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公開番号2024055541
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162560
出願日2022-10-07
発明の名称移載システムおよび移載設備
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65G 1/00 20060101AFI20240411BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】移載システムの安全性を向上すると共に、移載システムの省スペース化を図る。
【解決手段】移載システム(1)は、X方向へ物品を搬送する搬送部(11)と、搬送部(11)の前端側に設置され、物品(2)を保持して移載する移載部(12)と、移載部(12)の上方に設置され、物品(2)の撮影を行うカメラ部(13)と、カメラ部(13)を支持する2つの支持部(14)・(14)であって、Y方向にそれぞれ設置され、かつ、移載部(12)とそのY方向の外部とを仕切る2つの支持部(14)・(14)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向へ物品を搬送する搬送部と、
前記搬送部の一端側に設置され、前記物品を保持して移載する移載部と、
前記移載部の上方に設置され、前記物品の撮影を行うカメラ部と、
前記カメラ部を支持する2つの支持部であって、平面視で前記移載部に対し前記第1方向と直交する第2方向にそれぞれ設置され、かつ、前記移載部とその前記第2方向の外部とを仕切る2つの支持部と、
を備える、移載システム。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
平面視で前記移載部に対して前記搬送部とは反対側の外部と前記移載部とを仕切る終端側仕切部であって、前記2つの支持部と接続される終端側仕切部をさらに備える、請求項1に記載の移載システム。
【請求項3】
前記移載部と前記終端側仕切部との間には、作業者が前記物品を保持して移載するための作業エリアが設定される、請求項2に記載の移載システム。
【請求項4】
平面視で前記一端に対し前記第1方向と直交する第2方向に隣接してそれぞれ設置され、かつ、前記一端とその前記第2方向の外部とを仕切る2つの搬送側仕切部であって、前記2つの支持部とそれぞれ接続される2つの搬送側仕切部をさらに備える、請求項1に記載の移載システム。
【請求項5】
前記搬送部は、
前記物品を収容する複数の容器を順次移動させる移動機構と、
該移動機構を収容する筐体であって、前記2つの支持部と隣接する筐体と、を備えており、
前記2つの支持部は、前記筐体と対向する領域において、前記移載部とその前記第2方向の外部との仕切が省略されている、請求項1に記載の移載システム。
【請求項6】
前記移載部は、
前記物品を保持するピッキングヘッドと、
前記カメラ部からの撮影画像に基づいて、前記ピッキングヘッドを昇降させると共に、平面視において前記ピッキングヘッドを前記第1方向および第2方向へ移動させる駆動部と、
を備える、請求項1から5の何れか1項に記載の移載システム。
【請求項7】
請求項1から5の何れか1項に記載の移載システムを複数備える移載設備であって、
前記移載システムは、各々の前記搬送部が互いに略平行になるように、平面視で前記第1方向と直交する第2方向へ複数並んで設置される移載設備。
【請求項8】
所定の間隔で突設された複数の支柱部材をさらに備え、
互いに隣り合う前記支柱部材が並ぶ方向を前記第2方向として、前記移載システムが前記第2方向へ複数並んで設置される、請求項7に記載の移載設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物流における物品の移載システムおよび移載設備に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物流倉庫等においては、多種多量の物品を効率よく出荷先別に出荷容器へ選別仕分けするために、ロボットアーム等のピッキング装置(移載装置)を備える移載システムが用いられている。この種の移載システムに関し、特許文献1には、上記ピッキング装置により物品を移載する自動移載と、作業者により物品を移載する手作業移載と、を実行できる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-070143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記自動移載作業を行う上記ピッキング装置の周囲には、安全性の観点から、人が上記ピッキング装置と接触することを防止するためのガードを設けることが望ましい。しかしながら、この場合、上記移載システムに必要な領域が拡大することになり、その結果、物流センター等における所定の領域に設置可能な移載システムの数が減少する可能性がある。
【0005】
本発明の一態様は、移載システムの安全性を向上すると共に、移載システムの省スペース化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る移載システムは、第1方向へ物品を搬送する搬送部と、前記搬送部の一端側に設置され、前記物品を保持して移載する移載部と、前記移載部の上方に設置され、前記物品の撮影を行うカメラ部と、前記カメラ部を支持する2つの支持部であって、平面視で前記移載部に対し前記第1方向と直交する第2方向にそれぞれ設置され、かつ、前記移載部とその前記第2方向の外部とを仕切る2つの支持部と、を備える。
【0007】
また、本発明の他の態様に係る移載設備は、上記構成の移載システムを複数備える移載設備であって、前記移載システムは、各々の前記搬送部が互いに略平行になるように、平面視で前記第1方向と直交する第2方向へ複数並んで設置される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、移載システムの安全性を向上すると共に、移載システムの省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る移載システムの概要を示す斜視図である。
上記移載システムの概要を示す平面図である。
上記移載システムに設けられたガードの概要を示す六面図のうち、正面図、2つの側面図、および平面図である。
上記移載システムにおけるカメラ部および支持部の一変形例の概要を示す六面図のうち、正面図、側面図、および平面図である。
本発明の他の実施形態に係る移載設備の概要を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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