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公開番号2024057509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164307
出願日2022-10-12
発明の名称包装箱
出願人株式会社トーモク,株式会社カネスエ
代理人個人
主分類B65D 5/44 20060101AFI20240417BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】上下に積み重ね可能なトレー状でありながらも使い勝手が良い包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱1は、筒状の胴部10、および胴部10の2つの開放端10aの一方を閉塞する閉塞部20を有し、胴部10は、互いに対向する一対の第1側板11、および一対の第1側板11に胴部折目線aを介して連接されることで一対の第1側板11を繋ぐ一対の第2側板12を有し、第1側板11は、2つの胴部折目線aを繋ぐように設けられる第1桟部形成折目線c1を有し、第2側板は、第1桟部形成折目線c1の端から閉塞部20とは反対側の開口側端縁12aにかけて胴部折目線aから漸次離隔するように設けられる2つの第2桟部形成折目線c2と、2つの第2桟部形成折目線c2の間において開口側端縁12a側から閉塞部20側に向けて延びるように設けられる角部追加折目線dを有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
筒状の胴部、および前記胴部の2つの開放端の一方を閉塞する閉塞部を有する包装箱であって、
前記胴部は、互いに対向する一対の第1側板、および前記一対の第1側板に胴部折目線を介して連接されることで前記一対の第1側板を繋ぐ一対の第2側板を有し、
前記第1側板は、2つの前記胴部折目線を繋ぐように設けられる第1桟部形成折目線を有し、
前記第2側板は、前記第1桟部形成折目線の端から前記閉塞部とは反対側の開口側端縁にかけて前記胴部折目線から漸次離隔するように設けられる2つの第2桟部形成折目線と、2つの前記第2桟部形成折目線の間において前記開口側端縁側から前記閉塞部側に向けて延びるように設けられる角部追加折目線を有することを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
請求項1に記載の包装箱において、
前記第2側板は、2つの前記角部追加折目線を有することを特徴とする包装箱。
【請求項3】
請求項2に記載の包装箱において、
2つの前記角部追加折目線は、前記閉塞部側に向けて互いに漸次離隔するように設けられることを特徴とする包装箱。
【請求項4】
請求項1に記載の包装箱において、
前記第2桟部形成折目線は、前記第1桟部形成折目線側に全切線を有することを特徴とする包装箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、各種物品を収容する包装箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各種物品を収容する包装箱として、段ボール等からなる一枚のブランクシートを折り曲げて製函される包装箱が普及している。この包装箱の中には、例えば4つの側板からなる筒状の胴部を有すると共に、この胴部の2つの開放端の一方を閉塞する閉塞部のみ、すなわち底板のみを有し、天板を有さないトレー状のものがある。
【0003】
このようなトレー状の包装箱は、上部が開口していることから、内容物を視認可能であり、且つ内容物を容易に取り出し可能であるため、各種物品の保管や輸送に使用されるだけでなく、店頭にそのまま配置されて陳列棚として使用することも可能となっている。
【0004】
但し、トレー状の包装箱は、天板を有さないことから、そのままでは上下に積み重ねることが難しくなっている。このため、上下に積み重ね可能な所謂スタッキングトレーとして、側板の開口側の一部を内方に折り曲げて桟部を形成したもの(例えば、特許文献1参照)や、側板の開口側をコの字状に内方に折り返して額部を形成したものが存在している(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-354229号公報
特開2002-114217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載の包装箱は、上部の開口が桟板(桟部)によって部分的に閉塞されることから、そのままでは内容物を取り出し難く、また、桟板を引き起こして開口を広げる場合にも、差込片を差込穴から引き抜く手間を要するだけでなく、引き起こし後も桟板に連接された外覆板および差込片が邪魔になるという問題があった。
【0007】
また、上記特許文献2に記載の包装箱は、桟部によって上部の開口が部分的に閉塞されることはないものの、額部の分だけ外寸に対して収容量が小さくなるという問題があった。
【0008】
本発明は、このような実情に鑑み、上下に積み重ね可能なトレー状でありながらも使い勝手が良い包装箱を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の包装箱は、筒状の胴部、および前記胴部の2つの開放端の一方を閉塞する閉塞部を有する包装箱であって、前記胴部は、互いに対向する一対の第1側板、および前記一対の第1側板に胴部折目線を介して連接されることで前記一対の第1側板を繋ぐ一対の第2側板を有し、前記第1側板は、2つの前記胴部折目線を繋ぐように設けられる第1桟部形成折目線を有し、前記第2側板は、前記第1桟部形成折目線の端から前記閉塞部とは反対側の開口側端縁にかけて前記胴部折目線から漸次離隔するように設けられる2つの第2桟部形成折目線と、2つの前記第2桟部形成折目線の間において前記開口側端縁側から前記閉塞部側に向けて延びるように設けられる角部追加折目線を有することを特徴とする。
【0010】
本発明の包装箱によれば、まず第1側板および第2側板をそれぞれ第1桟部形成折目線および第2桟部形成折目線において山折りに(外側が凸となるように)折り曲げると共に、胴部折目線における第1桟部形成折目線および第2桟部形成折目線よりも開口側(上側)の部分を谷折りに(内側が凸となるように)折り曲げることで、容易に桟部を形成することが可能であり、また、これを元に戻す操作も容易に行うことができる。すなわち、桟部を形成して上下に積み重ね可能な状態と、桟部を引き起こして内容物の取り出しを容易化した状態の間の遷移を容易に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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