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公開番号2024085682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200344
出願日2022-12-15
発明の名称データ収集装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02D 45/00 20060101AFI20240620BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】過給圧力比の正確なデータを収集することが可能なデータ収集装置を提供することを課題とする。
【解決手段】吸気通路のうち過給機より上流の圧力と、前記過給機より下流の圧力との比である過給圧力比を取得する取得部と、前記取得部により取得される過給圧力比からデータを収集する収集部と、を具備し、前記収集部は、スロットルバルブの開度の縮小に伴い上昇した前記過給圧力比を、前記データとして収集せず、前記取得される過給圧力比のうち最大値を前記データとして収集する内燃機関のデータ収集装置。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
吸気通路のうち過給機より上流の圧力と、前記過給機より下流の圧力との比である過給圧力比を取得する取得部と、
前記取得部により取得される過給圧力比からデータを収集する収集部と、を具備し、
前記収集部は、スロットルバルブの開度の縮小に伴い上昇した前記過給圧力比を、前記データとして収集せず、前記取得される過給圧力比のうち最大値を前記データとして収集するデータ収集装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記取得部は時間ごとの前記過給圧力比を取得し、
前記収集部は、前記時間のうち所定のタイミングで、前記タイミングが実現するまでの前記過給圧力比のうち最大値を前記データとして収集し、
前記収集部は、前記タイミングが実現するまでの前記過給圧力比のうち、前記スロットルバルブの開度の縮小に伴い上昇した前記過給圧力比を前記データとして収集しない請求項1に記載のデータ収集装置。
【請求項3】
前記収集部は、前記スロットルバルブの開度が縮小する以前における前記過給圧力比の最大値と、前記スロットルバルブの開度が縮小する時点の過給圧力比とのうち大きい方を前記データとして収集する請求項1または2に記載のデータ収集装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はデータ収集装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関に導入される吸気を過給する過給機が知られている(例えば特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-054612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
過給圧力比のデータに基づいて過給機の回転数を推定する。しかし、過給圧力比は、過給機の動作以外の要因でも上昇する。こうした場合、過給圧力比は上昇するが、過給機の回転数は上昇しない。過給圧力比の正確なデータを収集できないことで、回転数の正確なデータを取得することも困難になってしまう。そこで、過給圧力比の正確なデータを収集することが可能なデータ収集装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、吸気通路のうち過給機より上流の圧力と、前記過給機より下流の圧力との比である過給圧力比を取得する取得部と、前記取得部により取得される過給圧力比からデータを収集する収集部と、を具備し、前記収集部は、スロットルバルブの開度の縮小に伴い上昇した前記過給圧力比を、前記データとして収集せず、前記取得される過給圧力比のうち最大値を前記データとして収集するデータ収集装置によって達成することができる。
【0006】
前記取得部は時間ごとの前記過給圧力比を取得し、前記収集部は、前記時間のうち所定のタイミングで、前記タイミングが実現するまでの前記過給圧力比のうち最大値を前記データとして収集し、前記収集部は、前記タイミングが実現するまでの前記過給圧力比のうち、前記スロットルバルブの開度の縮小に伴い上昇した前記過給圧力比を前記データとして収集しなくてもよい。
【0007】
前記収集部は、前記スロットルバルブの開度が縮小する以前における前記過給圧力比の最大値と、前記スロットルバルブの開度が縮小する時点の過給圧力比とのうち大きい方を前記データとして収集しなくてもよい。
【発明の効果】
【0008】
過給圧力比の正確なデータを収集することが可能なデータ収集装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態に係るエンジンシステムを例示する模式図である。
図2(a)および図2(b)はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。
図3(a)および図3(b)はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。
図4はタイムチャートを例示する図である。
図5はタイムチャートを例示する図である。
図6はタイムチャートを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本実施形態のデータ収集装置について説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。
(【0011】以降は省略されています)

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