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公開番号2024031679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022135378
出願日2022-08-26
発明の名称包装箱
出願人株式会社トーモク
代理人個人
主分類B65D 5/42 20060101AFI20240229BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】包装箱内部への異物の混入を低減することができるとともに、組立を確実に行うことができる包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱10、20、30は、直方体状のラップアラウンドケースタイプである。一対の外フラップ18、28、38は、互いの先端縁が所定の間隔を存して対向する。左内フラップ17L、27L、37Lの先端部は、少なくとも一対の外フラップ18、28、38の先端縁に挟まれる領域において、右内フラップ17R、27R、37Rの外表面に重ねられる。外フラップ18または右内フラップ27R、37Rは、互いを接近させるために自身を屈曲させる接近折目線b、i、i’を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞部とを有する包装箱であって、
前記胴部は、天板、底板及び一対の側壁板が胴部折目線を介して連設されることで構成され、
前記閉塞部は、前記一対の側壁板に内フラップ折目線を介して連設される一対の内フラップと、前記天板及び前記底板に外フラップ折目線を介して連設され前記内フラップの外表面に固定される一対の外フラップとを有し、
前記一対の外フラップは、互いの先端縁が所定の間隔を存して対向し、
一方の内フラップの先端部は、少なくとも一対の外フラップの先端縁に挟まれる領域において、他方の内フラップの外表面に重ねられ、
前記外フラップまたは前記他方の内フラップは、互いを接近させるために自身を屈曲させる接近折目線を有することを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞部とを有する包装箱であって、
前記胴部は、天板、底板及び一対の側壁板が胴部折目線を介して連設されることで構成され、
前記閉塞部は、前記一対の側壁板に内フラップ折目線を介して連設される一対の内フラップと、前記天板及び前記底板に外フラップ折目線を介して連設され前記内フラップの外表面に固定される一対の外フラップとを有し、
前記一対の外フラップは、互いの先端縁が所定の間隔を存して対向し、
一方の内フラップの先端部は、少なくとも一対の外フラップの先端縁に挟まれる領域において、他方の内フラップの外表面に重ねられ、
前記外フラップ折目線は、該外フラップの基端側の両隅部を繋いで、該外フラップの先端から離れる方向に凸状に形成されていることを特徴とする包装箱。
【請求項3】
請求項2記載の包装箱において、
前記外フラップ折目線は、2つの直線部が屈曲部によって接続されたV字形状に形成され、
前記外フラップは、前記屈曲部から該外フラップの先端縁中間部まで延びる外フラップ谷折線を有することを特徴とする包装箱。
【請求項4】
請求項3記載の包装箱において、
前記外フラップの前記外フラップ谷折線から前記一方の内フラップの基端まで距離は、前記一方の内フラップの基端から先端までの距離と同じかそれよりも大きいことを特徴とする包装箱。
【請求項5】
四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞部とを有する包装箱であって、
前記胴部は、天板、底板及び一対の側壁板が胴部折目線を介して連設されることで構成され、
前記閉塞部は、前記一対の側壁板に内フラップ折目線を介して連設される一対の内フラップと、前記天板及び前記底板に外フラップ折目線を介して連設され前記内フラップの外表面に固定される一対の外フラップとを有し、
前記一対の外フラップは、互いの先端縁が所定の間隔を存して対向し、
一方の内フラップの先端部は、少なくとも一対の外フラップの先端縁に挟まれる領域において、他方の内フラップの外表面に重ねられ、
前記他方の内フラップは、前記内フラップ折目線よりも先端側に、該他方の内フラップの両側縁を繋ぐ内フラップ山折線を有することを特徴とする包装箱。
【請求項6】
請求項5記載の包装箱において、
前記他方の内フラップの基端に沿って設けられた前記内フラップ折目線は、該他方の内フラップの基端側の両隅部を繋いで該他方の内フラップの先端から離間する方向に膨らむ弧状に形成され、
前記内フラップ山折線は、該他方の内フラップの基端側の両隅部を繋いで該他方の内フラップの先端に接近する方向に膨らむ弧状に形成されていることを特徴とする包装箱。
【請求項7】
請求項5記載の包装箱において、
前記他方の内フラップの基端に沿って設けられた前記内フラップ折目線は、前記一方の内フラップの基端に沿って設けられた前記内フラップ折目線と対となるように直線状に形成され、
前記内フラップ山折線は、該他方の内フラップの両側縁の中間部を繋いで直線状に形成されていることを特徴とする包装箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラップアラウンドケースタイプの包装箱に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の商品を収容できる直方体状のラップアラウンドケースタイプの包装箱が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この包装箱は、水平方向に延びる四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞部とを有する。この胴部は、胴部折目線を介して連設された天板、底板及び一対の側板を、胴部折目線で順次折り曲げることで組み立てられるものであり、閉塞部は、一対の側板にそれぞれ連設された一対の内フラップと、天板及び底板にそれぞれ連設された一対の外フラップとを内フラップ折目線及び外フラップ折目線ですべて内側に折り曲げ、内フラップの外表面に外フラップを接着剤で固定させることで組み立てられるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この包装箱は、組立状態で一対の内フラップ同士の間、及び、一対の外フラップ同士の間に隙間があると、この隙間から異物が混入するおそれがあるという問題がある。
【0006】
この問題に対し、対向するフラップの先端縁同士を突き合わせることで、上記隙間をなくすことが考えられる。しかしながら、段ボール板紙を折り曲げる位置には、少なからず誤差が生じるため、大量に生産される包装箱において、対向するフラップの先端縁同士を隙間なく突き合わせるという精度の維持は容易ではない。
【0007】
他方、問題に対し、対向するフラップの先端部同士を重ね合わせることが考えられる。しかしながら、フラップ同士が重なると段差が生じるため、内フラップと外フラップとが接着剤で十分に圧着できず固定力が弱くなるという新たな問題がある。
【0008】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、包装箱内部への異物の混入を低減することができるとともに、組立を確実に行うことができる包装箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる目的を達成するために、本発明の第1の包装箱は、四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞部とを有する包装箱であって、前記胴部は、天板、底板及び一対の側壁板が胴部折目線を介して連設されることで構成され、前記閉塞部は、前記一対の側壁板に内フラップ折目線を介して連設される一対の内フラップと、前記天板及び前記底板に外フラップ折目線を介して連設され前記内フラップの外表面に固定される一対の外フラップとを有し、前記一対の外フラップは、互いの先端縁が所定の間隔を存して対向し、一方の内フラップの先端部は、少なくとも一対の外フラップの先端縁に挟まれる領域において、他方の内フラップの外表面に重ねられ、前記外フラップまたは前記他方の内フラップは、互いを接近させるために自身を屈曲させる接近折目線を有することを特徴とする。
【0010】
本発明の第1の包装箱において、一対の外フラップの先端縁は互いに所定の間隔を存して対向するところ、一方の内フラップの先端部は、少なくとも一対の外フラップの先端縁に挟まれる領域において、他方の内フラップの外表面に重ねられている。
(【0011】以降は省略されています)

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