、吸気を通す通路を画定するものである。
【0006】
ところで、上記従来のインテークマニホールドにおいては、複数の分岐管(吸気管又は吸気管部)が、サージタンクから平行に左右に延出する構成において、分岐管同士の間の領域又はサージタンクの外縁部領域に、サージタンクに通じる通路又は吸気圧測定用孔を形成するものであり、サージタンクの周りを取り囲むように湾曲して配置される複数の分岐管を備える構成において同様の通路又は吸気圧測定用孔を形成するものではない。
したがって、サージタンクの周りを取り囲むように配置される複数の分岐管を備えるインテークマニホールドにおいて、構造の複雑化、型成形する際の駄肉や重量化等を抑制して、サージタンクに連通する連通路を形成することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第5328563号公報
特許第6915409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、軽量化、型成形する際の成形性の向上を図り、サージタンクに連通する連通路を備えたインテークマニホールドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のインテークマニホールドは、吸気を一時的に貯留するサージタンクと、サージタンクから湾曲して延出しサージタンクの周りに離隔して配置される複数の分岐管と、サージタンクと複数の分岐管の間に介在して両者を連結する連結部と、サージタンク内の吸気の状態量を検出し又は吸気に通じる機能部品を取り付ける取付開口部と、サージタンクから取付開口部まで連通する連通路とを備え、連通路は、連結部を含む領域に形成されている、構成となっている。
【0010】
上記インテークマニホールドにおいて、連通路は、複数の分岐管同士の間を含む領域に形成されている、構成を採用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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