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公開番号2024085311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199778
出願日2022-12-14
発明の名称判定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/02 20160101AFI20240619BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ユーザの車両に派遣された給電車両がユーザの車両を充電できないことによる損失の発生を低減する。
【解決手段】判定装置は、充電対象の車両の周辺の障害物を検出可能なセンサが出力するセンサ情報を取得する取得部と、前記センサ情報に基づいて、前記車両の周辺に位置する障害物を特定し、給電車両による前記車両の充電が可能か否かの判定を行う制御部とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
充電対象の車両の周辺の障害物を検出可能なセンサが出力するセンサ情報を取得する取得部と、
前記センサ情報に基づいて、前記車両の周辺に位置する障害物を特定し、給電車両による前記車両の充電が可能か否かの判定を行う制御部と
を備える判定装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記車両に設けられた近接センサであって、前記車両が充電を受ける際に充電用のケーブルが接続される充電口の近傍に配置され、前記充電口に対向して位置する前記障害物を検出可能な該近接センサから、前記センサ情報を取得する、請求項1に記載の判定装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車両の周辺に位置する前記障害物を特定したとき、前記車両が充電を受ける際に充電用のケーブルが接続される充電口から前記障害物までの距離の違いに基づいて、異なる内容の通知を生成する、請求項1に記載の判定装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記センサ情報として、前記給電車両から前記充電口まで接続するために必要となる前記ケーブルの長さを判定可能な情報を取得可能に構成される、請求項3に記載の判定装置。
【請求項5】
前記取得部は、充電を予約している前記車両が走行後駐車状態に移行するとき、前記センサ情報を取得し、前記判定装置は、前記給電車両による前記車両の充電が可能ではないと判定したとき、前記車両に対応付けられたユーザ端末に対して通知を送信する、請求項1に記載の判定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給電車両による車両に対する充電の可否を判定する判定装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電気を動力源として走行する車両において、バッテリ充電量が所定値以下になったとき、事業者が提供する充電サービスを予約するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。従来技術によるサービスは、充電を必要とする車両の場所まで、事業者の給電車両が出向いていき、給電車両の作業者が充電対象の車両の充電口に充電プラグを差し込んでバッテリの充電を行うというものである。そのような従来技術によれば、ユーザが車両から離れている間であっても、第三者に車両のバッテリを充電させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-121885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ユーザが車両から離れているとき、充電サービスを提供する事業者の作業者が充電対象の車両に充電を行おうとしても、車両の駐車している周辺の環境によっては、充電が出来ない場合がある。例えば、充電対象の車両の充電口の前に、壁又は塀等の障害物がある場合、充電口と障害物との距離によっては、作業者が給電車両の充電ケーブルのコネクタを充電口に接続することが難しくなる。また、充電対象の車両の充電口が、給電車両の駐車可能な位置から離れていて、給電車両が適切な長さの充電ケーブルを装備していない場合も、充電が難しくなる。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、ユーザの車両に派遣された給電車両がユーザの車両を充電できないことによる損失の発生を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本開示の一実施形態に係る判定装置は、充電対象の車両の周辺の障害物を検出可能なセンサが出力するセンサ情報を取得する取得部と、前記センサ情報に基づいて、前記車両の周辺に位置する障害物を特定し、給電車両による前記車両の充電が可能か否かの判定を行う制御部とを備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ユーザの車両の充電のために派遣された給電車両がユーザの車両を充電できないことによる損失の発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る判定装置を含むシステムの概略構成を示すブロック図である。
図1の判定装置の概略構成を示すブロック図である。
図1の車両の概略構成を示すブロック図である。
駐車場に駐車するユーザ車両の周辺環境の一例を説明する図である。
充電対象の車両の周辺環境を確認する処理の一例を示すフロー図である。
充電サービスの利用を予約したユーザの車両が駐車するときの処理の一例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものである。図面上の寸法及び比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
【0010】
(システムの全体構成)
図1は、ユーザからの依頼を受けて、ユーザの車両20に対して充電サービスを提供する給電車両63(図4参照)を派遣するシステム1の構成図である。システム1は、判定装置10、車両20、ユーザ端末30及び路側センサ40、並びに、これらの各構成要素を相互に通信可能に接続するネットワーク50を含む。車両20、ユーザ端末30及び路側センサ40は、それぞれ一台以上存在する。路側センサ40は、必須の構成要素ではない。
(【0011】以降は省略されています)

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