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公開番号2024036740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141166
出願日2022-09-06
発明の名称包装箱
出願人株式会社トーモク
代理人個人
主分類B65D 5/42 20060101AFI20240311BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】包装箱と商品との隙間に手指を挿入しやすい包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱1は、3枚以上の側板4,4,5,5,からなる角筒状の胴部2と、前記胴部2の下側の開放端を閉鎖する底部3と、少なくとも1枚の所定の側板4の上縁に折目線bを介して連設されるフラップ41と、前記フラップ41の先端の幅方向中間部と前記所定の側板4の下端の両隅部とをそれぞれ繋ぐ一対の傾斜折目線7とを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
3枚以上の側板からなる角筒状の胴部と、
前記胴部の下側の開放端を閉鎖する底部と、
少なくとも1枚の所定の側板の上縁に折目線を介して連設されるフラップと、
前記フラップの先端の幅方向中間部と前記所定の側板の下端の両隅部とをそれぞれ繋ぐ一対の傾斜折目線とを備える包装箱。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
請求項1記載の包装箱において、
前記フラップには、前記一対の傾斜折目線に挟まれる領域の外側に形成され、該外フラップの側縁部から先端部まで延びるフラップ谷折線を有し、
前記フラップ谷折線は、前記フラップを該フラップ谷折線に沿って折り返したときに、該フラップを前記包装箱の内部空間に挿入させる位置に形成されていることを特徴とする包装箱。
【請求項3】
請求項2記載の包装箱において、
前記フラップ谷折線は、前記フラップの側縁の基端と前記フラップの先端とを繋ぐことを特徴とする包装箱。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の包装箱において、
前記フラップ谷折線は、隣接する前記傾斜折目線に接近する方向に凸状または隣接する前記傾斜折目線から離れる方向に凸状であることを特徴とする包装箱。
【請求項5】
請求項2または請求項3に記載の包装箱において、
前記フラップ谷折線は、
隣接する前記傾斜折目線に接近する方向に凸状に屈曲したV字形状であって、
前記フラップの側縁から隣接する前記傾斜折目線に向かって直線状に延びる第1フラップ谷折線と、前記フラップの先端から前記傾斜折目線に沿って直線状に延びる第2フラップ谷折線と、を有することを特徴とする包装箱。
【請求項6】
請求項5記載の包装箱において、
前記フラップ谷折線は、前記第1フラップ谷折線と前記第2フラップ谷折線とを繋ぐように設けられ、前記第1フラップ谷折線の先端から該第1フラップ谷折線の延長線上に沿って前記傾斜折目線まで延びる部分と前記傾斜折目線に沿って第2フラップ谷折線の先端まで延びる部分とを有してV字形状に形成された切目部を有することを特徴とする包装箱。
【請求項7】
請求項2記載の包装箱において、
前記フラップ谷折線は、該外フラップの基端縁に対して45°未満の角度で延びるように形成され、
前記フラップは、該フラップの先端側の隅部を切り落としたように形成される面取部を有することを特徴とする包装箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、商品を収容・運搬できるいわゆるA式の包装箱が知られている。
【0003】
この包装箱は、上下方向に延びる四角筒状の胴部と、胴部の上下の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞部とからなり、胴部は、一対の長側面及び一対の短側面が交互に接続されることで構成され、閉塞部は、各短側面の上下端縁のそれぞれに内フラップ折目線を介して連設される1対の内フラップと、各長側面の上下端縁のそれぞれに外フラップ折目線を介して連設される外フラップとを有する。また、この包装箱は、内フラップを内フラップ折目線に沿って包装箱の内方に折り曲げてから、外フラップを外フラップに沿って内フラップの外表面に重なるように折り曲げたのち、一方の短側面上部から他方の短側面上部まで、外フラップの先端縁に沿って粘着テープを貼付することで封緘されるものである。
【0004】
この包装箱では、商品を梱包した箱体の汚れを防止するため、箱体をその内部に収容して二重梱包に用いることがある。この場合、緩衝材などを別途用いることなく、箱体が包装箱の内部で揺れ動かないように、包装箱の内寸を箱体の外寸とほぼ同じに設計することが多い。
【0005】
しかしながら、この場合、胴部と箱体との間に隙間がほとんどないため、包装箱の上側の閉塞部を開封して胴部から箱体を取り出す際に隙間に手指を挿入しにくいという問題がある。
【0006】
このような観点から、短側面に、その上縁の左右方向中央部と、下端縁の左右方向両端部とを接続する逆V字状の溝が形成されるとともに、内フラップに、溝の頂点から先端縁に亘って延びる折り曲げ容易線が形成されている改良包装箱が知られている(特許文献1参照)。
【0007】
この改良包装箱では、短側面を箱体から離れる方向に押し込むと、まず、短側面が溝に沿って折れ曲げられるとともに、短側面がその下端縁を回転軸として包装箱の外方に向かって傾斜され、その上端縁が平面視V字状に折れ曲げられる。同時に、短側面の上端縁が平面視V字状に折り曲げられることで、内フラップが折り曲げ容易線に沿って平面視V字状に折れ曲げられる。これにより、この改良方向箱によれば、短側面と箱体との隙間を大きくすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実用新案登録第3224539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、この改良包装箱では、短側面は、包装箱の外方に向かって傾斜されるため、上方に向かうにつれて隙間を大きくすることができるが、内フラップは、上下方向に平行なまま平面視V字状に折り曲げられるため、折り曲げても隙間は拡大されず、手指の挿入しやすさが十分でないという問題がある。
【0010】
なお、この問題は、包装箱の内部に相似形状の箱体が収容されたときに限られるものではなく、単に包装箱に収容された商品が大きい場合にも同様に生じるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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