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公開番号2024031711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022135445
出願日2022-08-26
発明の名称包装箱
出願人株式会社トーモク
代理人個人
主分類B65D 5/42 20060101AFI20240229BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】包装箱内部への異物の混入を低減することができるとともに、組立を確実に行うことができる包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱1は、直方体状のラップアラウンドケースタイプである。左内フラップ71は、その先端部の幅方向中央部において一対の外フラップ8の先端縁に挟まれるように設けられ、左内フラップ71の基端から離れる方向に突出して右内フラップ72に重なる揺動舌片71aと、その先端部の揺動舌片71aの両側に設けられ、左内フラップ71の先端縁が右内フラップ72の先端縁と互いに対向するように設けられた短縮部71bと、を有する。揺動舌片71aは、その基端に設けられ、右内フラップ72の先端よりも左内フラップ71の基端側の位置で左内フラップ71の基端縁に沿って延びる揺動折目線c3を有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞部とを有する包装箱であって、
前記胴部は、天板、底板及び一対の側板が胴部折目線を介して連設されることで構成され、
前記閉塞部は、一対の内フラップと一対の外フラップとを有し、
前記内フラップは、それぞれ前記側板に連設され、一方の内フラップの先端部が他方の内フラップに重なるものであり、
前記外フラップは、それぞれ前記天板及び前記底板に連設され、互いの先端縁が所定の間隔を存して対向し、前記内フラップの外表面にそれぞれ固定されるものであり、
前記一方の内フラップは、その先端部の幅方向中央部において一対の外フラップの先端縁に挟まれるように設けられ、前記一方の内フラップの基端から離れる方向に突出して他方の内フラップに重なる揺動舌片と、その先端部の前記揺動舌片の両側に設けられ、該一方の内フラップの先端縁が前記他方の内フラップの先端縁と互いに対向するように設けられた短縮部と、を有し、
前記揺動舌片は、その基端に設けられ、前記他方の内フラップの先端よりも前記一方の内フラップの基端側の位置で該一方の内フラップの基端縁に沿って延びる揺動折目線を有することを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
請求項1記載の包装箱において、
前記揺動舌片は、前記他方の内フラップの外表面に重ねられ、
前記外フラップの先端部には、該外フラップの基端から離れる方向に突出して前記揺動舌片の外表面の一部に重なる抑え部を有することを特徴とする包装箱。
【請求項3】
請求項2記載の包装箱において、
前記抑え部は、前記揺動舌片の突出方向中間部より揺動折目線側で前記揺動舌片の外表面に重なることを特徴とする包装箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラップアラウンドケースタイプの包装箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の商品を収容できる直方体状のラップアラウンドケースタイプの包装箱が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この包装箱は、水平方向に延びる四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞部とを有する。この胴部は、胴部折目線を介して連設された天板、底板及び一対の側板を、胴部折目線で順次折り曲げることで組み立てられるものであり、閉塞部は、一対の側板にそれぞれ連設された一対の内フラップと、天板及び底板にそれぞれ連設された一対の外フラップとを内フラップ折目線及び外フラップ折目線ですべて内側に折り曲げ、内フラップの外表面に外フラップを接着剤で固定させることで組み立てられるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この包装箱は、組立状態で一対の内フラップ同士の間、及び、一対の外フラップ同士の間に隙間があると、この隙間から異物が混入するおそれがあるという問題がある。
【0006】
この問題に対し、対向するフラップの先端縁同士を突き合わせることで、上記隙間をなくすことが考えられる。しかしながら、段ボール板紙を折り曲げる位置には、少なからず誤差が生じるため、大量に生産される包装箱において、対向するフラップの先端縁同士を隙間なく突き合わせるという精度の維持は容易ではない。
【0007】
他方、問題に対し、対向するフラップの先端部同士を重ね合わせることが考えられる。しかしながら、フラップ同士が重なると段差が生じるため、内フラップと外フラップとが接着剤で十分に圧着できず固定力が弱くなるという新たな問題がある。
【0008】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、包装箱内部への異物の混入を低減することができるとともに、組立を確実に行うことができる包装箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる目的を達成するために、本発明の包装箱は、 四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞部とを有する包装箱であって、
前記胴部は、天板、底板及び一対の側板が胴部折目線を介して連設されることで構成され、
前記閉塞部は、一対の内フラップと一対の外フラップとを有し、
前記内フラップは、それぞれ前記側板に連設され、一方の内フラップの先端部が他方の内フラップに重なるものであり、
前記外フラップは、それぞれ前記天板及び前記底板に連設され、互いの先端縁が所定の間隔を存して対向し、前記内フラップの外表面にそれぞれ固定されるものであり、
前記一方の内フラップは、その先端部の幅方向中央部において一対の外フラップの先端縁に挟まれるように設けられ、前記一方の内フラップの基端から離れる方向に突出して他方の内フラップに重なる揺動舌片と、その先端部の前記揺動舌片の両側に設けられ、該一方の内フラップの先端縁が前記他方の内フラップの先端縁と互いに対向するように設けられた短縮部と、を有し、
前記揺動舌片は、その基端に設けられ、前記他方の内フラップの先端よりも前記一方の内フラップの基端側の位置で該一方の内フラップの基端縁に沿って延びる揺動折目線を有することを特徴とする。
【0010】
本発明の包装箱において、一対の外フラップの先端縁は互いに所定の間隔を存して対向するところ、一方の内フラップの揺動舌片は、この外フラップの先端縁に挟まれるように設けられるとともに、他方の内フラップに重なっている。
(【0011】以降は省略されています)

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