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公開番号2024041575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146457
出願日2022-09-14
発明の名称ラベルプリンタ
出願人株式会社イシダ
代理人
主分類B65C 11/02 20060101AFI20240319BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ラベルを略鉛直方向に送り出してケースへの付着を改善することができ、また、先行ラベルと後続ラベルとの接合を安定させることができるラベルプリンタを提供することを目的とする。
【解決手段】略鉛直方向に発行されるラベルの糊面に接するガイドローラと、前記ガイドローラに付着した前記ラベルの上端部を前記ガイドローラ側に倒すプレート部材と、を備え、前記ガイドローラと前記プレート部材とで一時的に保持された前記ラベルの後端部に後続ラベルの先端部を接合して、接合された帯状のラベルを上向きに送り出すラベルプリンタである。そして、前記プレート部材の上端部を前記ガイドローラの前記ラベルと接する位置よりも前記ガイドローラ側に寄せたことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
送り出されるラベルの糊面に接するローラと、
前記ラベルの上端部を前記ローラ側に寄せるプレート部材と、を備え、
前記ローラと前記プレート部材との間に保持される前記ラベルの後端部に後続ラベルの先端部を接合し、接合された帯状ラベルを送り出すようにしたラベルプリンタであって、 前記プレート部材の前記ラベルと接する先端部を、前記ローラが前記ラベルと接する位置よりも離れた位置で前記ローラ側に寄せたことを特徴とする、
ラベルプリンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、先行するラベルの後端部に後続のラベルの先端部を部分的に重ね合わせながら、複数枚のラベルが帯状に連なった状態で発行するラベルプリンタに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
台紙に貼付されていない、所謂台紙レスラベルを複数枚、帯状に連なった状態で発行するようにしたラベルプリンタとしては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
図1は、特許文献1に記載されたラベルプリンタにおいて、先行するラベルL1に後続する帯状ラベルLを接合する方法の概要を示したものである。この図において、図示しないラベルロールから繰り出された帯状ラベルLは、印字ローラ37と、印字ヘッド35との間を通って、上向き斜め前方に送り出される。その際、帯状ラベルLの糊面は、印字ローラ37側に向いているため、上向き斜め前方に送り出された帯状ラベルLの先端部は、ガイド板52や押さえ部材51に当たって後方へ反りながら、押さえ部材51とフリーローラ53との間を通って上向き斜め後方へ送り出される。
【0003】
送り出された帯状ラベルLの切断位置がカッターユニット40のカット位置に到達すると、帯状ラベルLが停止し、カッターユニット40の可動刃43が固定刃41まで往復移動して帯状ラベルLからラベルL1を1枚分切断する。このとき、切断された先行ラベルL1は、押さえ部材51とフリーローラ53との間に挟まれた状態で保持されている。
【0004】
保持された先行ラベルL1は、後方に斜めに傾斜しているため、続いて送り出される帯状ラベルLの先端部Tが、ラベルL1の後端部の糊面に斜めに当たって接合される。接合されると、帯状ラベルLの送り出しに伴って、静止していたラベルL1が、押さえ部材51とフリーローラ53との間を抜けて上方へと送り出される。
【0005】
続いて、送り出されている帯状ラベルLの切断位置が、カット位置に到達すると、帯状ラベルLが停止し、カッターユニット40が作動して、帯状ラベルLから2枚目のラベルが切り離される。このとき、2枚目のラベルは、先端部に1枚目のラベルを接合した状態であるため、1枚目の先頭ラベルは、押さえ部材51とフリーローラ53との間を抜けて上方にあり、それに続いて、2枚目のラベルが、押さえ部材51とフリーローラ53との間で保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3200567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このような動作の繰り返しにより、帯状ラベルLから切り離されたラベルL1が、先行ラベルの後端部に次々と接合されて送り出されていくが、最後尾のラベルだけが、押さえ部材51とフリーローラ53との間に保持されているため、上方に送り出された複数枚のラベルは、自重によりアーチを描いて垂れ、遂には糊面が下向きである先頭ラベルが、装置ケース等に付着することがあった。
【0008】
この問題を解決するため、押さえ部材51の取り付け位置を後方に移動させて、押さえ部材51を鉛直方向に立てると、最後尾のラベルは、鉛直方向に保持されるため、それと連なった上方の複数枚のラベルがアーチを描いて垂れる現象は、かなり改善された。しかし、最後尾のラベルは、可動刃43の往復移動に伴って前後方向に移動し易くなるため、最後尾のラベルの後端部の静止位置が定まらず、ときには、下方で待機する帯状ラベルLの先端部よりも後方に移動して、続いて送り出される帯状ラベルLとの接合に失敗することがある。
【0009】
本発明は、こうした問題を解決せんとするもので、ラベルを略鉛直方向に送り出してケース等への付着を改善することができ、しかも、先行ラベルと後続ラベルとの接合も安定させることができるラベルプリンタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明に係るラベルプリンタは、
送り出されるラベルの糊面に接するローラと、
前記ラベルの上端部を前記ローラ側に寄せるプレート部材と、を備え、
前記ローラと前記プレート部材との間に保持される前記ラベルの後端部に後続ラベルの先端部を接合し、接合された帯状ラベルを送り出すようにしたラベルプリンタであって、 前記プレート部材の前記ラベルと接する先端部を、前記ローラが前記ラベルと接する位置よりも離れた位置で前記ローラ側に寄せたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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