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公開番号2024073958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022184961
出願日2022-11-18
発明の名称内燃機関の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02D 45/00 20060101AFI20240523BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】騒音および振動に起因する違和感を抑制することが可能な内燃機関の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】内燃機関の点火時期を制御する点火時期制御部と、前記内燃機関の回転数を制御する回転数制御部と、を具備し、前記点火時期を進角させる場合、車速に基づいて、前記回転数制御部は前記回転数の変化のレートを制御する内燃機関の制御装置。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関の点火時期を制御する点火時期制御部と、
前記内燃機関の回転数を制御する回転数制御部と、を具備し、
前記点火時期を進角させる場合、車速に基づいて、前記回転数制御部は前記回転数の変化のレートを制御する内燃機関の制御装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記点火時期を進角させる場合であって、前記車速が所定の値以上である場合、前記回転数制御部は前記回転数の変化のレートを第1のレートとし、前記第1のレートで前記回転数を前記点火時期の進角前に比べて低下させ、
前記点火時期を進角させる場合であって、前記車速が前記所定の値未満であり、かつ前記内燃機関の冷却水の温度が所定の温度以上である場合、前記回転数制御部は前記回転数の変化のレートを前記第1のレートより小さい第2のレートとし、前記第2のレートで前記回転数を低下させる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
【請求項3】
前記内燃機関の負荷率を制御する負荷率制御部を具備し、
前記点火時期を進角させる場合であって、前記車速が前記所定の値未満であり、かつ前記内燃機関の冷却水の温度が所定の温度以上である場合、前記回転数制御部は前記第2のレートで前記回転数を低下させ、前記負荷率制御部は前記負荷率の変化のレートを第3のレートとし、前記第3のレートで前記負荷率を低下させ、
前記点火時期を進角させる場合であって、前記車速が前記所定の値未満であり、かつ前記内燃機関の冷却水の温度が前記所定の温度未満である場合、前記回転数制御部は前記点火時期の進角前の回転数を維持し、前記負荷率制御部は前記負荷率の変化のレートを前記第3のレートより大きい第4のレートとし、前記第4のレートで前記負荷率を低下させる請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
【請求項4】
前記内燃機関の排気を浄化する触媒が設けられ、
前記点火時期制御部は、前記触媒の暖機中の点火時期に比べて、前記暖機の終了後の前記点火時期を進角させる請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
排気通路に内燃機関の排気を浄化する触媒が設けられる。点火時期の遅角などによって触媒を暖機し、浄化性能を高める(例えば特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-070820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
暖機完了後、点火時期を遅角側から進角側に変更する。内燃機関の回転数が変化することで、騒音および振動が発生し、車両の搭乗者に違和感を生じさせることがある。そこで、騒音および振動に起因する違和感を抑制することが可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、内燃機関の点火時期を制御する点火時期制御部と、前記内燃機関の回転数を制御する回転数制御部と、を具備し、前記点火時期を進角させる場合、車速に基づいて、前記回転数制御部は前記回転数の変化のレートを制御する内燃機関の制御装置によって達成することができる。
【0006】
前記点火時期を進角させる場合であって、前記車速が所定の値以上である場合、前記回転数制御部は前記回転数の変化のレートを第1のレートとし、前記第1のレートで前記回転数を前記点火時期の進角前に比べて低下させ、前記点火時期を進角させる場合であって、前記車速が前記所定の値未満であり、かつ前記内燃機関の冷却水の温度が所定の温度以上である場合、前記回転数制御部は前記回転数の変化のレートを前記第1のレートより小さい第2のレートとし、前記第2のレートで前記回転数を低下させてもよい。
【0007】
前記内燃機関の負荷率を制御する負荷率制御部を具備し、前記点火時期を進角させる場合であって、前記車速が前記所定の値未満であり、かつ前記内燃機関の冷却水の温度が所定の温度以上である場合、前記回転数制御部は前記第2のレートで前記回転数を低下させ、前記負荷率制御部は前記負荷率の変化のレートを第3のレートとし、前記第3のレートで前記負荷率を低下させ、前記点火時期を進角させる場合であって、前記車速が前記所定の値未満であり、かつ前記内燃機関の冷却水の温度が前記所定の温度未満である場合、前記回転数制御部は前記点火時期の進角前の回転数を維持し、前記負荷率制御部は前記負荷率の変化のレートを前記第3のレートより大きい第4のレートとし、前記第4のレートで前記負荷率を低下させてもよい。
【0008】
前記内燃機関の排気を浄化する触媒が設けられ、前記点火時期制御部は、前記触媒の暖機中の点火時期に比べて、前記暖機の終了後の前記点火時期を進角させてもよい。
【発明の効果】
【0009】
騒音および振動に起因する違和感を抑制することが可能な内燃機関の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は本実施形態に係る車両の概略構成図である。
図2はエンジンを例示する模式図である。
図3はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。
図4はタイムチャートを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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